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みやぎニュースクリップ/介護施設の先進事例を学ぶ経営セミナーの開催(平成29年12月4日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2017年12月12日更新

 団塊の世代が75歳を迎える2025年に介護職員が全国で38万人、県内で1.4万人の不足が見込まれるなか、介護の仕事はきついというイメージを払拭(ふっしょく)し、職員がやりがいを持って楽しく働ける環境づくりで注目されている大阪府の社会福祉法人隆生福祉会の理事長 藤本加代子(ふじもとかよこ)氏を講師に迎え、県内の介護施設の経営者や管理者を対象とした経営セミナーが12月4日(月曜日)仙台市内のホテルで行われました。

 藤本氏は19年間の専業主婦生活を終えた後、眼科クリニックを経営していた夫の急逝により事業を引き継ぎ、CS(顧客満足度)とES(従業員満足度)を経営の両輪に据え事業を拡大。その後、特別養護老人ホームを中心とした社会福祉法人隆生福祉会を自ら立ち上げ、現在、650人のスタッフを抱えるフジモトゆめグループの最高経営責任者です。また、関西経済同友会幹事などの要職に就かれています。

 講演では自らの実体験に基づき、主婦の生活から急に眼科と進学塾を引き継ぐことになり途方に暮れた経緯や、祖母が寝たきりだった幼少期の経験から、誰もが入居したくなるような介護施設を設立したいという「ゆめ」を叶えるため社会福祉法人を自ら立ち上げたこと、高齢者福祉の先進国であるフィンランドへの海外視察や職員の人事交流を積極的に進め、「きつい」「汚い」「給料が安い」と言われる3Kから「きれい」「かっこいい」「給料が高い」「健康になる」「感謝される」の5Kの介護を目指し、経営に取り組んでいること、「テレノイド」「pepper」「介護リフト」「見守りセンサー」などの介護ロボットを積極的に取り入れ、職員の負担軽減に努めているといった事例が紹介されました。

 また、「ゆめ」の実現を目指すことを通して、女性経営者となり、事業を次々と展開、国や全国の自治体からの視察が相次ぐような成功モデルとなった経緯を語りました。

講演する社会福祉法人隆生福祉会の藤本理事長
講演する社会福祉法人隆生福祉会の藤本理事長