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宮城県知事記者会見(平成30年7月17日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年7月18日更新

知事定例記者会見

【知事発表項目】宮城オルレのオープン決定について

■村井知事

 このたび宮城オルレのオープン日を決定しましたのでお知らせいたします。宮城オルレを推進するにあって、当初からコース造成に向けて取り組まれておられた気仙沼・唐桑コースを宮城オルレ1コースとして、10月7日日曜日に、続いて奥松島コースを2コースとして、体育の日で祝日となります8日月曜日にオープンといたします。
 10月7日、8日は、それぞれのコースでオープニングセレモニーを開催することとしております。セレモニーの内容につきましては、後日改めて発表させていただきます。
 秋はとてもすがすがしい季節でありますので、オルレをお楽しみいただくには最高なのではないかと考えております。また、韓国でも連休とのことですので、オープニングには国内外から多くのお客さまにお越しいただきたいと期待しております。

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西日本豪雨被災地への支援について

◆Q

 連日暑い日が続いていて、現場や避難所などでは大変な思いをされているかと思うが、宮城県としての支援の現状と、今後の方針を教えてほしい。

■村井知事

 明日(7月18日)から派遣する人数を入れて、現在154人(県警も含め県職員144人、市町村職員10人)となります。後で取りまとめた資料を記者クラブに投げ込ませていただきたいと思います。
 お見舞金につきましては、今準備しております。被災の規模に応じて県からお見舞金を出すルールにのっとってお渡ししたいと考えてございます。

◆Q

 派遣人数の現状は154人ということだが、今後それをさらに拡大するのか。あるいはどのような情報収集をして、今後どのような支援をしていこうとされているのか。

■村井知事

 現在、幾つかの流れ(派遣スキーム)で派遣しております。(被災県の)知事から直接私に要請があって派遣しているもの、国から要請があって派遣をしているもの、あるいは全国知事会からの対口(たいこう)支援の要請に基づいて派遣しているものもあります。また、広島県警から宮城県警に直接要請があって派遣しているものもあるということでございまして、窓口は1本ではございません。いろいろなチャンネルを通じて要請を受けており、それに応じて派遣を決定しているということでございます。今後も要請があれば柔軟に対応したいと考えてございます。
 ただ、宮城県は今復興途上でありますので、人のやりくりに非常に苦労しているところでございます。とはいえ、同じく災害を受けた者として、震災直後の大変な混乱状況というのはよく理解できますので、少なくとも復旧・復興がスムーズにいくまでは支援の手を緩めないでおきたいと思います。

◆Q

 今回広島の府中市については対口支援という形で実施されているが、このメリットについて、知事はどのように考えているか。

■村井知事

 これは1つの県が1つの自治体に対して責任を持って面倒を見るというやり方でございまして、応援する方も、応援される方もチャンネルが1つで非常にやりやすくなるのではないかと思います。(東日本大震災の時)宮城県にも関西広域連合が対口支援してくださいました。関西広域連合の県の中でも、兵庫県や徳島県、鳥取県、こういったところが対口支援に回ってくれました。それは非常にうまくいったと評価しております。そういった意味では今回の対口支援も私は時宜にかなった対応になるのではないかと思っております。

◆Q

 今朝方、県から災害がれきの処理に対して支援チームが派遣されたが、宮城県としても震災がれきの水をかぶったようなものや、海底の堆積物など少し類似しているところもあるかと思うが、今回のチームの派遣に関して、知事の所感、期待、支援に向けた受け止めを伺う。

■村井知事

 大きな災害がございますと、必ず出てくるのがこのがれき、廃棄物の問題でございます。恐らく少し落ち着いたら必ずこの問題が浮上してくるだろうと思っておりましたが、案の定現地では大きな問題になっているようでございます。宮城県の職員はそういった(災害がれき処理の)ノウハウを持っておりますので、宮城県の職員が現地に行って全て処理するわけではなく、どういったところでどういった判断をして、どういったところを調整すればいいのか、しっかりとアドバイスしノウハウをお伝えするという役割を果たすのではないかと思っております。経験のある職員を派遣いたしましたので、期待に応えてくれるものと思います。

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気仙沼の防潮堤施工ミスについて

◆Q

 住民に対して県が新しい提案をして、地元では賛否が分かれている状況だと思うが、知事として今の住民の反応をどのように受け止めているか。

■村井知事

 当然住民の皆さんは、それぞれお考えがあってしかりだと思っております。こういった原因を作ったのは県でございますので、改めておわびを申し上げたいと思います。今月中をめどに(内湾地区復興まちづくり)協議会が中心となって地権者の意見を集約したいということでございます。県の考え方はお示ししておりますので、その考えに基づいて意見集約していただければと切に願っているところでございます。県と気仙沼市は中に入らないで、当事者間で話をするということでございますので、まずはその推移を見守っていきたいと思っています。

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東京オリンピック・パラリンピック聖火リレーの計画について

◆Q

 東京五輪の聖火リレーの計画が発表になった。出発地が福島ということだが、一部でやはり県内の石巻を出発地にという声もある中で、決定された計画についてのまず知事の受け止めと、県内に聖火が回ってくるわけだが、その構想は現時点でどのように考えているか。

