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みやぎニュースクリップ/国指定重要文化財『坤輿万国全図』原本公開の開催(平成26年10月30日~11月7日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2014年11月10日更新

 宮城県図書館では、10月30日から11月7日にかけて、教育・文化週間および古典の日を記念して、同館が所蔵する国指定重要文化財『坤輿万国全図(こんよばんこくぜんず)』の、版本と写本着色の原本が展示されました。

 版本は、今から約400年前の1602年に、イタリア人宣教師マテオ・リッチによって作成された漢訳の世界地図で、世界でも数点しか現存が確認されていない希少なものです。同館所蔵の版本は、イエズス会の印章が削り取られることなく残っていることが特徴です。写本着色は、1664年以降に日本で原図を模写したものと推測され、原図では不正確な日本の地名が修正されています。それぞれ、高さが約165センチメートル、幅が約62センチメートルの図が6幅連続し、全体の横幅が約3.6メートルとなる、大変大きなものです。

 展示期間中は、延べ1575人が訪れ、当時の知識と世界観で描かれた世界地図を観覧しました。原本公開終了後は、同資料のレプリカを常設しています。また、同館の電子図書館サービス『叡智の杜Web』では、精細なデジタル画像をインターネットから閲覧することが可能です。

 
『坤輿万国全図(写本着色)』

  
『坤輿万国全図(版本)』とマテオ・リッチ肖像画

 
宮城県図書館2階展示室では、『坤輿万国全図(版本)』の複製が常時展示されています。