東日本大震災による住環境や家庭の経済状況の変化等は、子どもたちの心に大きな影響を与えています。
これらの影響が考えられるいじめや不登校により、学校生活に困難を抱えるようになった子どもたちの学校復帰や自立支援の取組を行っています。
「子どもの心のケアハウス」では,心のケアスーパーバイザーを配置し、3つの機能によって複合的なサポートを行っています。
教育相談窓口として心のケアを行います。必要に応じて、学校での別室登校児童生徒の支援や、家庭訪問による支援を行います。
不登校傾向にある児童生徒の早期学校復帰へ向けた支援を行います。
子どもの心のケアハウスや学校の別室等で学習支援を行います。
おおがわら子どもの心のケアハウス(外観) おおがわら子どもの心のケアハウス(教室)
平成28年度は8つの市町が、平成29年度からは新たに5市町が学校外に「子どもの心のケアハウス」を設置・運営し、県が支援を行っています。
(気仙沼市・南三陸町・石巻市・塩竈市・七ヶ浜町・美里町・大河原町・白石市・多賀城市・女川町・松島町・利府町・登米市)※新規設置市町太字
支援を行った児童生徒の数は474人で、そのうち1割程度の学校復帰(別室登校含む)につなげることができました。(平成29年3月末現在)
今後も引き続き、子どもたちの心のケアを行い、学校復帰を支援していきます。
宮城県教育庁義務教育課 022-211-3646