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マツノマダラカミキリ発生予察調査

印刷用ページを表示する 掲載日:2017年6月19日更新

マツノマダラカミキリ発生予察調査とは?

いわゆる松くい虫被害と呼ばれる松枯れは,マツノザイセンチュウ(病原線虫,以下「ザイセンチュウ」と表記する。)がマツノマダラカミキリ(媒介昆虫,以下「マダラカミキリ」と表記する。)によって運ばれ,マダラカミキリがかじった松の枝から樹の内部に侵入し増殖する結果,木に水が通らなくなることによって起こります(図解 マツノマダラカミキリとマツノザイセンチュウとの関係 [その他のファイル/80KB])。
このサイクルに対応した被害防除法として

  1. 新たな被害発生を阻止するためマダラカミキリとザイセンチュウの殺虫を狙った被害木(感染源)の伐倒駆除
  2. ザイセンチュウの侵入を阻止するため,飛来してくるマダラカミキリ成虫の殺虫を狙った生立木への薬剤散布
  3. 樹に侵入したザイセンチュウの増殖を防止するための生立木への樹幹注入

防除効果を発揮するため,1.についてはマダラカミキリが被害木から脱出する前に実施する必要があり,2.についてはマダラカミキリの脱出初期(厳密にはザイセンチュウの離脱時期)と脱出最盛期に実施する必要があるとされています。
マダラカミキリは全ての個体が一斉に成虫になって樹から脱出するわけではなく,宮城県の場合,最初の1頭が脱出する日(初発日)から最後の1頭が脱出する日(終発日)までおよそ1か月半を要します。また,越冬後の幼虫が蛹を経て成虫になって被害木から脱出する時期は3月以降の気温に影響され,初発日は年毎,地域毎に異なりその幅もおよそ1か月あることから,その年のその地域における初発日を予測することが重要です。
このため,マツノマダラカミキリ発生予察調査を昭和51年から実施しており,現在,石巻市(沿岸部),大衡村(県央内陸部:林業技術総合センター内)の2か所に網室を置いて調査を行っています。調査内容としては,3月1日前後に各網室にマダラカミキリが寄生している丸太を運び入れ,6月から成虫発生後の雌雄別発生数を調べます。また,調査期間を通して気温データを収集します。情報提供として,毎年積み重ねたデータに基づいてその年のマダラカミキリの初発日を予測し調査速報として提供しています。

マツノマダラカミキリの写真です

マツノマダラカミキリ

マツノザイセンチュウの写真です
マツノザイセンチュウ      

初発日の予測と実際の初発日

宮城県内におけるマツノマダラカミキリの初発日予測と実際の初発日については,下記のとおりになります。

平成29年度

宮城県内におけるマツノマダラカミキリの初発日予測と実際の初発日については,下記のとおりになります。

平成28年度

平成27年度

平成26年度

平成25年度

平成24年度

平成23年度

平成22年度

平成21年度

平成20年度

平成19年度


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