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宮城県知事記者会見(平成29年8月28日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2017年8月29日更新

知事定例記者会見

【発表項目】宮城県震災復興ポスターの作成について

■村井知事

 それでは、私から2点説明をさせていただきます。

 まず1点目は、震災復興に関するポスターの作成でございまして、こちらに4枚ございます。このようなポスターを今回は作成いたしました。今回も「宮城は現在(いま)も現在(いま)に立ち向かう」というコンセプトのもと、被災地で復興に向けて取り組んでいる方々の「いま」の姿を、その決意や想いとともに表したポスターを作成いたしました。1枚はみやぎ絆大使のサンドウィッチマン、またもう1枚は被災農地等を活用し、農業の6次産業化に取り組んでおられます農業生産法人アグリードなるせの皆さん、そして3つ目は代表が女川町への移住者で、ギターの開発、製造を行っておられます株式会社セッショナブル、そして4枚目が気仙沼市の離島大島で語り部の活動を行っておられますガイドサークル潮彩(しおさい)でございます。ご協力を頂きまして、心より感謝申し上げます。

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【発表項目】第5回パーソントリップ調査について

■村井知事

 次に2点目でございます。第5回仙台都市圏パーソントリップ調査についてご説明いたします。県では、仙台市を中心とする18の市町村と共同で、仙台都市圏にお住まいの方の移動の実態を把握する大規模なアンケート調査を実施することにいたしました。この調査は過去4回行われておりますが、今回の調査は平成14年以来の15年ぶりの調査ということになります。調査の結果は、平成31年度までの3カ年かけて分析を行います。そして、人口減少、超高齢社会における都市と交通の在り方や多様なライフスタイルに応じた魅力あるまちづくりについて検討するために活用したいと思います。

 本調査の対象となる仙台都市圏は、中心都市となる仙台市とのつながりを考慮して、その周辺の17の市町村と仙台市を合わせて18市町村となっているわけでございます。本調査の対象となる方は、仙台都市圏にお住まいの全世帯70万世帯のうち、無作為に抽出されました10万世帯、約23万人の方々でございます。70万世帯のうちの10万世帯でございますので、約7分の1の世帯にこの調査票が届くということでございますので、恐らくここにおられます皆さんの中にも届く方がおられるかと思います。世帯にお住まいの方のうち5歳以上の方全員の回答が必要となります。

 調査内容につきましては、平日と休日のそれぞれ1日に、どのような人がいつどこからどこへ、どのような目的で、どのような交通手段を利用して移動しているのかを調査いたします。調査対象として選ばれた方には、10月から11月にかけて調査票を郵送いたします。回答の方法は、調査票に記入し返送していただく場合と、インターネットで入力していただく場合の二通りがございますので、自分の都合のいい方でお願いしたいと思います。調査の対象となられた方におかれましては、今後に向けたよりよい仙台都市圏のまちづくりを検討するため、パーソントリップ調査へご協力を頂きますよう、よろしくお願い申し上げます。

 なお、詳細につきましては担当の都市計画課にお問い合わせください。私からは以上でございます。

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震災から6年半を迎えて

◆Q

 来月9月11日で震災から6年半となるが、復興の状況を含めて知事の所感を伺う。

■村井知事

 6年半、被災した自治体、宮城県(の力)だけでなく、全国の力をお借りしてここまで復興してまいりました。復興は相当程度進んでいると思います。既に復興(計画)が終了した自治体も出てまいりまして、ここまでの努力が実を結んだと思っております。ただ、被害が大きかったリアス海岸を擁しております三陸沿岸など壊滅的な被害を受けた市や町はいまだ復興の道半ばでございます。今後は限られた力、つまり人・物・金・時間といったものを被害の大きかったところに集中させて、復興を一日でも早めていきたいと思ってございます。できる限り同じタイミングで復興が終えられるように努力してまいりたいと思います。

