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宮城県知事記者会見(平成29年9月4日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2017年9月4日更新

知事定例記者会見

 

第11回全国和牛能力共進会宮城大会について

◆Q

 和牛共進会の開催が近づいてきた。仙台牛の入賞に向けた意気込みを伺う。

■村井知事

 いよいよ今週(9月7日)から始まります。これに向けて前回の共進会以降、県を挙げて準備してまいりました。出品される生産者の方のみならず、県を挙げて応援してまいりましたので、必ずいい結果を出してくれると信じております。ただ、どの県も非常に準備に怠りなく入念にされてきたというふうに報告を受けておりますので、かなり厳しい戦いになろうかと思います。できる限り地の利を生かしていい結果を出していただきたい、そう念じております。

 また、併せて(夢メッセみやぎに)たくさんのブースを設けます。いろいろな地域のお肉を無料で食べていただくようなイベントもございます。ぜひこの機会に、土日もありますので、お子さま連れのご家族の皆さまに来ていただきたいと思います。最近は、牛を見たことがないという小さな子もたくさんおりますので、一流の素晴らしい和牛というものはこういうものだということを子どものうちにしっかり見ていただく、そして牛の独特のにおいを体で感じていただくというのは重要だと思いますので、家族連れでたくさんの皆さまに訪れていただきたいと思います。

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北朝鮮情勢について

◆Q

 先週(8月29日)は北海道方面にミサイルを発射し、Jアラートが宮城県にも発せられた。昨日(9月3日)は水爆実験と称する核実験も実施した。まず、あらためて先日のJアラートに対する宮城県としての対応をどう評価しているのか、それで見えてきた課題や今後の対応について伺う。

■村井知事

 まず、前回のミサイル発射に関して、県内でJアラートが発せられましたけれども、一部不具合もございました。まとめてご報告いたしますと、県内の三つの市町で情報伝達の不具合がございました。

 柴田町で登録制メールが配信されず、また、名取市でも登録制メールおよびツイッター等が配信されませんでした。いずれもJアラートの自動起動装置の設定に誤りがあったもので、不具合は解消されております。設定自体の間違いであったということでありますので、担当者の間違いであったということです。

 また、栗原市では、防災行政無線が439基ございますが、そのうち1基が動作いたしませんでした。これは前の週、1つの子局に落雷がございまして、ブレーカーが落ちていたということが分からなかったものでございます。これにつきましてもすぐに復旧いたしまして、現在は異常なく作動することを確認しております。

 今後も機器の保守等、設定ミスのないように万全を期しまして、不具合防止策の徹底について重ねて注意喚起をしてまいりたいと考えてございます。Jアラートのシステム自体には問題がなく、そういった自然現象や、あるいは担当者の設定ミスだったということでございます。これも不具合であったことには間違いございませんので、そういうことのないようにしてまいりたいと思います。

 今後の対応でございますが、まずはしっかりと情報伝達をスムーズにできるように、繰り返しこういったようなものを訓練しながら、徹底を図ってまいりたいと考えてございます。

 また、北朝鮮の核実験につきましては、国際社会の度重なる自制の求めにもかかわらず、先日のミサイル発射に引き続き、昨日も強行されました。大変強い憤りを感じます。隣国として非常に脅威を感じまして、安心して仕事もできないということでございますので、断固として抗議をするものでございます。

 現在、国において情報収集に努めてございます。県は当面放射性物質のモニタリング調査を行わなければならないと考えてございます。現在のところ異常はございませんので、県民の皆さまは安心していただきたいと思います。

◆Q

 先週の知事のぶら下がりでも、自衛隊の配備を東側にもという話をしていたと思うが、その後、何か知事として具体的に動く予定などは決まっているか。

■村井知事

 具体的にすぐに政府に働き掛けるということはございませんが、防衛大臣が宮城県出身ということもございますので、そういったような私の考え方を大臣に伝えるというようなことをしてみたいというふうには思ってございます。

◆Q

 あわせて、そのときに訓練の実施もという話もしていたが、それについてはいかがか。

■村井知事

 市町村単位でこういった訓練を予定しているところもございますので、今はまず、そういったところに応援をしたいと思ってございます。だんだんと前向きにそういった訓練を行う自治体が増えていくように、県としても応援していこうと思います。

◆Q

 県としては、北朝鮮情勢に関しては特段具体的に何か策をするつもりではないということか。

■村井知事

 はい。残念ながら県単位でできることというのはあまりないと思っております。

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民進党新代表の就任について

◆Q

 民進党の代表選で前原氏が新たな代表に就任された。まず、このことについての所感と、前原氏は野党共闘について消極的な意見をお持ちのようだが、これが宮城県知事選に与える影響についてどのように考えるか。

