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復興へ(みやぎ県政だより平成30年3月・4月号)

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年3月1日更新

~ 復興に向けて、県内の各地域で活動されている方々を紹介します ~

 減少した交流人口を回復することは、被災地にとって大きな課題のひとつです。
 復幸まちづくり女川合同会社は、海のまち女川町を「持続可能なまち」にするため、さまざまな事業を行っています。

—— 事業内容を教えてください

 復幸まちづくり女川合同会社は、町内の水産加工やサービス業の事業者、飲食店店主など7人の役員が、完全民間資本で始めた会社です。女川駅前にある「あがいんステーション」を拠点に、水産加工品のブランド化や販路拡大、水産加工業体験の事業など、笑顔あふれる女川町実現に向けて取り組んでいます。

—— 水産加工品のブランド化とは?

 町などと連携し「あがいんおながわ」というブランドを立ち上げました。「あがいんおながわ」は簡単に言うと百貨店のイメージです。女川町の特産品を買いたいと考えたとき、通常であれば町内のそれぞれの加工会社のお店やインターネットショップでその会社の商品しか買うことができません。しかし「あがいんおながわ」という統一したブランドで売り出すことで、複数の企業の製品をまとめてインターネットで見たり、購入したりすることができます。
 ブランド認定にあたって一番大切にしたことが「誰かに贈りたいもの」であることです。普段買うのには少し高いと感じても、贈答用としてはちょうど良いと感じるような価格帯の商品を認定しました。
 町民がお歳暮やプレゼントとして「あがいんおながわ」の製品を選んだと聞くとうれしいです。

—— 水産加工業体験について

 水産業に携わりたいと考える人を増やすためには、そもそもどんな仕事なのか知ってもらう必要があると感じています。「あがいんステーション」では、ホタテのさばき方や、サンマの昆布巻き作り、女川丼の盛り付け体験といったメニューを用意しています。体験の前には映像で水揚げから出荷までの様子を学習できます。現在は、企業の社内研修や県外の中高生の体験で利用いただいています。室内で実施するので、1年中体験可能で、最少5人から対応できます。気軽に体験してほしいです。

—— 今後の目標

 震災からのまちの復旧・復興にとどまらない、5年後、10年後も女川町の産業が継続し、人々が訪れる「持続可能なまち」にしていくことです。現在実施している事業を継続していくために、町内でまちづくりに取り組む団体と連携しながら、効率よく事業に取り組める形にしたいと思っています。
 震災後の女川町は、JR女川駅前に商業エリアが集約され、観光客が歩きながら各店舗を周遊できるようになりました。商業エリアが集約されたことで、起業やテナント出店をしたいと考える人がチャレンジしやすい環境になったと思います。町内外から新たに何かを始めたい人が集まり、訪れる人が増えることで、魅力的なまちになっていくと思います。女川町の交流人口・定住人口を増やしていくためにも、町内で連携しまちづくりを行っていきたいです。

【1】ホタテさばき体験では、ホタテ養殖の映像鑑賞、さばき方、調理・試食を行います
【2】あがいんステーションは旧女川駅舎と同じ外観です
【3】「あがいん」とは、英語の「again(アゲイン)」と方言「あがいん(召し上がれ)」をかけたネーミングです
【4】「あがいん」とは、英語の「again(アゲイン)」と方言「あがいん(召し上がれ)」をかけたネーミングです

【写真の説明】
【1】ホタテさばき体験では、ホタテ養殖の映像鑑賞、さばき方、調理・試食を行います
【2】あがいんステーションは旧女川駅舎と同じ外観です
【3】【4】 「あがいん」とは、英語の「again(アゲイン)」と方言「あがいん(召し上がれ)」をかけたネーミングです


復幸まちづくり女川合同会社 代表社員 阿部 喜英 さんの写真
復幸まちづくり女川合同会社
代表社員 阿部 喜英 さん

復幸まちづくり女川合同会社
TEL 0225(98)7839
http://www.onagawa.co.jp/

女川町復幸祭2018開催!

 今年で7回目を迎えるこのお祭りは、数多くの出店が並ぶほか、ステージイベントや体験コーナーなど、一日中楽しめるイベントです。3月24日(土曜日)には、女川駅から高台へ参加者全員が一斉に駆け上がり「女川復幸男」を決める「津波伝承女川復幸男」も開催されます。

開催日
3月25日(日曜日)
場所
女川駅前商業エリア

http://onagawa-fes.info/


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