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地産地消の推進・伝統的食文化の継承

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年3月26日更新

文部科学省委託事業「社会的課題に対応するための学校給食の活用事業」

 

趣旨

 国では,食品ロスの削減,地産地消の推進及び食文化の継承といった我が国の食をめぐる諸課題に取り組むため,学校給食の献立や児童生徒に対する食に関する指導等の工夫に加えて,食品の生産・加工・流通等の関係者と連携しつつ,学校給食で使用する食品の調達方法や大量調理を前提とした調理方法及び調理技術の開発など学校給食の実施における業務手順や実施方法等の仕組の再構築を推進しており,県としても地産地消の推進及び伝統的食文化の継承が必要であることから,本事業を受託したものです。

取組状況

  宮城県立支援学校女川高等学園を実践校として,女川町,石巻市,東松島市,近隣支援学校等の栄養教諭・学校栄養職員の先生方にもご協力いただき,「地産地消の推進」「伝統的食文化の継承」の2つの課題に取り組みました。取組結果については,2月17日付けで関係施設等にリーフレットおよび事業報告書を送付しました。 

なし            女川高等学園寄宿舎給食の様子    

社会的課題に対応するための学校給食の活用事業リーフレット [PDFファイル/3.26MB]

 社会的課題に対応するための学校給食の活用事業 事業報告書 はじめに [PDFファイル/2.15MB]

 社会的課題に対応するための学校給食の活用事業 事業報告書 取組1 地産地消の推進 [PDFファイル/4.91MB]

 社会的課題に対応するための学校給食の活用事業 事業報告書 取組2 伝統的食文化の継承 [PDFファイル/3.55MB]

 社会的課題に対応するための学校給食の活用事業 事業報告書 成果と課題 [PDFファイル/789KB]

 社会的課題に対応するための学校給食の活用事業 事業報告書 資料 [PDFファイル/4.2MB]

 

地産地消の推進

 「社会的課題に対応するための学校給食の活用事業」では,地産地消を推進するために,生鮮野菜の新規供給ルートの開拓と一次加工野菜の開発を行いました。

 

伝統的食文化の継承

 「社会的課題に対応するための学校給食の活用事業」では,伝統的食文化の継承のために,地域食材を使った女川町を中心とした周辺地域の郷土料理の掘り起こしを行いました。

女川高等学園で提供した郷土料理

【小女子とにらの汁物】《春》

 小女子はイカナゴのことで女川に春を告げる魚です。「にら」は畑の少ない女川でも庭先に植えられていました。この二つを組み合わせ,どこの家庭でも食べられていたのがこの汁物です。

小女子とにらの汁物  小女子とにらの汁物レシピ [PDFファイル/74KB]

 

【ほやのみそ汁】《夏》

 ほやは,女川を代表する海産物です。新鮮なものは甘みがあり,さわやかな香りや風味を楽しむことができます。亜鉛やタウリンが豊富です。ほやは,浜ごとに味が違うと言われています。

ほやのみそ汁  ほやのみそ汁レシピ [PDFファイル/72KB]

【さばの南蛮漬け】《秋》

 女川の港には,多くの魚が水揚げされます。刺身や塩焼きももちろんおいしいのですが,主婦の料理の腕を生かし,味に一工夫したのが南蛮漬けです。銀鮭やかれいでも作られています。

さばの南蛮漬け   さばの南蛮漬けレシピ [PDFファイル/69KB]

【松葉汁】《秋》

 石巻地方の秋の味覚です。一般的なすり身汁では,大根は「いちょう切り」にカットしますが,松葉汁は引き菜と呼ばれる「せん切り」にした大根を,松の葉に見立てています。

松葉汁 松葉汁レシピ [PDFファイル/120KB]

【いちじく茶入りがんづき】《秋》

 がんづき(雁月)は農作業の合間のおやつとして食べられてきたお菓子です。ねっとりしたタイプと蒸しパンのようにふわふわしたタイプがありますが,女川ではふわふわしたタイプを「もさパン」と呼んでいました。いちじくは,震災前には女川の庭先によく植えられていました。復興後の庭にもいちじくが実ることを祈って,がんづきの風味づけにいちじく茶を入れています。

いちじく茶入りがんづき いちじく茶入りがんづきレシピ [PDFファイル/110KB]

ほたてのひもごはん】《冬》

 ほたての貝柱をむいた後に大量に出るほたてのひもを,おいしく食べる工夫としてごはんに入れて味わいます。ほたてのだしが米にしみておいしくいただけます。

ほたてのひもごはん ほたてのひもごはんレシピ [PDFファイル/77KB]

 

学校給食で伝統的食文化の継承を図るために

 今年度は,昨年度の伝統的食文化検討委員会での課題を受けて,県内の学校給食で提供されている郷土料理について データーベース化し,各地域の郷土料理を積極的に学校給食の献立に取り入れることにより,伝統的食文化の継承を目指します。

【地域の伝統的食文化を学ぶ学校給食レシピの募集について】

 第一次締切:平成29年10月31日(火曜日)

 第二次締切:平成29年12月25日(月曜日)

 第三次締切:平成30年  2月15日(木曜日)

 地域の伝統的食文化を学ぶ学校給食レシピ(様式1) [Excelファイル/50KB]

宮城県内の学校給食施設で提供されている郷土料理

 第3期宮城県食育推進プランの目標値として「宮城県の食材を使用した郷土料理を年10回以上提供している学校給食施設の割合」をH26年の62.8%からH32までに85%とすることが目標値として掲げられています。

 今年度の取組状況は,昨年度の72%から87%と目標値を上回っております。

 

