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掲載日:2021年11月24日

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講演会/講座|平成25年度まちなか美術講座

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まちなか美術講座(全6回)

─一番町で、美術を身近に感じる。─

まちなか美術講座(全6回)

主催:

宮城県美術館×東北工業大学一番町ロビー

日時:

2013年4月20日(土曜日)/6月1日(土曜日)
8月3日(土曜日)/10月5日(土曜日)/12月7日(土曜日)
2014年2月1日(土曜日)
いずれも午後1時―2時30分

講師:

宮城県美術館学芸員

会場:

東北工業大学一番町ロビー4階ホール
980-0811 仙台市青葉区一番町 1-3-1(ニッセイ仙台ビル)
Tel:022-723-0538 Fax:022-263-8606

定員:

60名

料金:

無料

お申込み:

不要

終了

第30回:4月20日(土曜日) 午後1時―2時30分

「絵本原画の世界へ」 講師:宮坂敦子

長新太《おしゃべりなたまごやき》宮城県美術館は、1万枚を越える全国有数の絵本原画コレクションを所蔵しています。今回は、その中から、《ぐりとぐら》、《はじめてのおつかい》などの代表作が出品されている、開催中の「はじめての美術 絵本原画の世界2013」展の内容をご覧いただきながら、絵本と絵本の美術の楽しみを探ります。日頃見なれている絵本の絵と、原画の違いも含めて、絵本原画の奥深い世界をご紹介いたします。

長新太「おしゃべりなたまごやき」
1958年 宮城県美術館蔵

関連展覧会:「はじめての美術 絵本原画の世界 2013」
(4月6日-5月12日)

終了

第31回:6月1日(土曜日) 午後1時―2時30分

「ファン・ゴッホの魅力」 講師:有川幾夫

「ファン・ゴッホの魅力」宮城県美術館で開催される「ゴッホ展」にちなんでお話します。展覧会はファン・ゴッホのパリ時代を解明する内容で、ゴッホ美術館の最新の研究成果にもとづいています。そこでこの講座では、ファン・ゴッホのパリ時代にも触れながら、傑作の数々を描いた南仏アルル、そして晩年のオーヴェールの時代まで、生涯全般にわたる作品を紹介し、その特徴や魅力のもとを探ります。

フィンセント・ファン・ゴッホ《グレーの帽子の自画像》
Self-portrait with grey felt hat, 1887 ParisVan Gogh Museum, Amsterdam (Vincent van Gogh Foundation)

関連展覧会:「ゴッホ展 空白のパリ時代を追う」
(5月26日-7月15日)

終了

第32回:8月3日(土曜日) 午後1時―2時30分

「宮城県美術館所蔵の日本画から」 講師:菅野仁美

伊藤彬《流れる》宮城県美術館ではこの夏、所蔵する日本画の中でも特に大きな作品を特集して展示します。この機会に、主に展示作品を紹介しながら、日本画の表現のさまざまを見ていきます。また、平成24年度に新たに日本画家・伊藤彬の作品を収蔵しました。その作品について、伊藤彬が10年間活動した横の会展など、背景にも触れながら紹介します。

伊藤彬《流れる》 1987年 宮城県美術館蔵

関連展覧会:「特集企画 日本画 広がる空間・生きる景色」
(7月23日-8月25日)

終了

第33回:10月5日(土曜日) 午後1時―2時30分

「シャガールの旧約聖書」 講師:小檜山祐幹

ユダヤ教の聖典である旧約聖書は、古今の芸術家たちに多くの主題を提供してきました。ユダヤの家に生まれたマルク・シャガールにとって、それはとりわけ重要な対象で、神と人とが織りなす数々のエピソードから豊かなイメージを得ています。シャガールが旧約聖書をどのように自らの芸術に取り入れたか、「シャガール展」出品作品からご紹介します。

《レビの部族》1960年個人蔵©AGADP, Paris & SPDA, Tokyo 2013, Chagall®

関連展覧会:「シャガール展」
(9月3日-10月27日)

第34回:12月7日 (土曜日) 午後1時―2時30分

「洲之内徹と美術」 講師:和田浩一

海老原喜之助《ポアソニエール》今年は、画廊主であり美術批評家、そして「気まぐれ美術館」などのエッセイの著者として知られる洲之内徹の生誕100年にあたります。宮城県美術館で開催中の「洲之内徹と現代画廊」展に関連して、洲之内コレクションの中から選んだ作品や他の重要作品をたどりながら、氏と美術との関わりを概観します。それは戦後の新しい近代美術史像が生成される過程のひとこまを垣間見ることでもあります。

海老原喜之助《ポアソニエール》 1935年
宮城県美術館蔵

関連展覧会:「洲之内徹と現代画廊」
(11月2日-12月23日)

第35回:2014年2月1日(土曜日) 午後1時―2時30分

「パリのミュシャ モラヴィアのムハ」 講師:大嶋貴明

アルフォンス・ミュシャ《ヤロスラヴァの肖像》アルフォンス・ミュシャは、その美しいポスター作品によって、日本で幅広い人気を持っている一方で、その本国での名前の読みさえ知られてはいません。19世紀末のパリで活躍したあと、1910年にチェコに帰国。民族的、愛国的作品を発表していきますが、1939年のドイツによるチェコ占領のあと4ヶ月後に没します。そのムハの活動を紹介いたします。

アルフォンス・ミュシャ《ヤロスラヴァの肖像》1927-35年頃©Mucha Trust 2013

関連展覧会:「ミュシャ財団秘蔵 ミュシャ展 パリの夢 モラヴィアの祈り」
(2014年1月18日-3月23日)

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