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次年度稲作に向けた「土づくり」について(宮城県米づくり推進本部臨時情報第6号)

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年10月29日更新

次年度稲作に向けた「土づくり」について

  ~高品質・良食味で“売れる米づくり”に向けて“土づくり”を徹底しましょう!~

 次年度稲作の準備はすでに始まっています。健全な生育で気象変動に強く,高品質・良食味米の持続的な生産を目指して,たい肥・稲わら・土づくり肥料の施用等による“土づくり”に取り組みましょう。

1 たい肥・稲わらの施用

(1) たい肥の施用

○ たい肥の施用効果は,地力・保肥力の向上,土壌物理性の改善,栄養成分(ケイ酸・鉄・リン酸等)供給で,連用による登熟良化等が期待できます。
○ 土づくりには大量の有機物の施用が必要で,牛ふんや稲わらを主体とした完熟堆肥が適しています。特に窒素1%未満の牛ふん堆肥1~1.5tを秋に施用すると,安定した土づくり的効果が期待できます。

(2) 稲わらの施用

○ 稲わらも貴重な有機質資源です。稲わらのすき込みによって,持ち出されたカリやケイ酸の1/2程度を土壌に還元することができます。
○ コンバイン収穫作業が終了したらなるべく早めにすき込み,春先までに少なくとも2回以上耕起して土壌とよく混和しましょう。

2 土づくり肥料の施用

(1) ケイ酸質肥料

○ 稲体健全化,耐倒伏性強化,草姿の良化,登熟の向上,病虫害の軽減等の効果があります。
○ ケイ酸質肥料(ケイカル等)の施用量は,60~160kg/10aとなります。

(2) リン酸質肥料

○ 低温時に活着や分げつを促進する効果があります。特に黒ボク土等のリン酸固定力が強い土壌,泥炭土・黒泥土等リン酸の不足しやすい土壌,基盤整備後の切土部や輪換田等で効果が高くなります。
○ 耕起前の散布が効率的ですが,秋にリン酸質肥料を施用する場合,ようりん,重焼リン等の“く溶性リン酸質肥料”を使用して,できる限りリン酸が土壌に固定されるのを防ぎます。
○ 土壌分析を行い,土壌の可給態リン酸が多い場合は,土づくり肥料や基肥の減肥を検討しましょう。

3 深耕(適正な耕深の確保)

○ 根域が浅いと深いものに比べ整粒歩合や収量が低くなる傾向にあります。一方,深すぎると(20cm以上)青未熟粒が増え整粒歩合が低下し,玄米タンパク質含有率が高まる傾向が見られます。
○  耕深は15cmが目安になります(毎年1cm程度ずつ作土深を深め,土づくりを加えながら良好で安定した作土を徐々に形成するのが望ましいです)。

※詳細は別添 [PDFファイル/201KB]を参照下さい。


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