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教科指導におけるICT活用「MIYAGI Style(みやぎスタイル)」

印刷用ページを表示する 掲載日:2017年4月20日更新

教科指導におけるICT活用「MIYAGI Style(みやぎスタイル)」

「MIYAGI Style」とは?

MIYAGI Style

 「MIYAGI Style」は,教育の情報化の3つの分野「情報教育」「教科指導におけるICT活用」「校務の情報化」のうち,「教科指導におけるICT活用」における提案です
 
MIYAGI Styleには,宮城県からの提案という意味だけではなく,Miyagi ICT Youth Approach Growing with Innovation Styleの略であり,「児童生徒のためのICTによる授業改善」という意味が込められています。

 教科の学習目標を達成するため,学習課題への興味や関心を高めたり,学習内容をわかりやすく説明するために,「教科指導におけるICT活用」の充実を図る必要があります。文部科学省「学校における教育の情報化の実態等に関する調査」から本県には「ICT機器整備」「インフラ整備」「教員のICT活用能力の向上」の3つの課題があると考えられることから,これらの課題を解決しながら,教育の情報化を進める必要性があります。

 教員が活用する「一斉学習」より,生徒も活用する「個別学習」・「協働学習」の方が,本県が課題とする「教員のICT活用能力」「ICT機器整備」「インフラ整備」においてより多くの知識,経験,ノウハウ,財源等を必要とすることから,急激な展開には課題が多いと思われます。このことから,まずは取り入れやすい「一斉学習」から取り組むことで,「教科指導におけるICT活用」を着実に段階的・発展的に進めるのが,MIYAGI Styleの考え方です。

学習場面に応じたICT活用事例

 学習場面に応じたICT活用事例

※文部科学省「ICTを活用した指導方法~学びのイノベーション事業実証研究報告書より~」 ICTを活用した指導方法~学びのイノベーション事業実証研究報告書より~

一斉学習における「MIYAGI Style Ver.1」の展開イメージ

一斉学習

「MIYAGI Style Ver.1」のポイント

MIYAGI Styleのポイント一覧

現在の授業に取り入れやすく,実践しやすい「一斉学習」を中心とした授業スタイルから始められ,教員のICT活用指導力の向上も期待できる。

必要最低限の効果的な機材の導入から行う 機器整備

必要に応じて段階的に行うインフラ整備

効果のある場面でのみ活用
(黒板の置き換えではなく,共存する)

 

  • タブレットPC

タブレット

  • プロジェクタ&スクリーン(大型テレビ)
  • ワイヤレス画面転送装置

映像装置

初期段階で,無線LANは必須ではない。

ただし,タブレットとワイヤレス画面転送装置の接続を安定させるため,簡易的に無線LANルータを設置することを推奨(校内LANやインターネットへの配線不要で,安価なもので対応可能) 。

教材や作業を大きく表示
(分かりやすい提示や演示,活動や思考する時間の確保,教材作成時間の短縮)

将来的には,教材を共有できる学習支援システムの導入も視野に入れる。

考え方の共有
(言語活動や主体的,協働的に学ぶ学習の充実)

「MIYAGI Style Ver.1」による授業スタイルの例と効果

MIYAGI Styleの画像1

全ての板書をデジタルで置き換えるのではなく,ICTの活用が効果的なところで,従来の指導法と併用しながら,活用できる。
(教材の準備時間や教員が板書にかけていた時間は削減される。)

MIYAGI Styleの画像2

長文などを板書する時間が削減されることで,教員の説明や児童・生徒の活動,思考などの時間がより多く確保できる。
また,表示しながら説明することで,理解を深めることができる。

 MIYAGI Styleの画像3

授業に関連する映像を提示することができる。
細かくて見えない物を拡大して表示することで,理解を深めることができる。

 MIYAGI Styleの画像4

児童・生徒の書いたノートやプリントを撮影し,投影することで,児童・生徒の意見や考えを短時間で簡単に共有することができる。
また,投影した黒板等に書き込みながら説明ができる。

 MIYAGI Styleの画像5

タブレットは持ち歩けるので,机間指導をしながらその場で良い考えを撮影したり,ヒントを個別に提示したりすることができる。
ICTの活用で,机間指導や問題演習などの時間がより多く確保できる。

