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宮城県知事記者会見(平成29年10月30日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2017年10月31日更新

知事定例記者会見

東北市長会の会長選出について

◆Q

 先週、東北市長会で、奥山市長の退任に伴って、郡さんがそのまま会長職になったが、慣例という声も聞かれる。郡さんが会長職についたことについて知事の受け止めはいかがか。

■村井知事

 これは東北市長会の皆さんで話し合って決めることでありますので、慣例を踏襲すべきかどうかも含めて、皆さんで話し合って決めることだというふうに思います。今回、郡仙台市長が東北市長会に選ばれたということは、皆さまの合意のもとに選ばれたということでございますので、ぜひその手腕を発揮して東北市長会を引っ張っていただきたいと、このように思います。

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東京オリンピック・パラリンピックの「復興五輪」の理念について

◆Q

 五輪に向けて1,000日を切ったところで、被災地の自治体にアンケート調査を行ったところ、首長の70%以上が復興の後押しになると考えている一方で、76%の自治体が復興五輪の理念が薄れていると回答している。五輪に向けて1,000日を切ったところで、どのように被災地として復興五輪に関連付けて進めていくのか伺う。

村井知事

 私自身も復興五輪の理念が薄れているような感じがしております。これは被災地から発信するのも大切ですけれども、それ以上にやはり中央からわれわれに向けて応援のメッセージを出す、あるいは海外に向けてメッセージを出すということが何よりも重要だろうというふうに思っております。被災自治体が力を合わせまして今まで以上に組織委員会、政府、東京都に働き掛けを行いたいと思います。

◆Q

 具体的にどういった部分で働き掛けを行っていくのか。

■村井知事

 従来やっていることと大きく変わりはないと思いますが、引き続き機会があるごとに伺って意見交換をする、またわれわれの思いを伝えていくということが重要です。(石巻市を出発地にするという)例の聖火リレーにつきましても何らこちらの方に情報が入ってきておりませんので、非常に心配しております。こういったこと一つとりましてもわれわれが蚊帳の外に置かれているような気がしているというのは事実でございますので、しっかりとこの気持ちを、被災地の気持ちを組織委員会、東京都、政府は受け止めていただきたい、特に組織委員会には受け止めていただきたいと思います。

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次回の観光PRについて

◆Q

 知事、イメチェンか何かしたのか。

■村井知事

 髪型ですか。ありがとうございます。どうですか。これは、実は次の観光PR動画のために切りました。詳しくは申し上げられません。11月30日、東京都内で発表会を行いますので、ぜひこぞって皆さんお越しいただきたいと思います。11月30日にそのベールがとれますので。

◆Q

 この前言った温泉をPRするものにつながるのか。

■村井知事

 そうです。この髪型にしたのは自衛隊のとき以来ですね。自衛隊を辞めてからはずっと伸ばしていましたので。自衛隊を辞めてから初めて髪を(短く)切りました。

◆Q

 知事自身、今回出演するのか。

■村井知事

 出演しないならこんなことはしないです。

◆Q

 夏のPR動画もいろいろな議論があったが、今回は温泉ということで、特にこういうことを訴えたいといった知事自身の狙いは何か。

■村井知事

 これは見ていただくと分かるんですが、宮城は温泉が非常にたくさんあって、素晴らしい泉質のお湯がたくさんございますので、こういったようなところをPRできればと思ってございます。

◆Q

 温泉のPRとなると(髪を)短くしなければ駄目なのか。

■村井知事

 そうですね。

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上工下水一体官民連携運営について

◆Q

 今日(10月30日)、第3回の上工下水官民連携運営の検討会が開かれる。あらためて上工下水が一体になってコンセッション方式でやってくことについての知事が考えるメリット、またこれから進めていく上での現時点での課題について伺う。

■村井知事

 メリットは、広域でそれぞれ今まで区分けをして発注していたものを大きくして発注することによるスケールメリットが実現するということ、それから、当然ですけれどもそこに厳しい競争原理が働きますので、相当シビアな競争をしていただけると思います。また併せて、それによってランニングコストが下がることになりましたならば、その分、利用者の皆さんにとって非常に大きなメリットが出てくるだろうというふうに思います。

 課題は、法律、規則等の改正あるいは解釈などかなりまだ難しい課題が出てきておりまして、この辺をどうクリアするのか。つまり宮城県の問題ではなくて国との関係です。これはまだまだ難しい問題がございます。関係者の皆さんと宮城県の担当者がいろいろな打ち合わせをしておりますけれども、いまだにクリアできていない課題が残っているということでございます。

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衆議院議員選挙について

◆Q

 総選挙から1週間たったが、あらためて選挙について伺う。知事は以前からいわゆる強い野党とか健全な野党が重要だと言っていたが、総選挙後、野党第2党になった希望の党が今混乱しているが、どのように見ているか。

■村井知事

 いずれどこかに収束していくと思います。従って、このままではまたいずれ来る次の選挙を戦えないであろうということは皆さん理解されていますので、野党再編という形でまとまっていくのではないかというふうに思っています。

◆Q

 知事の立場で国政のあるべき姿は言いにくいかもしれないが、与党と野党はどんな関係が好ましいと考えるか。

■村井知事

 やはり政党というのは理念、哲学、政策で集団が形成されるものですので、自民党、公明党、それぞれ特色のある政党ですから、そことの違いを明確にしていただくことが重要ではないかなと思います。

