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宮城県知事記者会見(平成30年10月29日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年10月30日更新

知事定例記者会見

【知事発表項目】ベジプラス100 & 塩ecoキャンペーンの実施について

■村井知事

 宮城県におきましては、働く世代、特に20代から40代の野菜摂取量が(第2次みやぎ21健康プランの)目標の350グラムに対して、100グラム不足しているというデータが出ました。食塩の摂取量も全国と比較し、非常に高い傾向にございます。そこで、スマートみやぎ健民会議の応援企業・団体の皆さまと協力いたしまして、野菜を手軽に取れる環境整備と「ベジプラス100 & 塩eco」を広めるためのキャンペーンを実施します。
 県内各地のスーパーやコンビニエンスストアで、ベジプラスのロゴシールを貼った野菜たっぷりのお弁当やお総菜の販売、イベントなどを行います。11月4日(日曜日)午前11時からイオン仙台店でスタートイベントを行います。私も出席いたします。ぜひ取材にお越しいただきたいと思います。

記者発表資料 [PDFファイル/551KB]

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【知事発表項目】「第40回全国豊かな海づくり大会」大会テーマおよびキャラクターコスチュームデザインの募集について

■村井知事

 本日から第40回全国豊かな海づくり大会の大会テーマおよびキャラクターコスチュームデザインを募集いたします。
 「第40回全国豊かな海づくり大会」につきましては、平成32年の秋に石巻市の石巻魚市場と石巻漁港を会場に開催されることが決定しておりますが、この大会の周知を図るとともに、開催機運の醸成を図るため、大会のテーマと大会のマスコットとなるむすび丸の水産バージョンを題材に、そのコスチュームデザインを募集することとなりました。
 募集期間は、本日(10月29日)から来年1月11日(金曜日)までで、専用の応募用紙またはA4サイズの用紙に必要事項を記載いただき、郵送または電子メールで応募いただくこととしております。応募資格は特に設けておりません。どなたでも応募できますし、1人何点でも応募可能となっております。応募いただいた作品の中から最優秀作品1点をそれぞれ選びまして、大会の広報に幅広く活用させていただきたいと考えております。最優秀作品に選ばれました方には、賞状と副賞として3万円、そして5千円分相当の宮城県産の水産物を贈呈いたします。そのほかにも優秀賞を2点、佳作を3点、それぞれ選定することとしておりますので、ぜひたくさんの作品をご応募いただきたいと思います。詳細につきましては、配布しておりますチラシをご覧いただくか、全国豊かな海づくり大会推進室までお問い合わせいただきたいと思います。
 キャラクターはむすび丸(水産バージョン)です。このコスチュームを変えるということです。むすび丸はあくまでもこのまま使います。コスチュームの募集をするということでございます。あとは、大会テーマも募集するということでございます。難しいのが、この大会テーマはあまり宮城とか、地域性を出してはいけないということになっているそうです。全国豊かな海づくり大会なので、宮城の海づくり大会ではないということです。そういう意味では非常に難しいです。宮城のとか、石巻とか、被災地のだと駄目みたいです。ですから、全国的に使えるようなテーマにしてくださいということですので、その辺もぜひ付加していただきたいと思います。

記者発表資料 [PDFファイル/2.04MB]

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西澤潤一元東北大学総長の死去について

◆Q

 先日コメントもいただいたが、西澤潤一さんが亡くなられた。その件について改めて所感をいただきたい。

■村井知事

 西澤先生は、半導体など電子工学の分野で世界的な偉業を成し遂げられた方です。また、宮城県では宮城大学の名誉学長や、宮城県文化振興財団の名誉会長を歴任されておりまして、そうした功績をたたえ、平成2年に名誉県民として顕彰いたしました。まだまだお元気でご活躍されると思っておりましたので、大変残念です。心よりご冥福をお祈りいたします。
 最後にお会いしたのは、昨年でしたでしょうか、仙台市と仙台商工会議所が行いました新春賀詞交歓会の時にお会いしたのが最後だと思います。確か昨年だったと思いますけれども定かではありません。

◆Q

 どのような言葉を交わしたのか。

■村井知事

 「先生、お元気ですね」とお話ししましたら、「まだまだ元気だよ」とお話しになっていました。自分で立ってお話しして、お話を聞いておられました。お元気だとずっと思っておりましたので、突然の訃報に大変驚きました。

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いじめ、不登校等の文部科学省調査結果について

◆Q

 先日、文部科学省が発表した全国の学校の調査の中で、宮城県の不登校の生徒の割合が全国で最も高い、これは3年連続だという結果が出た。いじめの認知件数についても全国ワースト3と非常に悪い結果が出た。知事としては、これらの問題に今後どのような対策、解決法を取っていかれるのか。

