トップページ > 防災・安全 > 大規模災害 > 災害の記録 > みやぎ水害記録集 > みやぎ水害記録集(昭和23年9月洪水(アイオン台風))

掲載日:2013年12月2日

ここから本文です。

みやぎ水害記録集(昭和23年9月洪水(アイオン台風))

洪水の概要

昭和23年9月洪水は、東北地方に寒冷前線が移動しつつあり、また、アイオン台風に伴った温暖前線も発達して、両前線が仙台付近において、衝突し激しい上昇気流をまき起こし、豪雨をもたらしたものです。

降雨状況は築館観測所において、最大1時間雨量109.4mm、4時間最大雨量は308.7mmと従来の東北地方の記録を破る大雨でした。

これによって、鳴瀬川筋の上流部中新田地内の堤防が破堤したほか、吉田川筋においても、中流部の両岸が破堤し、昭和22年9月洪水(カスリン台風)の被害をしのぐ大雨となりました。

災害の記録写真

北上川水系

冠水した水面に電信柱がポツポツ顔を出している(旧東和町)

北上川の氾濫によって濁流の海と化した町(旧東和町)

街の通りは一面水浸し(旧若柳町)

迫川の水の流れは速く、曲がりくねっていて洪水が起こりやすい(旧若柳町)

迫川は10~30日間もの間浸水した(旧若柳町)

すっかり水につかった街(旧築館町)

鳴瀬川水系

吉田川の破堤により孤立した家屋(鹿島台町志田谷地)

破堤氾濫し救助を求めている住民(鹿島台町志田谷地)

吉田川の破堤により軒下まで浸水した集落(鹿島台町志田谷地)

”みやぎ水害記録集”に戻る

お問い合わせ先

河川課企画調査班

宮城県仙台市青葉区本町3丁目8番1号

電話番号:022-211-3173

ファックス番号:022-211-3197

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?

information retrieval

このページに知りたい情報がない場合は