 特に遅れている部分として、災害公営住宅の建設や地域コミュニティーの再生、心のケアの問題、子どもの不登校、子どもの教育環境の整備、こういったものにこれからは力を入れていかなければならないだろうと考えております。

◆Q

 復興の進捗(しんちょく)について、特にハード面だが、住宅に関してはある程度できていると思うが、大規模な事業、例えば防潮堤や道路などがどうしても遅れがちになっている。これから少しでも加速するために、県としてどう考えるか。

■村井知事

 ハードにつきましては、ほぼ計画どおり進んでいるという見方でございます。来年度中ごろ、終盤までピークが続きますが、その後は徐々にピークを過ぎて緩やかに落ち着きを取り戻してまいりますので、人も資材も遅れているところに重点的に投入できるようになりますから、私はハードの面についてはそれほど心配しなくてもいいのではないかと思ってございます。ハード面では災害公営住宅の整備、これを早く進めるということを最優先にしたいと思っております。

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仙台・宮城【伊達な旅】夏キャンペーン2017のPR動画について

◆Q

 先日8月26日をもって動画の配信が終了した。夏のキャンペーンはまだ続くが、今回の総括と9月のキャンペーンをどうするか、また秋冬に向けたキャンペーンについてお話しできるところがあれば伺いたい。

■村井知事

 まず、動画の総括ですけれども、当然何をやるにしても賛成の意見、反対の意見があるものですが、今回は観光客の入り込み数、宿泊者数、大きなイベントを除いた部分の宿泊者数を見ると、着実に成果が出ました。必ずしもPR動画の成果だけではなくて、かなり素晴らしいポスター等をいろいろなところに貼らせていただきました。東京都内でも貼らせていただきましたし、よく東京駅以外の山手線の駅なども使わせていただきますけれども、県のパンフレットを置いていただいておりました。今回の「涼・宮城」のポスターはたくさん置いてあるポスターやパンフレットの中でも非常に目立っておりましたので、そういった意味でも一連の観光キャンペーンはうまくいったのではないかなと思います。

 9月をどうするかということなんですが、もう8月の終わりですので、直前に来られるお客様もおられるでしょうけれども、だいたい9月のお客様は固まっていると思っております。そういった意味では、動画を8月末にやめたことでお客様がマイナスになるということにはならないのではないかという見立てをしております。

 秋冬についてですけれども、今具体的にどのようなものを作ろうかということで知恵を出してございます。大枠は決まっていますが、これからそこにいかに魂を込めて面白いものを作るかというところに、今心血を注ごうとしているところでございます。楽しみにしていただきたいと思います。さすがに(アクセス数が)460万を超えるということは難しいかもしれませんけれども。

◆Q

 秋冬のものについては、どういったところに留意して作成していきたいと考えるか。また、めどとしてはいつごろから配信するお考えか。

■村井知事

 これから具体的に詰めていきますので詳細はまだ申し上げられませんが、今回の動画は、夏の涼しさを前面に出そうというふうにいたしました。次はもう少し絞って、宮城の温泉が素晴らしいということを強調できないだろうかというようなことで、今制作に取り掛かっているということでございます。具体的にまだ細かいところを詰めておりませんので、今日はこの程度にしていただければと思います。しかし、動画に関してこれだけ関心を持っていただいたのは、やはり前回の動画があったからこそだと思ってございます。そういった意味でも、前回の動画は必要だったと思います。

◆Q

 26日に配信が停止されたわけだが、逆に停止したことによって、もっとやってほしかったとか、なぜやめたんですかという問い合わせなどはあったのか。

■村井知事

 やめないでとか、なぜやめたんですかという声は当然あります。いろいろなアンケートをそれぞれされましたけれども、8割前後の方が、まあ別にいいんじゃないでしょうか、あるいはよくできましたということでした。そういう意味ではサイレントマジョリティーの方たちからは支持されていたと思ってございまして、そういった方からは、やめないほうが、かえって9月末までやったほうがよかったんじゃないかという意見もたくさんございます。しかし、申し上げたとおり2割近い方が不快に感じておられたということも、やはり考慮するべきだろうと考えて、配信を停止したわけでございます。どうしても見たいという方は、ユーチューブに張り付いてあるようなので、それはさすがにわれわれは消すことはできませんから、そういったようなものをご覧いただければいいと思います。

