掲載日:2019年5月23日

ここから本文です。

禁煙を成功させるために

自力で禁煙することも可能ですが,専門家の支援を受けたり,禁煙補助薬を使用することなどで禁煙の成功率が高まります。
海外の報告によれば,禁煙補助薬を使用することで,禁煙率が約2倍~3倍高まると言われています。

禁煙を成功させるコツ

  1. 家族や周囲の人に禁煙を宣言する!仲間と一緒に励まし合いながら禁煙するのも効果的です。
  2. 禁煙開始日を設定する。例)自分の誕生日,結婚記念日,年始め など
  3. 禁煙の動機を明確にし,繰り返し確認する。例)生まれてくる子どものために,家族と一緒に居る時間を作りたい など
  4. 喫煙具(たばこ,ライター,灰皿)を処分する。
  5. たばこが吸いたくなったら,他の行動(深呼吸,冷たい水を飲む,ガムを噛むなど)をする。)禁煙を始める前に,どういった時にたばこが吸いたくなるかを記録し,喫煙行動パターンを把握すると,禁煙に役立ちます。
  6. 喫煙と結びつく生活行動パターンを変える。例)朝起きたらまず歯磨きをする,コーヒーやアルコールを控える,夜更かしをしない など
  7. たばこの煙の多い場所を避ける。お酒の席は要注意です。
  8. たばこを勧められた時の断り方を身につけておく。
  9. 禁煙を続けられたら自分を褒める(ご褒美を用意する)。周りの人に禁煙を勧める。周囲の人も,禁煙できた人を褒めてあげて下さい!

周りのサポートの活用

1 禁煙治療のできる病院,診療所に相談

※禁煙治療への保険適用には一定の条件があり,それを満たさないと保険が適用されません。 したがって,喫煙本数の少ない方や,喫煙を開始してからの年数の少ない方(未成年者含む)は,自由診療扱いになりますが,禁煙治療を受けることはできます。例えば,1年間たばこを毎日20本吸うと年間で約11万円の出費になりますが,禁煙治療を自由診療で受けると約3万円~4万円で済み,その後も健康的な生活を送れるとしたら,どちらが良いでしょうか?

2 禁煙支援薬局に相談 → 詳しくはこちら(リンク先:一般社団法人宮城県薬剤師会HP)(外部サイトへリンク)

3 市町村等の禁煙サポート(禁煙講座等)を利用する。

※実施していない市町村もありますので,詳しくは,お住まいの市町村にお問い合わせください。

4 インターネットの禁煙支援サイトを利用する。

※有料のサイトなどもありますので,事前によく説明などをご確認のうえ,利用願います。

禁煙補助薬の利用

1 ニコチン製剤

禁煙を始めると,ニコチンの補給が途絶えるため,離脱症状(禁断症状)が出て,禁煙の障害になることがあります。この症状を軽くするために,ニコチンパッチなどから微量のニコチンを補給します。

※これらの薬剤は,妊婦,授乳中の方には使うことができません。

2 経口禁煙補助剤

平成20年5月から発売された飲み薬タイプの禁煙補助薬です。ニコチン依存にかかわる脳内の神経細胞に作用し,喫煙による満足感を抑制することで,禁煙に伴う離脱症状(禁断症状)を軽くします。

禁煙に関するQ&A

禁煙に関してのよくある質問については,たばこ対策/禁煙に関するQ&Aのページはこちらをご覧ください

お問い合わせ先

健康推進課健康推進第一班

宮城県仙台市青葉区本町3-8-1

電話番号:022-211-2623

ファックス番号:022-211-2697

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?

information retrieval

このページに知りたい情報がない場合は