トップページ > 過去の情報 > 過去の特別展 > 特別展|展覧会リスト(2006年度 - 2010年度) > 開館25周年記念 所蔵作品による全館展示 コレクションの四半世紀

掲載日:2013年2月27日

ここから本文です。

開館25周年記念 所蔵作品による全館展示 コレクションの四半世紀

出品目録

展覧会概要
会期: 第1部 2006年4月8日(土曜日)-2006年5月28日(日曜日)
第2部 2006年6月3日(土曜日)-2006年7月30日(日曜日)
休館: 月曜日、5月29日(月曜日)-6月2日(金曜日)。ただし、7月17日は開館
料金: 一般600円(500円)、大学生300円(200円)、小中高生無料
ただし、( )は20名以上の団体料金

宮城県美術館は今年で開館25周年を迎えます。この間に開催した企画展は140回以上、収集した美術作品の数は4,000点に達しています。四半世紀にわたる収集活動の成果を、この機会にできるだけ多く、まとまった形で見ていただけるよう、本館常設展示室と佐藤忠良記念館展示室を含め、全館を会場とした特別展を、2回にわたって開催いたします。

第1部「パウル・クレーに会おう」では、20世紀を代表する画家パウル・クレーの、日本有数のコレクションである当館の作品を、カンディンスキーなど20世紀初頭のドイツの美術とともに紹介します。また日本の作品では明治時代から現代までの作品をほぼ時代を追って展示し、日本の近代美術の足跡を所蔵作品によってたどります。

第2部「平福百穂を知っていますか」では、これまでまとめて展示する機会の少なかった秋田出身の日本画家・平福百穂の作品7点を展示するとともに、棟方志功・松本竣介・小松均・荘司福ら東北ゆかりの作家の作品と、東北を題材とした木村伊兵衛・森山大道らの写真などをご覧いただきます。また、「芸術新潮」誌上の連載『気まぐれ美術館』で知られる洲之内徹のコレクション、竹久夢二の作品を集めた「天江・島田コレクション」、世紀末フランス・イタリアのポスターから成る「三浦コレクション」など、当館の特色ある収集成果から精選して展示します。

関連事業

展示解説

概要
実施日: 2006年4月9日(日曜日) 「パウル・クレーに会おう」
2006年4月16日(日曜日) 「美術の歴史・美術館の歴史」
2006年4月30日(日曜日) 「戦中から“戦後”へ」
2006年5月7日(日曜日) 「表現主義―普遍性への視座」
2006年5月21日(日曜日) 「表現への意思―“現代”の諸相」
2006年5月28日(日曜日) 「佐藤忠良の彫刻と素描」
2006年6月4日(日曜日) 「平福百穂を知っていますか」
2006年6月11日(日曜日) 「それぞれの東北」
2006年6月18日(日曜日) 「発見された画家」
2006年7月9日(日曜日) 「表現主義と日本」
2006年7月23日(日曜日) 「さまざまなコレクション」
2006年7月30日(日曜日) 「佐藤忠良の彫刻とコレクション」
時間: 午後1時00分より
会場: 展示室入口集合
お申込み: お申込みは不要ですが、「コレクションの四半世紀展」の観覧券が必要です。
(小中高校生以下は無料)

美術探検:「コレクションの四半世紀展によせて」

美術作品と向かい合うと、私たちはつい作品をめぐる様々な情報(作者、制作年、何が描いてあるのか等)を知らないと見方が分からないのではないかと思いがちです。でも、作品はそこにあり、私たちは各自の歴史を持ってここにいます。作品を楽しむ基本は、このあたりにありそうです。

教育普及部で行う鑑賞の活動「美術探検」は、見る人が直接作品の世界に出かける方法を探ります。好き嫌い、分かる分からないを越えて描かれている世界を楽しむ。開館以来積み重ねてきた常設展を使った鑑賞活動の経験をふまえ、美術の奥深さを楽しむ新たな世界に、皆さんをご案内します。

概要
対象: 11歳以上の方
実施日: 2006年4月22日(土曜日)
  2006年5月6日(土曜日)
  2006年5月20日(土曜日)
  2006年6月3日(土曜日)
  2006年6月17日(土曜日)
  2006年7月1日(土曜日)
  2006年7月15日(土曜日)
  2006年7月29日(土曜日)
時間: 午後1時00分より
会場: 展示室入口集合
お申込み: お申込みは不要ですが、「コレクションの四半世紀展」の観覧券が必要です。
(小中高校生以下は無料)

美術館探検:「コレクションの四半世紀展によせて」

美術の楽しみの大切な部分に、非日常の驚きがあります。毎日の生活を見直すことによって、新たな自分の生活を見つけてみる。しかし子ども時代は、そもそも毎日が感動と驚きの連続で、毎日の生活自体が非日常です。そのため、美術を通して感動を探していく鑑賞活動を子どもとするには、大人のやり方とは少し違う方法が必要です。

宮城県美術館で行われている子どものための鑑賞活動「美術館探検」は、美術館の敷地全部を丸ごと使って、各自の「ビックリ」の見方、見つけ方を練習します。絵も「少し」見ますが、美術館の「裏も」少し見ます。「美術を使って」世界を見る練習。「絵の鑑賞」だけでなく「施設の鑑賞」だけでもない。美術が身近にある大人になるために、美術館探検は行われます。

概要
対象: 幼児から10歳まで(幼児は保護者同伴)。
実施日: 2006年4月22日(土曜日)
2006年5月6日(土曜日)
2006年5月20日(土曜日)
2006年6月3日(土曜日)
2006年6月17日(土曜日)
2006年7月1日(土曜日)
2006年7月15日(土曜日)
2006年7月29日(土曜日)
時間: 午前11時00分より。
会場: 創作室前集合。
お申込み: 不要。

展示作品

パウル・クレー
《橋の傍らの三軒の家》
1922年(第1部)

パウル・クレー 《橋の傍らの三軒の家》

松本竣介
《ニコライ堂》
1941年頃(第1部)

松本竣介 《ニコライ堂》

広幡 憲
《39×QE》
1939年(第1部)

広幡憲 《39×QE》

平福百穂
《猟》
1920年(第2部)

平福百穂 《猟》

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?

こちらのページも読まれています