◆Q

 今後そういう(賛成する)声が多くて復活させるということはないか。

■村井知事

 もう次のステップに入っていますので、ここでまた復活とかそういうことは多分ないのではないかと思います。ただ、やめろとおっしゃった方たちが、こぞってやってくれとまた変われば、私どもも検討いたしますけれども。

◆Q

 26日のイベントでは、壇蜜さんから「声を大にして宮城に来てほしいと言えない状況になった」という寂しい発言もあったが、その発言を聞いてどんな感想を持つか。

■村井知事

 そうですね。壇蜜さんは一生懸命協力してくださいまして、撮影のときは結構長い時間ワイヤーで吊られて宙に浮いて撮影などもされていまして、本当に体を使ってご協力いただきました。それが一部の方から厳しい批判があって、(26日のイベントの)待機場所でそういう話をしたときに「テレビとかに出演しても、皆さんにちょっと腫れ物に触るような扱いをされたんです」といったお話もされていました。そういったことから、壇蜜さんに気を使わせてしまった、申し訳ないという気持ちもございます。ただ、「やる限りは全力投球で一生懸命やらせていただいて、そのように数字が結果として残ったのであればよかったですね」という話でございました。

 あの(26日のイベントの)場では、非常に謙虚にそのようにお話しになりましたけれども、壇蜜さんも心の中では喜んでいただいたのではないかなと、そのように思っております。

◆Q

 今後も東北のために力になれればという話もあったが、今後壇蜜さんに例えば秋冬キャンペーンなど、協力をお願いする機会はありそうか。

■村井知事

 そうですね。それは壇蜜さんに限らず、著名な方、特に宮城県とご縁のある方にいろいろお願いすることはあり得るだろうと思っております。非常に頭のいい素晴らしい女性でありますので、今後お願いすることがあってもいいのではないかと思います。今のところそういう計画はございません。

◆Q

 旅行者数の伸びなど成果があった、動画を公開したことで得るものがあったという総括だが、一方で批判も多かったことを考えると、この動画を公開したことで宮城県として失ってしまったものもあるのではないか。失ったものに対する総括はあるか。

■村井知事

 具体的にどういうものですかね、失ったものというのは。

◆Q

 例えば品位というあたりを批判として指摘されていた。批判の内容を鑑みると、宮城県の品位が問われたという読み取りもできるかと思うが、感じるところはあるか。

■村井知事

 それはとりようではないかと思っています。例えば裸婦像を見て、それをいやらしいととるか、これは芸術だととる人がいるように、やはり一つの作品として見ていただくと、人によって見方はあると思うんですけれども、評価する人もたくさんおられたわけでございます。それによって失われたものがあるのかないのか、私には分かりませんけれども、そこを総括するというのは非常に難しいかなという気はいたします。人それぞれ何をやってもとりようがありまして、例えば宮城県が今まで作った秀逸な観光動画がありますけれども、それについて素晴らしいという方もおられれば、つまらないという方も当然おられるわけで、宮城県はこの程度の作品しか作れないんだという評価があるのかもしれないですね。それに対してどう総括するのかと言われても、なかなか難しいものがございます。私はこれらを全て総括をするのには、やはりお客様がどれくらいお越しになって、どれくらい今後継続していただけるようになったのかということのほうが大切なのではないかと思っております

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市長会の在り方について

◆Q

 一部報道によると、県の市長会について、従来仙台市長が務めてきた会長を、今回仙台市長でない方にという話もある。市長会の在り方について、また会長にはどういう方がふさわしいと考えるか。14市あるので、各市の考え方も変わっているかと思う。特定の政党や世論と市長会との関係はどうあるべきかについて、知事のお考えを伺う。

