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みやぎのオリジナルりんご品種 サワールージュ

印刷用ページを表示する 掲載日:2016年5月16日更新

宮城県オリジナルのりんご新品種 サワールージュ

  サワールージュアップ      樹上のサワールージュ      

 

<概  要>

もういっこの品種育成経過について「サワールージュ」は、宮城県農業・園芸総合研究所で育成され、平成23年3月15日に品種登録されました。(品種登録番号20602号)。

もういっこの品種育成経過について収穫期  9月下旬から10月上旬    

もういっこの品種育成経過について色 鮮明な赤

もういっこの品種育成経過について特徴 現在、主流になっている「ふじ」、「つがる」に比べて、非常に酸味が強い品種です。「紅玉」より約3週間収穫が早いです。

もういっこの品種育成経過について使い方 アップルパイやシブーストなどのスイーツ、料理のつけ合わせ、ソース、ジュースなど加工に適しています。

もういっこの品種育成経過について生産状況 平成22年から順次、苗木や穂木を宮城県内りんご栽培者に配布し、現在110名の方に栽培されております。

<背景・ねらい>

もういっこの品種育成経過について近年、地産地消の意識の高い実需者を中心に、酸味の強いリンゴを求める声が多く、消費者の中にも家庭で加工を念頭に酸味系リンゴを求める人が増えてきています。

 これらのことから、酸味系リンゴ「紅玉」よりも早期の収穫が可能で、さらに「紅玉」の栽培上の欠点を克服した品種の開発を行いました。

<育成経過>

もういっこの品種育成経過について昭和59年昭和59年に「ふじ」の自然交雑実生から得られた系統で,平成7~13年に選抜しました。

もういっこの品種育成経過について平成23年3月15日に品種登録されました(品種登録番号20602号)。

<特  徴>

  1. 発芽期は「ふじ」と同時期であり、開花期は「ふじ」よりも開花始め、盛期ともやや早い。樹姿は開張で、樹勢は中である。
  2. 成熟期は、育成地の宮城県名取市で満開後140日前後の9月下旬から10 月上旬で、「紅玉」より3週間程度早い。
  3. 果形は円~円錐形で、果実全面が濃紅色に着色し縞の発生はない。サビの発生が少なく果点は目立たない。
  4. 果実の大きさは200 ~ 280g の中玉品種で、台木の種類、摘果程度で変動の幅は大きい。肉質は粗で、糖度は12 ~ 14 度、酸度が0.7 %前後と「紅玉」並に酸味の強い品種である。
  5. 「紅玉」の欠点である生理落果は少なく、サビやジョナサンスポットなどの果面障害がない。7年生JM7 台で3~4 t/10a と豊産性であり、花芽の着生が多く栽培しやすい品種である。
  6. 常温での日持ちはおおむね8日から10 日、摂氏3度の普通冷蔵条件では45 日の日持ちである。
  7. S遺伝子型はS1S7 であり、「シナノスイート」、「きおう」、「千秋」とは交雑不和合である。
  8. 斑点落葉病に対しては、「ふじ」と同等の抵抗性を持つ。また、一般的な防除管理において、特に問題となる病害虫の発生は現在のところ認められない。