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宮城県知事記者会見(平成31年3月25日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2019年3月26日更新

知事定例記者会見

【知事発表項目】職員の新しい名札について

■村井知事

 今回、職員用の名札を新調いたしました。新しい名札は資料にも掲載しておりますが、今私が身に着けておりますこの名札です。着用開始は平成31年4月1日からで、県立学校や県警本部の職員を除く全職員が着用することになります。特長としては、文字が大きく見やすいこと、服装に左右されず職員全員が同じように着用できること、偽造防止にも配慮しているところです。新しくするきっかけは、胸ポケットのない衣服に名札を着用すると安全ピンで穴が開いてしまうといった職員からの話でした。併せて、名札が重みで下を向いたり、文字が小さくて名前が見えにくかったりといった問題点も考慮いたしました。

 現行の名札は、平成11年4月1日から着用してきたものでありますが、今回、20年ぶりに新しくすることになります。

 偽造防止にも配慮しておりまして、中はプラスチックです。プラスチックですから紙を入れたらすぐに偽物と分かります。このストラップが「Miyagi Prefectural Government」と書いていますので、これを持っていない人が勝手に作ることはできません。あと表裏両方に名前が出ていますので、どちらになっても名前が見える、非常に大きくて見やすいということでございます。今までの名札のように下を向いておじぎをすると名前が何も見えないとはならないということです。古い名札との併用は認めません。古い名札は全部回収する予定となっています。

◆Q

 このタイミングでの変更というのは、平成が終わることとの関連はあるのか。

■村井知事

 それもございました。やはり新しく元号がかわるということで、気持ちを一新したいということもございました。また、多くの県民の方から、今の名札は非常に小さくて見えづらい、職員の名前が分かりづらい、名札がポケットに付けてもどうしても重みで下を向いてしまいますので見えづらい、見えても字が小さくて見えないということがありました。

 職員の声としても、特に女性職員から、ポケットがないとピンで穴を開けなければいけないので洋服に穴が開いて非常に困るという話がございました。またストラップに名札を付けている職員もおりましたし、こういったところ(ジャケットの襟)に着けている職員もおりましたので、そういった意味では統一感がないということを以前から考えていました。

 従って、今回、新しく年号がかわるのを機に名札も替えたということです。

◆Q

 新しい時代は、より県民に名前をはっきり伝えやすい職員像を目指すということはあるか。

■村井知事

 やはり県民の皆さまに対してしっかりと責任を果たしていくということで、何かあったときには顔と名前をしっかり覚えてもらえるようにということも考えました。

◆Q

 木製の名札も廃止なのか。

■村井知事

 廃止です。全職員、私も含めて全職員、これに統一します。

◆Q

 県産木材を使用した方が宮城県らしく、木製の名札も使っていけば良いのではないかと思ったのだが。

■村井知事

 そういう声もあったと思いますけれども、そういう特例を認めますと、また今までのようにいろいろな名札が存在してしまいますので、やはり県民目線で考えると、県職員はこの名札と分かっていただいたほうがよろしいのではないかと思います。従って、4月以降はこれ以外の名札は認めません。この名札を全員着けるということで、私もこれを着けるようにしようと考えています。やはり県民目線で考えたということです。

◆Q

 木材を使ったネームプレートも回収するのか。

■村井知事

 回収します。全部これで統一します。(古い名札は)職員の手元に置かないようにします。

記者発表資料 [PDFファイル/201KB]

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【知事発表項目】災害公営住宅の整備完了について

■村井知事

 既にマスコミで報道済みでございますが、東日本大震災により住宅を失い自力で再建困難な方々のために整備を進めてまいりました災害公営住宅につきましては、この3月に計画戸数の1万5,823戸が全て完成いたしました。岩手、宮城、福島の被災3県において、災害公営住宅の整備が完了したのは本県が初めてとなります。3月24日に最後の完成となりました東松島市柳の目西地区の団地におきまして、入居者への鍵の引き渡しが行われたところであります。

 整備に当たった関係市町のご尽力に敬意を表しますとともに、国や関係機関、地元工務店などの皆さまに感謝を申し上げたいと思います。これによりまして、被災者の方々が安心して地域で暮らしていける環境が整ったのではないかと考えております。