■村井知事

 前原新代表は松下政経塾の先輩であります。政経塾の8期生だったと思いますけれども、私も(京都)府議会議員でおられるときからよく存じておりまして、非常にスマートな方で、物事を理詰めで考える優秀な方です。そういった意味では、民進党の新しい党首としてふさわしい方だと私も思います。まずは第一の野党としてしっかりと組織を作り直すというつもりで頑張っていただきたい。心よりエールを送りたいと思います。

 仙台空港の民営化をやりましたけれども、実は、あれは前原さんが大臣をお辞めになった後、その後政調会長かな、特に肩書がなくなったときにふらっと県庁に来られて私に提案をされました。そこからスタートして実現に及んだということでございます。そのような関係でございますので、野党の党首ではありますが、何でも気軽に相談できる間柄だと思います。そういった意味でも私にとっては非常にありがたい方が党首になられたと思います。

 知事選挙につきましては、これは分かりません。とはいえ、民進党、共産党、力を合わせて選挙をやるということになれば、前原さんがどう判断されるのか私には分かりません。どのような状況であっても、これは戦いですので、しっかりと勝てるように準備を進めていきたいと思っております。

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宮城県知事選挙について

◆Q

 知事選告示1カ月前になるが、自民党の方で知事の支援に向けた動きが出てきている。それについての受け止めを伺う。

■村井知事

 非常にありがたいと思います。皆さんご存じのとおり、私は自民党の県会議員をやり、自民党の推薦で知事に就任した人間です。自民党の宮城県連の幹事長もしておりますので、誰がどう見ても本籍は自由民主党にございますので、今、党籍はございませんが、誰が見ても本籍は自民党というふうに見ていると思います。私も一番頼りにしている政党でございますので、その政党である自民党、また公明党が応援してくださるということになれば、非常に心強いと思っております。

◆Q

 告示1カ月前だが対立候補がまだ見えてきていない状況だが、擁立を目指す市民団体などからは脱原発や多選批判の声が上がっている。その中で選挙戦を知事としてはどのように戦っていきたいと思っているか。

■村井知事

 私は、今、(宮城県知事を)12年間やりましたので、この12年間をベースに、まだやり残したことがございますから、それを引き続きやらせていただきたい。そして、次の4年間には復興期間が終わりますので、自分なりに描いた、自分が作った復興計画をやり遂げたいということを強く打ち出して選挙戦に臨みたいと思っております。

 原発については、まだ政府の方から具体的なゴーサインが出ていないわけですので、今の時点で原発を稼働するのか、賛成するのか反対するのかということについてコメントを求められましても、私としてはお答えできません。そのため、なかなか争点化は難しいのではないかと思います。多選については、これは紛れもない事実ですので、これは対立候補と言われる方がそれを強く訴えるということは十分考えられるのではないかと思います。

◆Q

 間もなく告示前1カ月となるが、対立候補が決まらないことに関して、知事自身は準備とかはどのようなことをしているか。

■村井知事

 必ず対立候補は出るだろうと思っておりますので、着々と準備を進めようと思っています。9月に入りましたら議会がございますので、当然仕事はしなければいけませんので、まずは議会への対応、またはその他の公務を最優先にしながら、空いた時間で今少しずつ選挙準備を進めているということでございます。今回はマニフェストと言わずに政策集という形で発表しようと思っていますが、今、そういったようなものも、夜、家に帰ってから作成しているというところでございます。

◆Q

 対立候補が出てこないという部分に関して、やりづらさや難しさはないか。

■村井知事

 いえ、全くないです。必ず出てこられるだろうと思っていますので、それほど誰かということを意識しているということはないです。私自身、1回目の知事選挙のときは告示の1週間前、1週間より短かったんじゃないでしょうか。5日か6日前に推薦候補になって選挙に臨みましたので、直前になって候補者が決まるということも十分あると思います。また、民進党にしても共産党にしても非常に大きな組織力を持っていますので、短期間で選挙態勢を組み立てることは十分可能だろうと思います。

◆Q

 政策集の発表については、いつごろをめどに考えているか。

村井知事

 ぎりぎりまで推敲したいと思ってございますので、選挙の直前に発表したいと思います。

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災害時のドローンの活用について

◆Q

 一昨日(9月2日)の9.1総合防災訓練で県として初めてドローンを活用して倒壊家屋から要救助者を救出する訓練や、津波で流されている人を救助する訓練をされたが、特に津波災害のときにドローンを活用することについての可能性や利点、あるいは逆に課題について伺う。

