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大会長あいさつ

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年3月28日更新

大会長挨拶

宮城県保健福祉部技術参事

宮城県リハビリテーション支援センター

 樫本 修

 全国地域リハビリテーション合同研修大会inみやぎ2018を平成30年7月7日から8日の2日間,東北歴史博物館にて開催する運びとなりました。主催者である全国地域リハビリテーション支援連絡協議会,全国地域リハビリテーション研究会の皆様,ご後援をいただいた宮城県内の関係機関の皆様に心より感謝申し上げます。

宮城県の地域リハビリテーション活動は身体障害者更生相談所が障害者を対象に「地域ケア推進事業」として昭和63年から開始したことに端を発し,県という行政組織が主体となって地域リハビリテーション推進事業を行ってまいりました。そして平成19年に本研修会の第2回目を今回の名誉大会長である佐直信彦先生(当時東北文化学園大学教授,宮城県リハビリテーション協議会会長,みやぎ地域リハビリテーション懇話会会長)が担当して宮城県庁で開催した歴史があります。宮城県は現在,県内7つの保健福祉事務所・地域事務所に13名,県本庁に2名,私のいる支援センターには16名の総勢31名のリハ専門職が県職員として常勤し,地域リハビリテーションの推進,障害児者支援にあたっている全国的にも珍しい県です。

そこで,障害児者支援の活動にも目を向けて今回の大会のテーマを「そこに暮す人々と共に育む地域リハビリテーション ~地域共生社会を目指して・みやぎからの発信~」といたしました。我が国は諸外国に例をみないスピードで高齢化が進行しており,今後も国内における医療や介護の需要が増加することは明らかです。そのため国では可能な限り住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるよう,地域包括ケアシステムの構築に向けて保健・医療・福祉関係者と市町村や県が,地域の自主性や主体性に基づき,地域の特性に応じて作り上げていくことを推進しています。さらに,障害者福祉施策においても,施設入所者の地域生活への移行や,就労,社会参加に向けた共生型サービスの取組が進められています。

今後は,地域共生社会の実現に向け,より一層,官民一体となり,住民力,地域資源力を活用した地域づくりが進められるよう,医療,保健,福祉および生活にかかわる様々な機関や組織が協力しあうことが必要であり,今まさに地域リハビリテーション活動がその一躍を担う重要な時期と言えましょう。

本研修大会では本県ならびに県外から地域リハビリテーション活動を牽引されている諸先生方をお招きし,貴重なご講演や,4つのシンポジウムを設けています。多数の皆様にご参集いただき,これからの地域づくりに向け,深く考え,活発なご討論がなされ,実りある研修会になることを祈念いたします。

 

 

平成30年3月