◆Q

 あさって特別国会が召集されて新しい組閣となると思うが、復興大臣がころころ代わるといった問題も含めて、次の政府、内閣にどんなことを望むか。

■村井知事

 マスコミ報道を見る限りにおいては大きな変化はないようです。全く代わらないのではないかというような報道もございます。そういった意味では、実行力のある内閣、責任を持って言ったことは必ず行動に移す、そういった内閣になっていただきたいと思います。これだけ国民の信任を得たわけですので、与党だけで3分の2の議席を持っているわけですから、力強く堂々と政策を遂行していただきたいと思います。

◆Q

 今、非常に信任を得たという話もあったが、いろいろなメディアなどの計算では、小選挙区制ということで票の数と議員の獲得数にかなり齟齬(そご)があるというところも考えられるが、知事として例えば今の小選挙区の在り方についてはどのように考えるか。

■村井知事

 またこれもメリット、デメリットがあると思います。メリットとしては、政策論争がしっかりできるということ、またお金のかからない政治ができるというようなメリットもあると思います。逆に言うと、どうしても党に頼ってしまって、党のおかげだけで当選できたり、落選してしまったりと、本人の日頃の努力というようなものがあまり評価されないというような、そういったデメリットもあるかというふうに思います。非常に難しいですけれども、これは国会議員の中で一番いい制度を求めてさらに模索をしていただくことしかないんじゃないかなと思います。

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原子力防災訓練について

◆Q

 11月23日に原子力避難訓練が県と関連自治体の主催で行われる。昨年、福島沖の地震と津波のために住民の皆さんが直接参加する避難訓練が中止になってしまったので、今回は、その意味では震災後初めて住民の皆さんが実際にマスクを使って内陸部に避難する訓練を実施する予定だと思うが、原発の再稼働うんぬんに関わらず、原子力災害・事故があった際の避難計画について、知事の基本的な考えとしては現状どのような避難計画があるべきだと認識しているか。

■村井知事

 あるべき避難計画を目指して各自治体が作っておりますので、今作成しているものがまさに目指しているあるべき姿だというふうに思っております。やはり何よりも重要なのは、どのような災害が起こりましても、命を失うことなく、また被ばくすることなく、安全な方法で安全な場所に移動するということが何よりも重要だというふうに思ってございます。

◆Q

 住民の皆さんが実際に訓練に参加すると思うが、今回は祝日の開催だが、全ての住民の方々が毎回参加される可能性は必ずしもない。津波に比べて原子力の訓練は若干分かりづらさもあると思うが、一般の住民の皆さんがより多く参加されて当事者意識を持っていただくためには、県としてどのように取り組んでいくべきか、あるいは市町村に対してどのように働き掛けていくべきと考えるか。

■村井知事

 これは県が直接住民の皆さまに参加を呼び掛けるというのはなかなか難しいと思います。従って、県は市町村を通じて住民の皆さまにお願いしていくという形をとらざるを得ないと思います。市町村の皆さんは非常に問題意識がありますので、全員参加(する)というのは当然無理だと思いますが、できるだけ多くの方に参加していただけるように努力していきたいと思います。

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児童生徒の不登校について

◆Q

 先週発表があった文科省の児童生徒の問題行動調査で、宮城県に関して言うと、不登校の率が全国平均より高く、高止まりというかどんどん上がっていく一方で、全国平均もかなり乖離(かいり)している。いじめの件数についてはそれだけ積極的に洗い出している成果かもしれないが、知事は次の任期を教育の充実などに当てたいと言っていたが、心のケアハウスが不登校になった方へのケアだとすれば、まず不登校にならないための予防策も非常に大事かと思う。少人数学級などの在り方も含めて、東北でも抜きんでている宮城なのでこの問題は非常に喫緊の課題かと思うが、知事としてどのような解決を模索するのか。

■村井知事

 このような策を講じれば不登校がなくなるということではないと思うんです。それぞれ家庭の事情があったり、友人関係であったり経済的な理由であったり、いろいろな理由があると思いますので、これはやはり市町村と一緒になって個別に対応していく必要があるだろうと思います。少人数学級というのも重要な対策の一つだと思いますけれども、少人数学級にすれば全てが解決するという問題でもないというふうに思いますので、そういったようなことは教育委員会任せではなく、私ども知事部局でも保健福祉分野が関係いたしますのでよく話し合いをして、一人でも学校に通わないという子がいなくなるように努めていきたいと思います。これは非常に根が深い問題で簡単には解決できないと思いますが、やはり将来の人生においても、学校に全く行かなくなったまま大人になったということがマイナスになることもあろうかというふうに思いますので、これは非常に大きな問題として捉えて、よく教育委員会と協議をして話を進めていきたいと思います。

◆Q

 知事として、いろいろな事情があろうかという話は大変分かるが、ではなぜ宮城はこれだけ高いのか。全国でも1番であり、非常に不登校の率が高い。これがずっと続いているという問題で、急に上がったということではない。そういう意味では根が深いと思うが、どこに原因があると思うか。

■村井知事

 分からないですけれども、震災が影響していることは間違いないと思うんです。震災後悪くなったというのは間違いないです。従って、何らかの形で震災の影響はあろうかというふうに思います。ただ、それ以前も高止まりであったことは間違いないわけでありますので、原因はあろうかと思いますが、どこに原因があるのかと言われましたら、これが原因だと、ワンイシューでこれだと言えるようなものではないのではないかと思います。この辺は教育委員会とまた保健福祉部の保健福祉分野でよく分析をする必要があるだろうと思います。

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