■村井知事

 聖火リレーにつきましては、(東京オリンピック・パラリンピック競技大会)組織委員会が中心となって全体のバランスを考えながらコース設定されたものと考えてございます。宮城県も東日本大震災で非常に大きな被害がございましたけれども、福島はまだ復興に向けて、前に進めない自治体もございます。そういった意味では、最大の被災県であると言っても過言ではないだろうと思います。それらが配慮されて、このような形で出発式が福島になったものと捉えています。何と言いましても、これは世界的なイベント、東京を中心に日本で行う世界的イベントでございますので、組織委員会が慎重に検討して出した結論であれば、これに従って粛々と準備を進めていくことが大切であろうと思っております。福島になって私は良かったと思います。
 今後の対応でございますけれども、今後聖火リレー実行委員会を組織いたします。会長には副知事を充てたいと思ってございます。この実行委員会を中心にどの自治体をどの順番で走らせるのかということを検討してまいりたいと思います。

◆Q

 この実行委員会を設立する時期はもう決まっているのか。

■村井知事

 8月から9月にかけて(実行委員会を設立するため調整中)です。これを開催するときにはマスコミの皆さんに公表します。

(担当課)

 コースの詳細部分は聖火リレーの大会1年前に正式な発表があります。途中の検討経過は出せないと思います。会議の中身については完全なオープンではありません。

◆Q

 県内の聖火リレーだが、詳細なコースはこれからということだが、復興五輪ということでやはり沿岸被災地を中心に回るという考えはあるか。

■村井知事

 復興五輪でございますので、被災沿岸15市町は必ず走るべきであろうと思っております。うちは走ってほしくないというところがあれば別ですけれども、そういうところはないと思いますので、15の市町を中心に検討を進めることになるかと思っております。(県内のコース日程は)3日間であり、だいたい基本として1日6自治体と示されておりますので、単純に計算すると18市町村ということになります。ほぼ沿岸の市町を走って終わると思っていただいてもいいかと思います。ただ、岩手県のどこから入ってくるのか分かりません。また静岡に渡すわけですけれども、どこから渡すのか、そこまでは決まっておりませんので、どうなるか今後の調整となります。

◆Q

 関連で、復興の火の巡回展示について伺う。石巻市は到着地に名乗りを予定しているが、県としては把握しているかということと、この構想を後押しする考えがあるのかどうか伺う。

■村井知事

 復興の火の展示につきましては、具体的な日付、日数などが決まっておりません。作業はこれからということになります。石巻市のご提案も参考にしながら、まずは事務方で検討を進めさせて、その進捗(しんちょく)を見て対応を考えてまいりたいと思います。

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防災重点ため池について

◆Q

 以前一部放送局で報道があった防災重点ため池について、県の調査によるとだいたい40~50カ所ほど県内にあるということで、今後県庁でマップを作って市町村に手渡していくということだが、本格的に引き渡しが始まるということで、その率直な所感と現在の課題について伺う。

■村井知事

 防災重点ため池は、防災上の目的で造られたものでございますので、しっかりとハザードマップにも位置づけて(マップ引き渡しの)準備を進めているところでございます。ただ今回の広島、岡山の事例を見ますと、想定を超える雨の影響でため池が決壊してしまって大災害につながったということもございますので、改めて、今回の雨量等を参考にさせていただきながら、そういった雨量に耐え得るものなのかどうかということをよく検討する必要があると思っております。

 

◆Q

今後西日本豪雨の被災地等も見た上で基礎自治体と協力して、ハザードマップ等についてはスクラップ・アンド・ビルドをまた考えているということか。

■村井知事

 (ハザードマップなど)1回作ったものをもう変更しないということではなく、当然その都度その都度状況の変化に応じて見直しを掛けていくというのは当然のことだと思っています。やはりこれだけの大雨が降るということが確認されたわけですので、市町村と協力しながらしっかりとチェックをして、そしてシミュレーションをして改めて見直しを掛けていくことが重要だと思っております。ため池に限らず、河川につきましても全く同じことが言えると思います。

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水道法の改正案について

◆Q

 政府与党は今国会の水道法改正案成立を断念するという報道があった。なかなか成立しないことに対する所感と、今後のスケジュール感に影響は出てくるかどうなのか伺う。

■村井知事

 まだ国会が閉会しておりませんのでどうなるか分かりませんが、今のところかなり厳しい状況と報告を受けております。衆議院は既に通りました。しかし、参議院では他の法案の優先順位が高いということで、決して改正案を通さないということではなく、優先順位は他の方が高かったということです。そういった意味では、衆議院が通って良かったと思ってございます。今後は秋の臨時国会で必ず通していただけるように働き掛けを強くしていかなければならないと思っております。
 スケジュールですけれども、当然今国会で通ることを前提に今は準備を進めておりましたので、遅れたその分は後ろに延びてしまうということになるだろうと思っております。恐らく数カ月延びることになると思います。スタート時期がそれだけ遅れるということになります。

◆Q

 当初は32年度ということだったが、今は33年度になるということか。

■村井知事

 可能性はあります。ただ、まだ国会が終わっていませんので、国会が終わるまでは通していただけるように粘り強くお願いをしていかなければならないと思っています。

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