■村井知事

 厳しい結果になったということは非常に残念に思います。今朝、教育長から報告がございました。宮城県は小さい事案も全てしっかりと把握して、公表することに努めているということでございますので、かなり詳細に数を積み上げた結果だと言っていました。こういった結果は真摯に受け止めなければならないと思っております。とかくこういった問題は、教育委員会にのみ責任があるように思われがちですが、決してそうではございません。われわれ行政機関全般にも関係いたしますし、地域にも、家庭にもいろいろご協力いただかなければ解決できない問題だと思っています。
 そういったことから、宮城県では「みやぎの子どもの心のケアハウス運営支援事業」を行っております。行政と地域が一体となって、そして教育委員会に主導的に努力していただき、こういったもの(いじめや不登校)がなくなるように努力してもらいたいと思っております。教育長は調査結果をしっかりと詳細に分析したいというお話でございました。

◆Q

 知事は積極的に認知をした結果、件数が増えたというが、いじめであればそのように捉えることができるが、不登校について起因するのはどのようなものか。

■村井知事

 30日以上学校に出てこられなかった方が不登校になっております。けが、病気等の理由で休んだ部分はカウントされないそうです。宮城県は学校に出てこない子どもたちを、病院に連れていって病気で休んだということにせずに、学校を休んだ子どもについては不登校だとしっかりと認識して、学校に通ってもらうように、日々努力しているということです。
 こういうものは計算の仕方ですので、数字を減らそうと思えば意図的に減らすこともできないわけではないと思います。しかし、宮城県の教育委員会はそういうことは一切していない。しっかりと正直にカウントし、そしてそこから課題を洗い出すように努力しているということです。私はそれでいいのではないかと(思います)。やはり問題があるならば、どこに問題があるのかを調べるために、数字を少なくするような操作は一切する必要はありません。それよりも正直に数字を積み上げて、そしてお叱りを受けても課題を見つけるように努力すべきではないかと思っています。まずは、今回の結果を聞いた上で、市町村教委や各学校でよく話をして、どうすればいいのか検討していただきたいと思っています。県行政として必要なサポートがあるということであれば、努力を惜しまないつもりです。

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株式会社エム・テック破産への対応について

◆Q

 埼玉の建設業者エム・テックの関連だが、民事再生での再建を断念したということで、今後、工事の再発注などいろいろ動きが出てくると思うが、現時点での県の対応や新しく決まったことがあれば伺う。

■村井知事

 一番大切なことは、復興を滞らせることなく、しっかりと前に進め、復興期間内に事業が終わるようにしていくことだと思います。随意契約で事業を継続してくださる企業を探さなければなりません。今、鋭意、業界団体や個別の企業にいろいろ当たっておりまして、少しずつ受けていただけるような企業が見つかってきているということです。この11月議会に議案を提出できるものについては準備するよう今日担当に指示しました。何とか事業を継続してくださる企業を探したいと思っています。

◆Q

 土木と農林に分かれていたと思うが、組織的に何か新しく窓口を作るということはあるのか。

■村井知事

 ありません。それぞれの所管で努力して業者を探してもらうことになります。

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安倍総理の訪中と日本産食品の輸入規制問題について

◆Q

 先日、日中首脳会談が行われたが、安倍総理の報告の中で、東日本大震災と原発事故以降続いている日本産食品の輸入規制等について、中国側から科学的評価に基づいて緩和することを積極的に考えるとの説明があったという趣旨の話があったが、これについての率直な所感はいかがか。

■村井知事

 非常に大きな朗報でした。希望が持てる内容です。安倍総理の訪中の大きな成果の一つではないかと思っています。まだ具体的にどのようなタイムスケジュールでという話までは来ておりませんけれども、日本国政府を挙げてこの問題に真摯に取り組んでいただいている大きな証左だと思います。この機会にぜひ解除していただけるように期待し、また行政としてやるべきことがあれば、しっかりと取り組んでまいりたいと思っています。

◆Q

 まだこれからだと思うが、日本政府、中国政府に求めること、粘り強い議論やPR等、何か求めることがあれば伺う。

■村井知事

 やっていただいています。農林水産省等からもいろいろ話はいただいておりましてしっかりやっていただいています。今回は総理の訪中に合わせてこれが表に出たということだと思っております。引き続き粘り強く交渉していただきたいと思います。今度、習近平国家主席が訪日されるという話もあるようです。そのタイミングでいいお土産を頂けるのではないかと期待しているところです。その辺の情報は全くありませんが、これは私の期待です。

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女川原子力発電所1号機の廃止について

◆Q

 先週、女川原発1号機の廃炉が決定された。その中で知事は3つの要望を出し、一番最後に電力の安定供給をしっかりお願いしますというのが印象に残った。今、2号機の再稼働の審査がなされているが、安定供給と強調されたのは、何か再稼働に関する思いを込められたのか。

■村井知事

 いいえ、全くありません。これは火力、水力、再生可能エネルギー、いろいろミックスして全体として電力を安定的に供給していただきたいという要望をしたということでございます。原発の再稼働とはリンクしておりません。

◆Q

 改めて伺うが、今、審査中の2号機の再稼働についての所見を伺う。

■村井知事

 まだ審査が続いておりますので、審査結果を注視しています。稼働に向けて動き出すのか、あるいは不適格となるのか、その結果によって(地元同意の判断を)決定することになります。今の時点では安全性について専門の先生方にいろいろご議論いただいております。その結果も併せて判断しなければなりません。現時点においてはそれ以上のコメントをすることは難しいということです。

