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掲載日:2013年2月27日

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開館25周年記念 パウル・クレー 創造の物語

出品目録

展覧会概要
会期: 2006年10月17日(火曜日)-2006年12月10日(日曜日)
会期中、一部作品の展示替えがあります。
前期:10月17日(火曜日)-11月12日(日曜日)
後期:11月14日(火曜日)-12月10日(日曜日)
休館: 月曜日
料金: 一般1000円(900円)、高校・大学生500円(400円)、小・中学生300円(200円)
ただし、( )は20名以上の団体料金
前売券: 一般800円。10月16日まで次の各所で発売。
宮城県美術館/三越仙台店/藤崎/さくら野仙台店/エスパル/
みやぎ生協/ジャスコ(宮城県内各店)/宝文堂/県庁内売店/県合同庁舎内売店/
ローソンチケット(Lコード26511)/チケットぴあ(Pコード686-934)/
JR東日本みどりの窓口/びゅうプラザ
なお、ローソンチケット、チケットぴあ、JR東日本みどりの窓口、びゅうプラザでは、
会期中(10月17日-12月10日)、ひきつづき通常料金にてチケットをお求めいただくことができます。

スイス出身の画家パウル・クレー(1879-1940)。その豊かなイメージの世界は観る者を惹きつけ、語りかけてやみません。自然を丹念に観察する眼をもち、心に生起する自由な連想からイメージを紡ぎだす――そのようなクレーの造形は、ときに手職人的でもあります。まるで小宇宙のような小さな画面には、たえず運動し生成する世界の本質をとらえ、その絵画化と取り組んだ画家クレーの造形思考が如実に現れています。このたびの展覧会は、「I 光の絵」、「II 自然と抽象」、「III エネルギーの造形」、「IV イメージの遊び場」、「V 物語る風景」という五つの視点から、そうしたクレーの造形の多様な特性をご紹介します。
本展は、世界有数のクレー・コレクションとして知られるドイツのノルトライン=ヴェストファーレン美術館(Kunstsammlung Nordrhein-Westfalen, Düsseldorf)、シュプレンゲル美術館(Sprengel Museum, Hannover)、フォン・デア・ハイト美術館(Von der Heydt-Museum, Wuppertal)の全面的な協力を得て実現いたしました。ドイツに所在するクレーの作品がこれほど多数来日するのは初めてのことです。今回は、それら約100点のドイツからの来日作品を、日本国内の美術館としてもっともまとまったクレー・コレクションを誇る宮城県美術館の所蔵作品、また、国内の美術館、画廊、御所蔵家のコレクションによる優品とともにご紹介します。本邦初公開作品を多数含む約160点によってクレー芸術の本質に迫る回顧展です。

関連事業

特別鑑賞会:「蛾の踊り」

概要
講師: 長谷川三郎(当館館長)
日時: 2006年11月3日(金・祝)午後4時30分-午後6時
会場: 映像室および特別展会場
料金: 「パウル・クレー展」の観覧券が必要です
お申込み: 電話にて受付中/先着順/定員25名
TEL: 022-221-2111

感性のフォーラム:「"時間を描く"―ヒエログリフの画家クレーの挑戦」

生涯を通してさまざまな画材や技法を試し、多彩な主題と取り組みつづけた画家クレー。彼の画面には、いつも特有の時間が表現されています。クレーのそうした制作論的な関心を「ヒエログリフ(象形文字)」のキーワードから探ってゆきます。展示室と創作室がそのまま体験的な感性のフォーラムです。

概要
講師: 前田富士男(慶応義塾大学教授)、後藤文子(当館学芸員)
日時: 2006年11月11日(土曜日)午後1時-午後4時30分
会場: 創作室および特別展会場
対象: 高校生以上
料金: 無料
お申込み: 電話にて受付中/先着順/定員20名
TEL: 022-221-2111

コンサート:「パウル・クレー 創造の物語」展記念コンサート <耳が聴いた風景~クレーをめぐる作曲家たち>

(宮城県美術館協力会共催事業)

概要
出演: 植村理葉(ヴァイオリン)、花岡千春(ピアノ)
演目: モーツァルト《ヴァイオリンとピアノのためのソナタ ホ短調KV304》/
バッハ《無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ Nr.3 BWV1005》/吉松隆《忘れっぽい天使 I op.6》ほか
日時: 2006年11月23日(木・祝)午後5時開場、午後5時30分開演
会場: 宮城県美術館エントランス・ホール
お申込み: お申込みは不要ですが、「パウル・クレー展」の観覧券またはその半券が必要です。
座席をご希望の方は、当日午後4時30分から美術館正面入口にて整理券を配布します。
コーディネイト: 恩地元子(音楽評論家)

講演会:「クレーと日本」

概要
講師: 西村勇晴(当館学芸部長)
日時: 2006年12月3日(日曜日)午後2時30分-午後4時
会場: アートホール
料金: 無料
お申込み: 不要

ウィークデー・トーク

概要
日時: 会期中の火曜日-金曜日(11月3日、11月23日を除く)
午前11時-、午後2時30分-(各回約15-20分)
会場: 展示室入口集合
内容: 担当学芸員が選んだクレーの絵一点を、皆様とともに鑑賞します。
お申込み: お申込みは不要ですが、「パウル・クレー展」の観覧券が必要です。

ウィークエンド・トーク

概要
日時: 会期中の日曜日(12月3日を除く)、午後2時-午後2時40分
会場: 展示室入口集合
内容: 多彩なテーマでクレーの絵を鑑賞します。
お申込み: お申込みは不要ですが、「パウル・クレー展」の観覧券が必要です。

キッズ・トーク: "こどもの時間"

概要
対象: 幼稚園-小学校中学年の園児・児童と同伴者。
日時: 会期中の日曜日、午前10時30分-11時
会場: 展示室入口集合
内容: 《子供と伯母》という絵を鑑賞します。
お申込み: お申込みは不要ですが、「パウル・クレー展」の観覧券が必要です。

出品作品

《野いちご》 1921年
ミュンヘン市立レンバッハハウス美術館
Stadtische Galerie im Lenbachhaus, Munchen

《野いちご》

《子供と伯母》 1937年
徳島県立近代美術館

《子供と伯母》

《宝もの》 1937年
ノルトライン=ヴェストファーレン美術館
Kunstsammlung Nordrhein-Westfalen,

《宝もの》

《砕けた鍵》 1938年
シュプレンゲル美術館蔵

《砕けた鍵》

本《石板の花》 1939年
シュプレンゲル美術館
(ベルンハルト・シュプレンゲル・コレクション財団及びシュプレンゲル美術館友の会寄託作品)
Sprengel Museum Hannover,
Leihgabe Stiftung Sammlung Bernhard Sprengel
und der Freunde des Sprengel Museum Hannover Dusseldorf

《石板の花》

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