 津波で亡くなった方の数、また行方不明者の数、家を失った戸数、また災害がれきの量、全て被災3県のだいたい6割が宮城県に集中しておりました。そういった意味では、東日本大震災で原発を除きますと一番大きな被害を受けたのが宮城県だということになろうかと思います。その中で宮城県が災害公営住宅の整備を一番早く終わったということ、これは非常に喜ばしいことと思っております。

◆Q

 被災3県の中で被害の6割ほどが宮城県に集中していたという話があった。その中で、災害公営住宅の完成が一番早かったのはどんな要因か、どんなところがうまくいった点だと思うか。

■村井知事

 いろいろ要因があると思いますが、私は船頭を1人にしたことが非常に大きかったのではないかと思っています。県営の災害公営住宅を造ってほしいという声もございました。ただ、県営の災害公営住宅を造りますと、同じ被災した市や町に県営の災害公営住宅と市営、町営の災害公営住宅が並立することになります。そうなりますと、土地をどこに確保するのか、入居者をどうやって選ぶのかということを毎回毎回、市や町と調整していかなければなりません。

 また、出来上がった建物を見て、県営住宅の方がいいのか、市営住宅や町営住宅の方がいいのかということで、被災者の皆さんも非常に選択にお困りになるのではないかということも考えまして、これは1人の首長、1人の船頭で判断されたほうがよろしいのではないか、それを国や県が側面から全面的にバックアップする形の方が速く進むのではないかと考えました。いろいろご批判もございましたけれども、結果としてこのやり方でうまくいったのではないかと私は思っております。

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今年度を振り返って

◆Q

 今日は今年度最後の会見ということで、今年度を振り返って、この施策がうまくいった、ないしはこれはあと一歩だったとか、完全、完璧であったところも含めて教えてほしいということと、新年度についてはどういった施策をどういった気持ちで臨んでいきたいか教えてほしい。

■村井知事

 平成30年度を振り返りますと、震災からの復興につきましては、災害公営住宅が完成いたしまして、入居者に鍵を引き渡せました。その他のインフラ整備もほぼ順調に進めることができたのではないかと思っています。

 また、FDA(フジドリームエアラインズ)の仙台出雲線の新規路線の就航やピア棟の供用開始といった仙台空港に新たな動きが出たこと、次世代放射光施設の青葉山への設置が決定したということ、宮城オルレの気仙沼・唐桑コースと奥松島コースがオープンしたということ、だて正夢の本格デビュー、また、Hey!Say!JUMPさんとの観光キャンペーンが大変話題になるなど、明るい話題が多い年度ではなかったかと思っています。

 次年度は、新天皇陛下の下、新しい元号がスタートします。宮城県も、復興を最優先としながら、4月からは農林水産部を分割した農政部と水産林政部という新しい組織が立ち上がるなど、いろいろ新しいことが始まりますので、先の議会でお認めいただきました事業を着実に進めてまいりたいと考えております。

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改元への所感および対応について

◆Q

 改元の関係だが、発表については4月1日ということで、それを前にした率直な所感と、事務回りで例えばシステムとか事務処理とかでこういった作業をしているということを教えてほしい。特にどういったところが課題となっているか、その辺を教えてほしい。

■村井知事

 今年の5月1日に改元されることに先立ちまして、4月1日に新元号が発表されることになってございます。

 今朝の庁議で確認したところ、庁内には約200の情報システムがございまして、関係する課室が業務に使用しております。各業務システムのうち、入力画面、出力帳票等において元号表記をしているものは、新元号に対応させる必要がございます。これらのうち、約半数の約100システムについては改元対応が必要であると認識しておりまして、対応に要する経費は総額で約8,400万円の見込みとなっております。

 現段階では、改元対応が必要なシステムのうち、平成31年4月末までに確実に対応が完了するものは約60システムです。それ以外の約40のシステムにつきましては、既製品利用のため本県独自には対応できないもの、改元後の対応でも支障がないものでございます。従いまして、まとめますと、今の段階では大きな問題は生じないものと考えております。4月1日以降、着実に準備を進めてまいりたいと考えております。

◆Q

 今あったような事務処理回りの全般的な率直な所感は、改元前というのはいかがか。

■村井知事

 やはり新しく元号が変わるということは、日本にとって非常に大きな意味を持つことになります。そうした歴史的な事柄があるときに、知事として仕事に携われるということに誇りを持って、しっかりと万全の体制で準備を進めてまいりたいと考えております。

