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宮城県知事記者会見(平成30年5月7日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年5月8日更新

知事定例記者会見

大川小学校の控訴審判決について

◆Q

 大川小を巡る津波訴訟について伺う。本日、石巻市の亀山市長が市として上告する方針を固めたということが報道された。市議会で臨時議会を開催し対応を決めるということだと思うが、石巻市長が上告するという判断をされたということについての受け止めと今後の県の対応について伺う。

■村井知事

 本日、朝の9時前に、石巻市長から私に直接電話がございました。「このゴールデンウイークの間、ずっと思い悩んでおりましたけれども、上告するという結論に至りました。本日9時から、石巻市議会の議長、副議長にその旨を伝え、議会の開催をお願いに行く予定です」旨の電話がございました。
 私どもは、この裁判が始まりましてから一貫して、学校設置者である石巻市の意向を最大限尊重するという方針を貫いてまいりました。従いまして、石巻市長が上告するという意思決定をされて、それを議会に諮るということであれば、それを尊重したいと思っております。
 今後の県の対応でございますけれども、現時点においては未定でございます。石巻市議会の結論をもって石巻市の意思が最終的に決まるわけでございますので、県はそれに従うことになるということでございます。

◆Q

 亀山市長が上告の理由について報道各社の質問への答えとして、津波を予測するのが可能だったという点について科学的な根拠に欠けること、教職員に対して専門家並みの防災知識を求めることは難しいことを理由に上告するということだが、あらためて、村井知事は判決結果をどのように受け止めているのか伺う。

■村井知事

 私なりにいろいろな思いはございますけれども、現時点においては、私の発言が石巻市の判断、特に石巻市議会の判断に影響を及ぼすことがあってはならないと考えていますので、まずは石巻市の中で市長の発言を受けて十分にお考えいただきたいと思っております。私は、石巻市の結論が出てから、私の考えも合わせて皆さんの前で公表したいと考えております。

◆Q

 前回控訴する際は、専決処分とした。今回、石巻市側の結論がどうなるにしろ、臨時議会なり全員協議会なりいろいろな方法があると思うが、県議会を開くという可能性はあり得るのか。

■村井知事

 今朝、石巻市長からの連絡を受けて幹部会を開催しまして、県としても、議長、副議長に9日に議員全員協議会を開催していただきたいという旨の申し入れをするように総務部長に指示いたしました。この先のことにつきましては議会がお考えになることでありますので、私としてこれ以上のことを申し上げることはできません。

◆Q

 申し入れは本日でよろしいのか。

■村井知事

 今日の10時半です。

◆Q
 
 議員全員協議会というのは石巻市の判断がどうなろうとも開催するということになるのか。

■村井知事
 県議会に議員全員協議会を開催するかどうかを決める権限があるということでございますので、ここで私が議員全員協議会が開催されるということをお話しすることはできません。仮に議員全員協議会が開催されるということになりましても、石巻市議会の結論がいつ出るか分かりませんので、その様子を見ながら最終的に判断されることになると思います。今の段階でこうなるということを申し上げることは難しいということであります。

◆Q

 本日、石巻市長も苦しい判断をしたと思うが、上告という判断を下した亀山市長に対してはどのような所感か。

■村井知事

 控訴審判決が出ましてから昨日まで、何度か石巻市長とは直接トップ同士で電話をさせていただきました。繰り返し私からは、石巻市の判断を尊重しますのでよくお考えください、今どうお考えですかということを確認いたしましたけれども、昨日までずっと市長は悩み続けておられました。ご遺族の気持ちも十分に分かる。また、市長として行政を預かる立場としての考え方もあるということで、上告するかどうか非常に悩んでおられました。その気持ちは痛いほどよく分かります。ここに至るまでにはいろいろな葛藤があったと思いますし、いろいろな方に相談されたのではないかと思っております。ただ、石巻市のリーダーがそのように判断された以上は、私はそれを尊重して、あとは市議会の推移を見守っていきたいと思っております。

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国民民主党の旗揚げについて

◆Q

 国政の動きだが、今日、国民民主党の旗揚げの設立大会がある。それについて知事としての受け止めや、今後何か期待するものがあれば伺いたい。

■村井知事
 二つの野党が一つになって与党に対峙したいということであります。政党ができるということは、やはり理念、哲学、そういったものが共有されているということが重要でございますので、ただの数合わせであってはならないと思っています。与党一強時代だと言われておりますので、そういった意味からは、安定した政治だけではなく、やはり緊張ある政治をする意味でも野党がしっかりしていただかなければならないと思ってございます。新たにできます国民民主党には、緊張ある政治を実現するために期待したいと思います。

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気仙沼市の防潮堤の施工ミスについて

◆Q

 気仙沼市内湾地区の防波堤に関する件について、(5月)1日、2日に住民説明会が行われて、防潮堤の造り直しと現状のまま設置の二案に住民の意見が分かれているということだが、それに関する受け止めと今後の見通しについて伺う。

■村井知事

 いろいろな意見がある中で少しずつ意見が集約されてきたというように受け止めております。われわれは住民の皆さんの考え方をよく聞いた上で判断しなければならないと思ってございますが、時間的な制約もございますので、いつまでもというわけにもいきません。今朝の幹部会で指示したのは、よく住民の皆さんの意見を聞きながら事を進めるように、決して拙速であってはならないけれども、時間的な余裕があるわけではないことも心して対応してほしいというような指示を出しました。まだどのようにするかという結論には至っていないわけであります。