■村井知事

 ドローンは安全な場所にいながら操作し、いろいろなものを偵察したり調べたり、また軽いものならば運ぶことができるわけでございますので、非常に有効なツールだと思います。今回は、そうしたこともありまして初めて訓練に導入いたしました。ただ、当然万全であるわけではありませんので、しっかりと課題を検証して、今後活用できるかどうかということを検証してまいりたいと思ってございます。

 課題は、やはり操作できる方、また機材を常に準備しておかなければならない、こういった機材の問題、人の問題ですね、ここが非常に大きいと思います。津波は特に広範囲で押し寄せますので、しっかりと人と機材を必要な場所にすぐに配置するということになりますと、かなり大変だと思います。そこをどうクリアしていくのかというようなことであろうと思います。

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東北電力女川原発2号機の再稼働について

◆Q

 河北新報社が世論調査をしたところ、女川原発の2号機の再稼働について、7割近くの方が反対という結果だった。東北電力は再稼働の時期について2018年後半と言っているが、知事が知事選を経てもし当選されれば、4期目にそういう判断の時期が来るかもしれない。そのような県民の意見についてどのように思うか。また、先ほど、国からのゴーサインがまだ出ていないので何とも判断のしようがないと言っていたが、全国の再稼働のケースを見ると知事の同意が最終的にはゴーサインになっている例もあるように見える。その辺の知事の同意と国の最終判断という部分の関係性についてどのように考えるかを伺う。

■村井知事

 まず、どのように思うのかということでありますが、アンケートというのは当然聞き方によって答えは変わってまいります。従って、設問がどういう設問で、具体的にどういう人たちに送られたのか、私自身は分かりません。従って、そういう設問に対してはそういうご意見が多かったのだろうと解釈しております。

 先ほどの国からゴーサインが出ていないということと知事の同意が最終的なゴーサインになっているということで、その二つについてどう考えているのかというようなご質問がありましたが、手順として、まずは国から再稼働に向けて地元の同意を、ということになりましたら、当然、責任ある者としていろいろなご意見を聞きながら、特に県民の代表である県議会、また自治体の皆さまのご意見を聞きながら判断をしていくことになるということです。

 ですから、今の段階で私が賛成か反対かということは、まだ言うのは拙速だろうと思っておりまして、まずは国から稼働に向けて知事はどうお考えですかというふうにボールが投げられてから私の考えを、そうなってからもすぐに私が結論を出すのではなくて、先ほど言った県議会やあるいは関係する自治体の首長方のご意見を聞いた上で、自分の考えをまとめていくということでございます。ですから、賛成なのか反対なのかという質問に対して、今の段階では答えられないというふうにしか言えないということです。

◆Q

 知事の同意を得られなかったとしても最終的に判断されるのはやはり国だというスタンスなのか。

■村井知事

 責任は、当然最後は国にあります。ただし、その国が判断する前提として、やはり知事の同意は必要になるだろうというふうには思います。それは大前提になると思います。従って、私が仮に、同意しますと言っても、国が駄目だということも十分考え得るという意味で言っているところであります。

◆Q

 今度の知事選の投票の際の判断材料になるかどうかと聞いたときに、拮抗はしているがやや判断材料にするという方が多かった。逆に知事はなかなかそれは難しいのではないかと言っているが、あらためて難しいと思う理由を伺いたい。

■村井知事

 当然、いろいろなファクターがあって、それも一つの判断材料になるかと思いますけれども、原発のことだけで県民の皆さんが次のリーダーを決めるということは考えづらいのではないかなと思います。私が仮に辞職をして、それだけを問う知事選をやるということになったら、それだけで県民の皆さんは判断されるでしょうけれども、今回はそういったことではなくて任期満了に伴う選挙ですので、この12年間の実績と今後4年間やりたいと私が考えていることについてお話をして、また、対抗馬と言われる方が別なことをおっしゃって、それをマスコミの皆さんがフェアに告知して、そして県民の皆さんが判断されるものと思っています。

◆Q

 原発の再稼働については県議会でも関連自治体でも意見が割れると思うが、その場合はやはり多数派の意見を尊重する考えか。

■村井知事

 分からないです。それはいろいろな意見を聞いてみて判断することになると思います。

◆Q

 必ずしも数ではなく判断するということか。

■村井知事

 そうですね。当然そのために今宮城県として有識者の皆さまに、今回の原発の事故を受けて新基準でいろいろ東北電力が準備をしておりますけれども、それがどうなのかということをしっかり検証していただいていますので、そういった有識者の皆さまの考え方というものもしっかりと聞いた上で総合的に判断する。どうすることが県民の利益につながることなのかという形で判断をしていくというふうに思います。感情には流されないということです。

 

 

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