■村井知事

 これは今3つございましたけれども、まとめてお話しいたしますと、市長会のことは市長会でお決めいただくのがよろしいと思います。私どもがそれに対して口を挟むべきものではないと思います。どなたが市長会の会長になられましても、リーダーシップを発揮していただきたいと思っておりますし、当然県政を運営する上で市長会と町村会と、またそれぞれの市議会議長会、それから町村議長会の皆さまとよく話し合って物事を進めていくというのは重要でございますので、どなたが会長になられてもよくお話をさせていただき、胸襟(きょうきん)を開いて仕事をしてまいりたいと思っております。

◆Q

 今まで慣例的に仙台市長が務めてきたが、それが検討される、または検討されないことは県にとっては何も影響がないのか。

■村井知事

 これは市長会がそれでいいということであれば、それに対して異を唱えるつもりはございません。皆さんの一番いいようにやっていただきたいと思います。

◆Q

 首長たちの意見の中には、野党が支援した方が会長になると、中央官庁とのやりとりがうまくいかないとか、政権与党とやりとりがうまくいかないという意見があるようだ。そもそも今の政権与党は、そういうことをする政党だと知事はお感じになるか。

■村井知事

 いや、もう誰がなってもそれは関係ないのではないかと思います。民主党政権当時に震災がありましたけれども、非常によくやってくださいましたし、私は誰が見ても自民党公明党寄りの人間ですけれども、民主党政権のときには一生懸命やってくださいました。ですから、そういうふうなことは政府はお考えにならないと思います。

◆Q

 例えば岩手県の場合は、達増知事はどちらかというと野党に支持されて知事を務めているが、宮城県から見て岩手県は冷遇されているのではないかという感じはあるか。

■村井知事

 いや、ないと思います。岩手県知事ともよく話しますけれども、冷遇されているといったお話は一切ありません。

◆Q

 では、県内の首長たちの考えは杞憂だと思うか。

■村井知事

 全ての市長がそのように考えているのかどうかも私は分かりません。私と同じように考えている方もおられるでしょうし、そうでない方もおられるでしょう。郡(仙台)市長を市長会の会長でなくていいと言った人の中にも、それが理由ではなくて、まだ市長としての経験が浅いのでというふうに考えた方もおられるかもしれません。従って、考え方がさまざまでございますので、それが杞憂であるのかないのかということを私がこの場でコメントするのは失礼ではないかと思います。

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大郷町長選挙について

◆Q

 現職が破れて元町長が返り咲くという結果だったが、これについての受け止めを伺う。

■村井知事

 今回当選された田中さんも赤間さんも、お二人とも大変素晴らしい方でございますので、きっと厳しい選挙になるだろうと思ってございました。田中さんが当選されたことは町民が選んだ結果でございますので、町民の負託に応えられるように成果を出すよう頑張っていただきたいと、心よりエールを送りたいと思います。知事としては、当選された田中新町長としっかり歩調を合わせて、大郷町のために努力してまいりたいと思います。

◆Q

 今回赤間さんを応援されたと思うが、県内の首長の応援に行って負けたときに知事自身で疫病神だと言っていたが、応援は続ける考えか。

■村井知事

 応援に行って勝った方もたくさんおられますし、このような形もあります。仙台市長選挙もそうでしたね。ですから、勝つ場合もあれば、当然選挙ですから負ける場合もあるということです。私としては、このように質問されるのは嫌なので、選挙が近くなると呼んでほしくないなという思いは持っています。そっとしておいてほしいなと思います。

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日照不足による農作物への影響について

◆Q

 長雨が続いたが、農作物への影響はどうか。

■村井知事

 今日の朝、幹部会で農林水産部長から報告がございました。今、水稲について県内の地点を選んで、調査をしております。これが9月上旬に結果が出ます。その結果をまず見てみたいと思っています。土日は天気が良かったですけれども、その前が1週間ほど天気が悪かったということで、かなり心配しております。県としては様子を見ながら、どんどん対策を打っていかなければならないと思います。

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