◆Q

 廃炉に伴って電源三法の交付金が減額されるが、その影響について県としてどの程度問題にされているか。

■村井知事

 そういう試算はまだしておりません。これからすることになると思います。

◆Q

 影響はある程度あると考えるか。

■村井知事

 全くないわけではないでしょう。ただ、どれくらい出るのか、いろいろな救済策等もあるかもしれません。よく検討するように(指示しています)。(原子炉等規制法の廃止措置計画が認可され)廃炉が決定するまでに一、二年かかるということです。(電気事業法の廃止の届け出までには)時間的には余裕がございますから、それほど慌てることはないと思います。しっかりと検討するようにという指示を出しています。

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仙台空港の今後の発展について

◆Q

 仙台空港のピア棟が28日から供用開始になったと思うが、今後どういうふうに仙台空港を発展させていきたいか、知事の所見を伺う。

■村井知事

 やはり空港は飛行機が発着して初めて商売が成り立つわけです。便数を増やす、新規路線を増やしていく、また、少子高齢化の中で、若い人たちに飛行機に乗っていただくというのは非常に重要だと思っています。そういった意味でも、私はLCC(格安航空会社)にある程度力を置いてLCCを増やしていくという努力は非常に重要ではないかと思います。その上で、フルサービスキャリアであったり、ビジネスジェットの誘致を考えていきます。優先順位はLCCからではないかと思っています。
 ただ、これは宮城県がそうだからそうするということではなく、やはり仙台国際空港株式会社の考え方を優先しなければなりません。仙台国際空港株式会社とよく話し合いをするように今日の幹部会で指示いたしました。

◆Q

 24時間化に向けた期待はあるか。

■村井知事

 飛行機の便数を増やすためには、航空会社にとって使い勝手の良い空港にすることが重要です。それによって、利用者にとって使い勝手の良い空港になります。いくら利用者の利便性を上げようと思っても、飛行機が飛んでいなければ全く利便性向上にはつながらないわけですので、やはり航空会社が使いやすい空港だと思ってもらえるようにしたいと思います。24時間化になれば、いつでも離発着できるということですから、航空機の機材のやりくりが非常にやりやすくなるのではないかと思います。ピーチ(・アビエーション株式会社)が拠点空港にするということで、いずれ夜間も駐機してくれるようになると思います。そうなったときに、いつでも帰ってこられる飛行場になるのか、あるいは帰る時間が限られるのかで、やはり運用面で相当差が出るでしょう。そういう観点からも私は運用時間の延長というのは、避けて通れない課題であろうと思っています。
 本来でしたら、仙台国際空港株式会社でご自由におやりなさいと言ってもいいのですが、やはり住民の皆さんと交渉するとなると、かなりシビアな交渉になります。これは行政が前に出て、仙台国際空港株式会社と一緒に責任を負いながら、時にお叱りを受けながら前に進んでいきたいと思っています。

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気仙沼漁港魚町地区防潮堤の施工ミスについて

◆Q

 気仙沼の防潮堤のことだが、職員や業者の処分を決める時期も含め、今どういった状況か伺う。

■村井知事

 今、事業費の最後を詰めておりまして、必要な費用については11月議会で計上するように指示しています。その上で、それぞれの業者の責任分担、これが明確になって、そしてどの事業者がどれだけ責任を負うのかということが決まらないと、処分はできないということです。まだその交渉に入ったばかりです。

◆Q

 処分も含めて11月くらいには示されるのか。

■村井知事

 処分にはもっと(時間が)かかるのではないでしょうか。まずかさ上げなど全ての事業を行うのに、どれだけお金がかかるのかは分かります。それはわれわれがすでに約束したことであり、窓口は宮城県ですから、一括して予算計上します。その上で建設業者や、設計業者にどれだけ責任を負っていただくのかを、しっかりと調整していきます。そして、責任を負ってもらう(ことになります)。そこで処分が具体的に出てくるということです。

◆Q

 年内には終えるのか。

■村井知事

 分かりません。交渉事ですので、時間はかかりますが、何よりも優先することは、早くかさ上げ工事を進めるということだと思います。

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安田純平氏の解放について

◆Q

 シリアで武装勢力に拘束されていたフリージャーナリストの安田純平さんが解放されたが、インターネット上では自己責任ではないかという批判が渦巻いているようだ。これは知事の政治姿勢とも関連があるので伺うが、この自己責任という批判が出ていることについて、知事はどのように思われるか。

■村井知事

 国はいかなる理由であっても、邦人を保護する義務がございます。そういった意味では、いかなる理由で渡航されたとしても、これは国として安田さんの命を救うように全力を尽くすべきです。政府は恐らく、水面下で相当調整されて努力されたと私は評価していいのではないかと思います。恐らく安田さん自身は、どういう理由で解放されたのか分からない部分もあろうかと思いますが、政府は責任を果たしたと私は一国民として思っています。
 安田さんに対しての批判ですけれども、目的を持って危険な国に、ジャーナリストとして入ったわけでありまして、それについてはそれなりの覚悟を持って臨んだわけですので、自己責任というのは少し厳しい評価ではないかと思います。

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