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県立施設インフォメーション(みやぎ県政だより平成30年3月・4月号)

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年3月1日更新

今春開催 東日本大震災復興祈念特別展 東大寺と東北 復興を支えた人々の祈り

東大寺と「復興」

 奈良時代に創建された東大寺は、その長い歴史の中で、二度にわたる災禍で大仏(盧舎那仏(るしゃなぶつ))や伽藍(がらん)が焼失しています。源平の争乱の際、南都焼き討ちにより、その大半が焼失しましたが、重源上人が中心となって復興を成し遂げました。戦国時代にも奈良が争乱の舞台となり、中心伽藍のほとんどが焼失。大仏は百年以上も雨ざらしになりましたが、江戸時代に公慶上人が全国を勧進し、多くの人々の協力により再興が実現しました。その復興は新たな文化や歴史をも創造し、人々に勇気と希望を与えてきました。
 本展は、東大寺や東北地方に残されてきた数々の史料や寺宝の展示を通して、東大寺再興の歴史が、震災からの一日も早い復興を願う東北の人々にとって「未来への道標」となることを願って開催するものです。

写真:国宝 誕生釈迦仏立像及び灌仏盤(かんぶつばん) 東大寺蔵
国宝 誕生釈迦仏立像及び灌仏盤(かんぶつばん) 東大寺蔵
天平勝宝4(752)年の大仏開眼会ころの造像とみられ、古代の誕生仏としては灌仏盤と一具で伝わる現存唯一の例です。

写真:国宝 弥勒仏坐像 東大寺蔵
国宝 弥勒仏坐像 東大寺蔵
平安時代初期(9世紀)にカヤの一材から造られた像で、小像ながら量感に富んだ堂々たる姿を大仏造立の雛型に見立てて「試みの大仏」との通称があります。

東北初!東大寺の寺宝が一堂に

 東大寺の寺宝が東北で大規模に一堂に会するのは初めてのことです。東日本大震災の復興に取り組んでいる東北のためにと、東大寺の特別協力によって実現しました。

国宝17点、重要文化財25点
―貴重な寺宝や資料を公開―

 東大寺の復興を語るうえで欠かせない「重源上人(ちょうげんしょうにん)坐像」をはじめとする国宝17点、「公慶(こうけい)上人坐像」など重要文化財25点ほか、東大寺が大切に伝えてきた寺宝を中心に約150点を展示。また、東大寺と東北との関わりについても紹介します。大規模な展覧会が今春、宮城・多賀城で実現します。どうぞ、ご期待ください。

写真:国宝 重源上人坐像(後期展示)東大寺蔵
国宝 重源上人坐像(後期展示)東大寺蔵
治承4(1180)年の兵火によって失われた東大寺大仏と大仏殿などを復興するために尽力した大勧進重源上人の肖像彫刻。復興を成し遂げた晩年の姿をあらわしたもので、肖像彫刻の中でも屈指の作です。

写真:重文 公慶上人坐像 東大寺蔵
重文 公慶上人坐像 東大寺蔵
江戸時代の復興に尽力した公慶上人の偉業を伝えるために造られた肖像彫刻。貞享2(1685)年から行った諸国勧進には東北地方も含まれ、大仏内部の木組で造り寄進者に与えたとされる仏像が東北地方にも伝えられています。

写真:重文 五劫思惟阿弥陀如来坐像 左:東大寺蔵 右:五劫院蔵
重文 五劫思惟阿弥陀如来坐像
左:東大寺蔵 右:五劫院蔵
五劫(ごごう)は時の長さをあらわし、一説に21億6千万年ともいわれます。長い時間思惟(しゆい)をこらし修行をした結果、髪の毛が伸びて渦高くらほつ螺髪を積み重ねた姿となられたのが五劫思惟の阿弥陀如来です。

写真:重文 伎楽面 酔胡従(大仏開眼供養会所用) 東大寺蔵
重文 伎楽面 酔胡従(大仏開眼供養会所用) 東大寺蔵
伎楽は演奏に合わせて演じる無言劇で、飛鳥時代に日本へ伝えられました。仮面にはシルクロード沿道の人々の顔に似せたものがあり、本面は酒に酔った胡国の従者にあたります。


主催
復興祈念-東大寺展実行委員会
(東北歴史博物館・河北新報社・仙台放送・日本経済新聞社・多賀城市)
共催
宮城県・多賀城市教育委員会・NHK仙台放送局
特別協力
華厳宗大本山東大寺
学術協力
奈良国立博物館

平成30 年4月28日(土曜日) ~6月24日(日曜日)
午前9 時30 分~午後5 時(入館は午後4 時30 分まで)
休館日/毎週月曜(ただし、4月30 日は開館)

【観覧料(当日券)】
一般1500円/シルバー1300円/小中高校生600円
※20名様以上の団体は当日料金の100円引き。
※シルバーは65歳以上の方。
※常設展もご覧いただけます。
※会期中に一部展示の入れ替えを行います。
 前期5月27日(日曜日)まで・後期29日(火曜日)から

前売券(一般のみ1300円)は、セブンイレブン、ローソンなど各プレイガイドにて2月1日(木曜日)から4月27 日(金曜日)まで販売。


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お問い合わせ
TEL 022(368)0106
東北歴史博物館
〒985-0862 多賀城市高崎-22-1
仙台駅から14 分(JR 東北本線 国府多賀城駅 下車すぐ)
三陸自動車道 多賀城IC から車で5 分


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