◆Q

 これから新しい時代になるわけだが、それに当たって、知事はどんな時代にしていきたいと思うか。特に宮城県についてだが、その決意や気持ちを伺う。

■村井知事

 私が知事になりまして14年目ですけれども、この間、岩手・宮城内陸地震や東日本大震災、また、リーマンショックも経験しました。非常に苦しい厳しい14年間でございました。新しい時代は、こういったものを克服した宮城県として、前を向いて笑顔で県民の皆さんが生活できる、そういう環境を整えていきたいと思っています。そういう時代にするのが私の役割だと考えています。

 県行政は、いろいろ課題がありましたけれども、東日本大震災を経て、「創造的な復興」を掲げ、いろいろなことに果敢にチャレンジしてまいりました。それがやっと実を結んできたと思ってございます。県民の皆さまにお約束したしっかりとした果実をみんなで食べていただけるように、さらに新しい時代に努力してまいりたいと思っております。

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児童虐待防止に関する法律の改正について

◆Q

 先日、児童の家庭内での虐待を防止する児童虐待防止法の改正案が成立したかと思う。その中に児童相談所の体制強化というものがあるということだが、県のその後の対応などがあったら教えてほしい。

■村井知事

 これにつきましてはまだ発表されたばかりでございますので、今後、よく対応について検討してまいることになろうかと思ってございます。いずれにしても、子どもの命を守っていくことは極めて重要ですので、最優先課題として捉えて対応してまいりたいと考えております。具体的な施策については、今後、国の考え方なども聞きながら、歩調を合わせて、県内の市町村と協力しながらやっていきたいと思っております。

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入国管理法の改正について

◆Q

 4月1日から外国人労働者の受け入れ拡大に関する入管法の改正が施行されると思うが、それに対して、県の課題など、今のところで、あれば教えてほしい。

■村井知事

 以前から申し上げているように、最大の課題は、外国人がお越しになって、そしてしっかりと技術を身に付けた段階で都会の方に人が流れていくと、結局、都会の労働力不足を補うために地方が存在していたということになり得るのではないか。それが一番大きな課題だと考えてございます。

 私は、幹部会で外国からお越しになった人たちをしっかりと教育できる環境を整えることは非常に重要なのではないか、それは観光面にもつながることではないかということを指示して、今、検討させております。

 ただ、そうやって育てた、しっかりと日本語を話せるようになった人たちが宮城から出ていくようなことでは、県民の税金を使うことに県民のお許しをいただくことはできないと考えてございまして、そういった意味からも宮城県内に残って、われわれと一緒になってしっかりと生活していただけるような、そういう環境を作っていくことが重要ではないかと思っております。

◆Q

 教育できる環境を整えるということだが、そういった日本語を教える教師の確保や人材育成の仕組みを整えるということか。

■村井知事

 まだ具体的にこうするというのは決めていませんけれども、今回、入管法が改正されましたので、政府としても外国人の受け入れというものに対して非常に力を入れていくということです。従って、これに乗り遅れることのないように、東北の中でやはり先んじて宮城は外国人が来て勉強して働きやすい環境になっていると言ってもらえるようにしてまいりたいと思っております。これから具体的に詰めていきたいと思います。

◆Q

 今の入管法のことに関連して、以前の記者会見でも言っていたと思うが、改めて県内ではどんな分野で特にそういった方々が活躍できるのではないかということも含めて、期待を伺う。

■村井知事

 どの職種に限らず、全ての業種において、今、人手不足ということが言われております。いろいろな会社の経営者の方と会ってお話しすると、人手が足りているとお話しになる経営者の方は一人もおられないです。これは1次産業、2次産業、3次産業全て、全般にわたって言えることだと思っております。

 従って、ただの労働力不足で単純労働させるための外国人という視点では私は駄目だと思っています。日本人と同じように生活をしていただいて、そしてゆくゆくは日本にまた戻ってきたい、あるいは家族を呼びたいと思ってもらえるような、そういう環境づくりをすることが私は非常に重要ではないかと思っております。

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気仙沼漁港魚町地区防潮堤の施工ミスについて

◆Q

 前回の記者会見でも出たかと思うが、年度末ということで、気仙沼の防潮堤の責任の所在や処分などについて決まっているのか。

■村井知事

 決まりました。組織として処分内容を決定し、対象事業者、また対象者にその内容はお伝えしました。ただ、その内容については、今日の夕方6時から行われます内湾地区まちづくり協議会ワーキングにおいて農林水産部長からご報告させていただく予定となってございます。この場においては私から発言することは控えたいと思います。