◆Q

 前回、会見で知事が現地に赴きたいと言っていたが、知事が直接気仙沼に行く予定というのは決まっているのか。

■村井知事

 まだ決まっておりません。ただ、それも今日指示しましたけれども、私は気仙沼に行くことをいとわないし、タイミングを見て私を遠慮なく使ってほしいと指示しました。

◆Q

 それは、結論が出た段階で知事が説明に行くのか、それとも途中段階で説明に行くのか。

■村井知事

 分かりません。それは担当の判断にある程度委ねたいと思います。

◆Q

 行く考えに変わりないということか。

■村井知事

 私を有効に使ってほしいというような指示を出したということです。

◆Q

 知事自身も行きたいとの思いはあるのか。

■村井知事

 あります。

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次世代放射光施設について

◆Q

 文科省で審議が進んでいると思われる放射光施設だが、あらためて県の方での期待とか、あるいは県の負担をどうするか、今の時点の考えについて聞かせてほしい。

■村井知事

 (量子ビーム利用推進小)委員会の方で細かな質問等も出るようでございますので、それにしっかりと答えていかなければならないと思っています。私もいろいろな関係者の方、産業界の方とお話いたしますと、この3GeV(サンジェブ※GeV:エネルギーの単位ギガエレクトロンボルトの略)の放射光というのは日本の産業界が非常に期待しているということでございますので、この施設ができますと、間違いなくいろいろな研究所であったり開発センターといったようなものが仙台市を中心に集積することになるだろうと思います。そういった意味では、今後の宮城、東北の発展の大きな礎になる施設だろうと思っておりまして、大変期待を寄せております。
 今後の負担については、4者間でよく協議をしている段階でございますが、今の段階で県の負担がこれだけというようなことを申し上げる時期ではないということをご理解いただきたいと思います。一切出さないということではないですが、仙台市との関係もございまして、今、担当者同士でよく意見を擦り合わせているところでございます。

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旧優生保護法に関する国からの調査依頼について

◆Q

 旧優生保護法に関する国からの統一調査依頼が4月25日に出されているかと思うが、今後の流れなどを説明してほしい。

■村井知事

 4月25日付けで厚生労働省から旧優生保護法に関連した資料等の調査について依頼がございました。依頼文書は次の三つでございました。一つ目は都道府県、保健所設置市、本県の場合は仙台市ですけれども、つまり宮城県と仙台市宛てでございまして、旧優生保護法に関連した資料等の保管状況等の調査の実施についてでございます。二つ目は、都道府県宛てで、宮城県宛てに、仙台市を除いた市町村における旧優生保護法に関連した資料の保全についてでございます。三つ目は、宮城県と仙台市宛てに、医療機関、障害者施設等における旧優生保護法に関連した資料の保全についてでございます。まず最初の都道府県、仙台市宛ての調査の実施につきましては、都道府県等が所有する資料の記録としてどのようなものがあるかを調査するものであり、対象期間は法施行されていた昭和23年から平成8年まででございます。調査項目は大きく3項目ございまして、一つ目が、法律等において作成、提出が定められている資料の保管状況、二つ目が、優生手術関連の件数等について、三つ目が、その他保有する資料等、統計資料、パンフレットなどでございまして、提出期限は6月29日までとされております。
 今回は、市町村、医療機関、障害者施設等に対しては調査依頼がありませんでした。資料の保全依頼にとどまっているわけであります。宮城県としましては、市町村における旧優生保護法に関連した資料の保全、医療機関、障害者施設等における旧優生保護法に関連した資料の保全につきまして、市町村および医療機関に対して既に3月下旬及び4月の上旬に資料の保全を依頼済みでございます。障害者施設等につきましても、国の依頼に基づきまして近々保全の依頼を行う予定にしております。以前申し上げましたとおり、国が定めた調査のルールにのっとって、万全を期して、しっかりと対応するように指示しているところでございます。提出期限までにしっかりと資料をそろえたいと思います。
 

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女川原発の再稼働再延長について

◆Q

 女川原発の安全対策工事について伺う。4月26日に東北電力がその完了時期を2018年度後半から2020年度に延期すると表明した。これに伴って再稼働の時期もずれ込む見通しである。これについて知事の所感を伺う。

■村井知事

 より安全度を高めたいという意思の表れでございまして、原発は何よりも安全を最優先しなければならない施設でございますので、私は評価をしていいのではないかと考えております。再稼働につきましては国の審査が通ることが大前提でございますので、今回は再稼働に関係なくしっかりと整備をしたいという東北電力の意思の表れと受け止めております。

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ゆるキャラグランプリについて

◆Q

 ゆるキャラグランプリのエントリーの受け付けが今日始まったが、宮城県勢への期待とか、特に知事が個人的に推しているキャラクターがもしあれば伺いたい。

■村井知事

 宮城県はむすび丸一本でずっとやっておりました。恐らくまたむすび丸がエントリーするんじゃないかと思いますが、私は、このゆるキャラグランプリ等に組織力で、みんなに動員をかけていい点数をとって上位を目指すというようなことをしておりません。本当に自然体で、宮城県の他のゆるキャラが上位にいけばそれでもいいし、むすび丸が奮闘すればそれはさらによしというようなことで、自然体で臨んでおります。
 おかげさまでむすび丸には、全国のファンもだんだん増えてきまして、いろいろなイベントをやりましたら、県外から多くのお客さまがむすび丸目当てにお越しいただけるようになりました。これはやはりゆるキャラグランプリがあったおかげだと思っておりまして、ゆるキャラグランプリに関心のある方がむすび丸を見て、それで得点にかかわらずむすび丸のファンになっていただく。そうしたコアなファンを作るということは非常に大切でして、そういった意味ではこのゆるキャラグランプリにエントリーするというのは意味のあることじゃないかと思います。

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