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傷ついている野生の鳥や獣を見つけた皆様へ

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年10月24日更新

救護活動の対象となる野生鳥獣について

 救護活動の対象は,次のように考えています。

 「野生は野生のまま」 野生動物は自然環境の中で生まれ,野生のまま自然に死んでいくものです。

 自然の中で野生動物が死ぬということは,小鳥がキツネに襲われることも含め,他の動物,虫,植物の生きる糧となるということでもあります。また,人が助けたいとの思いで行った行為であっても,野生鳥獣にとっては脅威であり,捕まらないよう逃げることやストレスにより体力が低下し,ケガや病気を悪化させることも多々ありますし,幼い鳥獣がたたずんでいるのを助けたいという気持ちで家に持ち帰ったことで逆に野生復帰が難しくなる場合もあります。

 このような考え方から,救護の対象となる野生鳥獣は交通事故や窓ガラスへの衝突など,人との関わりの中で傷ついてしまった野生鳥獣のみとしています。また,次のような場合などは,原則として救護の対象にしていません。

1.アライグマなどの特定外来生物
 アライグマなどの外来生物は,地域の生物多様性を脅かすことなどから,「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律」により特定外来生物に指定されており,飼うことや自然に放すことなどが禁じられていますので,救護の対象としていません。

2.有害鳥獣捕獲等が認められている鳥獣
 被害を防ぐために捕獲を認めていますので,捕獲を認めている鳥獣については,その捕獲期間で,かつ,捕獲区域内では,救護の対象としていません。

3.ケガを負っているが自然治癒で回復が見込まれる鳥獣,又はケガを負ってから時間が経ち,そのまま自活している鳥獣
 ケガの程度が軽いものやケガを負ってから時間が経ち,すでに自力で餌を見つけて生活している状態の鳥獣を無理に捕まえることは,過度にストレスを与えて弱らせてしまう原因となるため対象としていません。

4.鳥のヒナ
 人間から見て「落ちていた」ヒナは,飛ぶ訓練をしている最中で,親鳥が近くで見守っている場合がほとんどです。このような時に人間が手を差し出してしまうと,結果として親鳥からすると小鳥が「誘拐」されたことになるため基本的には対象としていません。

落ちている鳥のヒナを発見した場合の対応について詳しくはコチラ

傷ついた鳥獣を発見した時に協力いただきたいこと

 出血や骨折があるかどうかなど,傷ついた鳥獣の状態を確認してください。また,うずくまったまましばらく動かないなどの場合は救護が必要ですので,北部地方振興事務所栗原地域事務所にご相談ください。

 なお,ご連絡いただいても,傷ついた鳥獣の状態によっては,保護せずにしばらく様子を見る場合もあります。また,時間外や休日などの閉庁時については,対応が遅くなる場合や翌日対応となることがありますので,御理解願います。

 

【応急処置をする場合の注意点】

 人が捕まえようとすると,野生鳥獣は怖くて逃げようとして暴れます。捕まえる際には,思わぬケガをしないためにも,十分な注意が必要です。また,野生の鳥獣は何らかの病原体や寄生虫を持っていることがあります。素手で触ることは避け,軍手などを使用するとともに,近づいたり,触ったりした後は,手洗いうがいを必ずしてください。

 

【傷ついた鳥獣の応急処置について】

 捕まえることができたら段ボール箱等に入れ,「暖かく,暗い」状況を作って下さい。鳥獣たちに安心感を与えます。 暖かくするには,お湯を入れたペットボトルをタオルで巻いて,傷ついた鳥獣を入れた箱に入れる方法があります。このとき,熱すぎる場合にやけどや熱中症などを引き起こす場合がありますので,遠くに離れられるくらいのスペースは確保してください。

 

死亡した野鳥を見つけたら

 野生の鳥は,体内や羽毛などに細菌や寄生虫などの病原体がある恐れがあるため,死亡した野鳥は素手で触らないで下さい。

 死亡した野鳥は一般廃棄物(生ごみ)の扱いとなりますが,外傷や衝突による死亡と判断される場合を除いて,種類や羽数等から鳥インフルエンザウイルスの検査対象となる可能性があります。死亡原因や種名が分からないもの,同じ場所で大量死している野鳥を栗原地域で発見した場合は,北部地方振興事務所栗原地域事務所林業振興部または栗原市農林畜産課もしくは各総合支所へご連絡ください。

死亡した野鳥を発見した場合の対応について詳しくはコチラ