ここから本文です。
幼稚園、こども園、保育所、小学校の相互の連携を充実させていくことは、子供の学び、成長の連続性を考える上でとても大切な視点です。連携の充実を図っていくために、合同研修会を実施しています。
平成29年7月25日、大河原合同庁舎において、管内幼保小連携推進合同研修会を開催いたしました。
当日は、管内の幼稚園、認定こども園、小学校、保育所、教育委員会担当者、合わせて90名の方々に御参加いただきました。
前半は、パネルディスカッションを行いました。まず、村田町立村田小学校の教頭先生から、村田小学校区における幼保小連携の取組をふまえて基調提案をいただきました。それをふまえ、テーマを絞って幼稚園、小学校、教育委員会の先生方にディスカッションをしていただきました。フロアの参加者からの質疑、御意見もいただきながらディスカッションを進めることができました。
最後にコーディネータからの総括では、幼保小の学びの連続性をしっかりと考えて連携すること、そのための連携の目的を再確認し明確にすること、それぞれの組織の違いを理解し合うこと、保護者にも連携の様子を伝えていくこと、組織同士の人間関係を整えて体制の土壌づくりを行うこと、教育委員会の果たす役割が大きいことなどが特に重要であることがアピールされました。
石巻支援学校長(前特別支援教育室長)門脇 恵先生をお迎えし、「特別支援教育の視点から見る幼保小連携の重要性」というテーマで講演をいただきました。
幼保小連携のためのポイントをお話いただくとともに、連携は本人・保護者の心豊かな生活を支えるための連携であること、連携機関同士が互いに歩み寄ること(お世話様!の気持ちをもつこと)、特別支援教育では、卒業後までを見据えた長期的な視点から支援を考えることが大切であることを学ばせていただきました。門脇先生のご経験に裏付けされた分かりやすいお話に、参会の先生方も引き込まれていました。
お問い合わせ先
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください
重要なお知らせ
こちらのページも読まれています