◆Q

 既に業者の方には伝えているということか。

■村井知事

 はい。

◆Q

 県の方もある程度の責任があるということか。

■村井知事

 はい。

◆Q

 そちらの割合とかに関しても6時のワーキングでということか。

■村井知事

 はい、全てその場でお話しさせていただく予定となっております。

◆Q

 処分が決まったのはいつか。

■村井知事

 先週です。

◆Q

 具体的に日付とかは分かるか。

■村井知事

 それも含めて6時から報告します。

◆Q

 今日は知事は気仙沼に行くのか。

■村井知事

 行きません。

◆Q

 行かない理由は何か。

■村井知事

 農林水産部長が行くことで十分だと判断しました。また、仙台で他の仕事が入っています。

◆Q

 これで終わりかどうかは分からないが、結構重要な節目ではあると思うが、やはりそれでも行かないということか。

■村井知事

 私は、気仙沼に最近も頻繁に行っておりまして、いろいろな方にもうお会いしておりますので、あえて私が行かなくても十分事足りると考えたということです。

◆Q

 処分が当初年内にという話があったが、年度内までずれ込んだ理由についてはいろいろな手続きがあったと思うが、改めてそこの部分と、ここで今回処分が出たわけだが、この件についてどういう県としての認識というか、どう思っているのかをもう一度教えてほしい。

■村井知事

 年度末までずれ込んだ最大の理由は、設計業者と施工業者との責任割合をどうするかということに時間がかかったということでございます。当然、ちゃんと理由がなければお互い納得できないわけですので、われわれが責任の割合をどうするのかをしっかり根拠を持って示したいということで、よく調整させていただき、よく検討したということです。これに時間がかかりました。

 改めて県の認識でございますけれども、大変ご迷惑をお掛けしたことは事実でございまして、気仙沼にとって非常に重要な場所で、その眺望を地元の皆さんは非常に重要視しておられたにもかかわらず、県職員のミス、また、設計業者、施工業者のミスによってこのようなことになってしまい、結果として非常に時間がかかってしまったことに対し、改めておわび申し上げたいと思っております。今日は私が伺いませんので、私の手紙を農林水産部長に渡しております。

◆Q

 業者に対する処分というのは、例えば賠償金とか、そういったものになるのか。それとも指名停止とかなのか。

■村井知事

 そういうことも含めて、夕方報告します。

◆Q

 知事自身についてはいかがか。

■村井知事

 それも夕方、質問があれば農林水産部長からお答えする形になるのではないでしょうか。

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ふるさと納税について

◆Q

 先日、過度な返礼品を続けていた一部の自治体の特別地方交付税が実質ゼロになったということで、これについて何か感じるところがあるかと、今、国会でも返礼品を寄付額の3割以下の地場産品に限るとするという改正について議論がなされているところだが、これについて改めて考えがあれば伺う。

■村井知事

 ふるさと納税で総務省の考え方に沿わない自治体に対して、地方交付税等が減額されるといった話は報道で伺いましたけれども、これについては他の自治体の問題でございまして、総務省、国と自治体同士の問題でございます。宮城県としては特に関与しておりませんので、これに対して言及することは控えたいと思います。

 返礼品等については、新年度に入りましたら、総務省に、宮城県はこういったことを考えているということを出さなければいけません。従って、今、どのようにすればいいのかを検討しています。なるべく宮城らしさを醸し出せるようなものにしたいと思ってございます。今、検討している最中でございますので、もう少し時間をいただきたいと思います。

 いずれにせよ、このふるさと納税はゼロサムです。それぞれの自治体に行く財源をAという自治体からBという自治体へということでございまして、ゼロサムですので、あまり過度な競争は私は良くないのではないかと思います。結局どこかがたくさん税金(寄付)が増えれば、どこかが税金(寄付)が減るということですので、そういった意味ではある程度バランスをとりながら、いい意味で切磋琢磨して競争していって、そして全体として魅力のある自治体を作っていくことに主眼を置いていくことが重要ではないかと思います。

 従って、宮城県は、それによって他の自治体からどんどん税金(寄付)を集めてというよりも、宮城県は魅力あると思ってもらえるような、そういう返礼品の造成に努めたいと思っています。簡単にはいかないですが、今それで知恵を出しているところです。私のアイデアも入れながら、今やっています。

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