○涌谷町学校給食センター

【おぼろ汁】《夏》

 涌谷町では,「おぼろ豆腐」を使ったおぼろ汁が,お盆やお彼岸に食べる郷土料理として昔から親しまれています。醤油味で生姜の風味がアクセントになった汁物です。

おぼろ汁 おぼろ汁レシピ [PDFファイル/130KB]

 

○支援学校岩沼高等学園

【八平汁】《夏》

 八平汁は,お盆や法事の時に作られる精進料理です。地域により材料の切り方,呼び名も違います。おいしくて何杯もおかわりしたことから,「八杯汁」とも呼ばれています。

八平汁 八平汁レシピ [PDFファイル/135KB]

 

○大河原町学校給食センター

【鶏肉の梅味噌かけ】《夏》

 大河原町は平安時代より「梅が枝荘(うめがえそう)」と歌に詠われ,歴史ある梅の里として知られています。現在も梅の産地となっており,町の振興作物として奨励されています。この料理は,町内産の「加賀地蔵」という品質の梅と,同じく町内産の味噌を使用して梅味噌だれを作り,焼いた鶏肉にかけて作りました。

鶏肉の梅味噌かけ鶏肉の梅味噌かけレシピ [PDFファイル/98KB]

○山元支援学校

【鮭と枝豆のごはん(はらこ飯風)】《秋》

 阿武隈川の河口付近にある亘理郡の郷土料理に「はらこ飯」があります。本献立は秋の味覚「鮭」を使用したはらこ飯をイメージして学校給食用にアレンジしたものです。

鮭と枝豆のごはん 鮭と枝豆のごはんレシピ [PDFファイル/99KB]

○仙台市教育委員会

【さんまの昆布煮】《秋》

 さんまは,秋が旬の魚です。本献立では,昆布と一緒にじっくりと煮込みました。

さんまの昆布煮 さんまの昆布煮レシピ [PDFファイル/159KB]

 

○金成支援学校

【伊豆沼れんこんのきんぴら】《秋》

 伊豆沼れんこんは,栗原市の特産品の一つです。このれんこんを,穴の開いた形状やシャキシャキした歯ごたえを体感できるようきんぴらにしました。

伊豆沼れんこんのきんぴら 伊豆沼産れんこんのきんぴらレシピ [PDFファイル/100KB]

○仙台市教育委員会

【いも煮汁】《秋》

 仙台では,秋になると河原で芋煮会が行われ,秋の風物詩となっています。 地元で収穫された里芋と季節の野菜,豚肉を煮て仙台味噌で味付けしました。

いも煮汁 いも煮汁 [PDFファイル/149KB]

○仙台市教育委員会

【ささかまぼこのゆずみそかけ】《冬》

 ささかまぼこは,宮城県の特産品として知られています。白身の魚をすり身にして,焼いて保存したのが始まりとされています。形が笹の葉に似ていることと,伊達家の家紋の『竹に雀』の笹の葉にちなんで「ささかまぼこ」と呼ばれるようになったといわれています。

ささかまのこのゆずみそかけ ささかまぼこのゆずみそかけ [PDFファイル/183KB]

 

○丸森町学校給食センター

【へそ大根の炒り煮】《冬》

 丸森町の特産品であるへそ大根を使った炒り煮です。冬が旬の大根を春までおいしく食べられるようにと作り継がれてきた伝統の味です。

へそ大根の煮物 へそ大根の炒り煮レシピ [PDFファイル/115KB]

 

○亘理町立学校給食センター

【こくず(こくじ)】《冬》

 『こくず(こくじ)』は,煮物料理で,亘理の郷土料理です。殿様のために作られたといわれています。名前の由来は,庶民に広がるにつれ,残りものの野菜を使って作られたため,節約をして国の安泰を図る意味の『国治』からきています。

亘理町こくじ こくずレシピ [PDFファイル/98KB]

 

○岩沼高等学園 

【せり鍋汁】《冬》

 せり鍋は仙台・宮城の冬の定番料理として,全国的に知られるようになりました。給食では,せりを最後に放し,彩り良く仕上げます。うどんを加えると麺献立となります。

せり鍋汁せり鍋汁レシピ [PDFファイル/144KB]

○仙台市教育委員会

【仙台雑煮】《冬》

 「仙台雑煮」は,はぜでだし汁をとり,紅白の板かまぼこやいくら,だいこん・にんじん・ごぼうのひき菜,ずいき,凍り豆腐,せり,焼いた角餅などをふんだんに盛り込んだ豪華な雑煮として全国的にも有名です。

仙台雑煮 仙台雑煮レシピ [PDFファイル/165KB]

○大和町学校給食センター

【ひだまりすいとん汁】《通年》

 大和町の食文化として,人が集まる冠婚葬祭や祝い事,お祭りの時は,具だくさんの汁物が作られます。このすいとん汁は,そうした食文化から考案された大和町食生活改善推進委員のオリジナルメニューです。

大和町「ひだまりすいとん汁」 ひだまりすいとん汁レシピ [PDFファイル/111KB]

○大衡村学校給食センター

【すっぽこ汁】《通年》

 寄り合いの時にふるまった煮物(甘煮)をしょうゆベースの汁に細かく切って入れたものが始まりといわれています。また,語源は,卓袱料理から来たものだと考えられており,この読みがなまったのではないかといわれています。

すっぽこ汁 すっぽこ汁レシピ [PDFファイル/151KB]

○気仙沼支援学校

【かにばっとう】《通年》

 岩手県南部から宮城県北部の沿岸部では,昔から「かに」がたくさん獲れたことから,「かに」をだし汁にした「かにばっとう」が食べられてきました。

かにばっとう かにばっとうレシピ [PDFファイル/122KB]