掲載日：2015年8月25日

環境用語集（な行）

に／の

「に」から始まる用語

二酸化炭素(にさんかたんそ)：CO2（しーおーつー）

炭素化合物の燃焼や生物の呼吸により生成される無色無臭の気体のことです。炭酸ガスとも呼ばれています。現在の大気中には約0.03%含まれていますが、化石燃料の大量消費等エネルギー起源による二酸化炭素の大量排出により、ここ数十年の間に大気中濃度が急速に高まっており、数ある環境問題の中でも最も根深く、かつ解決が困難な地球温暖化問題の原因となっています。

二酸化窒素(にっさんかちっそ)：NO2（えぬおーつー）

一酸化炭素(NO)と酸素の作用等により発生する赤褐色の刺激性の気体のことです。比較的水に溶解しにくいので肺深部に達し、肺水腫等を引き起こします。

「の」から始まる言葉

農業集落排水処理施設（のうぎょうしゅうらくはいすいしょりしせつ）

集落の散在する農村に適した汚水処理システムとして、おおむね1,000人以下の規模で実施される、いわゆる農村下水道のことです。

農薬（のうやく）

農薬取締法では、「農作物等を害する病害虫の防除に用いられる殺菌剤、殺虫剤その他の薬剤及び農作物等の生理機能の増進又は制御に用いられる成長促進剤、発芽抑制剤その他の薬剤をいう。」と定義されています。農薬取締法では、製造・輸入業者による農薬の登録、無登録農薬の販売の禁止、製品容器への表示事項、販売業者の届出、農薬ごとに適用作物・使用量・使用濃度・使用方法・時期・回数を詳細に定めた農薬使用基準等について定めています。水道法では水質基準を定めているが、農薬類は水質管理目標項目となり、ゴルフ場使用農薬については排出中の農薬濃度の指針値が別途示されています。

ノルマル立方メートル（のるまるりっぽうめーとる）

温度が0℃で圧力が1気圧の状態に換算したガス量を表す単位のことです。