 MIYAGI Styleの画像6

ICTの活用により,授業に余裕が生まれる。
その結果,実験・実習や言語活動,主体的,協働的に学ぶ学習の時間も確保できる。

※写真はいずれも平成27~28年度ICT利活用授業力向上プロジェクト事業 蔵王高校  実践事例より

MIYAGI Style プロモーションビデオ 「MIYAGI Style ノ ススメ」

MIYAGI Style プロモーションビデオ 「MIYAGI Style ノ ススメ」を活用した校内研修ツール

  • 「教科指導におけるICT活用」を推進するための校内研修ツールです。
  • 学校の状況に応じた5つのパターンを用意しました。
  • マニュアルとワークシートは,PDFファイルの他,Microsoft Word形式によるファイルも公開しておりますので,学校の状況等に応じて変更を加えて,活用して下さい。
校内研修ツール
パターン内容回数マニュアル・ワークシート
1機材等は揃っていないが,これから「教科指導におけるICT活用」を推進したい学校向けの研修(全1回)1

PDF [PDFファイル/182KB]
Word [Wordファイル/138KB]

2タブレットPCが整備されており,タブレットの操作方法の習得や授業での活用を始めたい学校向けの研修(全3回)1PDF [PDFファイル/162KB]
Word [Wordファイル/123KB]
2PDF [PDFファイル/164KB]
Word [Wordファイル/129KB]
3PDF [PDFファイル/164KB]
Word [Wordファイル/123KB]
3タブレットPCが整備されており,授業での活用の情報交換をとおして,活用を推進したい学校向けの研修(全2回)1PDF [PDFファイル/234KB]
Word [Wordファイル/126KB]
2PDF [PDFファイル/238KB]
Word [Wordファイル/127KB]
4学校にある様々なICT機器を理解しながら,授業での活用を推進したい学校向けの研修(全2回+オプション1回)1PDF [PDFファイル/236KB]
Word [Wordファイル/127KB]
2PDF [PDFファイル/206KB]
Word [Wordファイル/126KB]

3
(オプション)

PDF [PDFファイル/171KB]
Word [Wordファイル/123KB]
5より具体的な授業改善を深めたい学校向けの研修(全2回)1PDF [PDFファイル/203KB]
Word [Wordファイル/137KB]
2

PDF [PDFファイル/189KB]
Word [Wordファイル/130KB]

   ※マニュアル・ワークシート(PDF,Word)の一括ダウンロード(ZIPファイル) [その他のファイル/2.73MB]

「MIYAGI Style」を簡単に実現するアプリ「miyagiTouch」

みやぎタッチアイコン画像

  • 「miyagiTouch」(みやぎタッチ)は,宮城教育大学安藤研究室が岩沼小学校と共同で開発した宮城県の学校現場生まれの「電子黒板アプリ」です。
  • Android版及びiOS版,Windows版がそれぞれのアプリケーションダウンロードサイトより無料ダウンロード可能です。
  • 教材や生徒のノートを撮影し映す,書き込む,保存するなど,授業で必要とする機能を分かりやすく搭載してます。
  • 「miyagiTouch」の使い方の操作ビデオ「miyagiTouchではじめるMIYAGI Style」をYouTubeで公開していますので,ご活用下さい。
  • 「miyagiTouch」の画面イメージ

miyagiTouchを利用したMIYAGI Styleの授業例

 

今後の「MIYAGI Style」の進め方

 一斉学習における「MIYAGI Style」を本県の「教科指導におけるICT活用」のベースラインとして普及・定着を進める。
 国の施策である「1人1台の情報端末の整備」については,教員のICT活用指導力の向上を図りながら,将来的なゴール地点として,引き続き視野に入れ,今後とも研究を進める。
 「MIYAGI Style」は,学習形態に合わせた指導方法や必要なICT機器の整備のあり方などを含め,継続的に検討・提案をしていく。
 併せて,市町村教育委員会に対しても,県教育委員会の取組や「MIYAGI Style」導入の提案を行っていくことで,県内にICTを活用した授業の定着を推進していく。

資料

 MIYAGI Styleについての詳細は,教科指導におけるICT活用「MIYAGI Style」について [PDFファイル/2.19MB]をご覧下さい。

関連サイト


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