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宮城県知事記者会見(平成29年8月21日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2017年8月22日更新

知事定例記者会見

奥山仙台市長の引退及び新仙台市長への期待について

◆Q

 本日、仙台市の奥山市長が引退ということで、思うところと、新市長の郡さんへの期待を伺う。

■村井知事

 まずは奥山市長に、ご苦労さまでした、また、ありがとうございましたと伝えたいと思います。8年間の任期の中で6年半は東日本大震災の対応に努められました。大変な状況でありましたけれども、素晴らしいリーダーシップを発揮されて仙台市をいち早く復興に導いたと、私は本当に高く評価をしております。また、創造的復興を掲げた私の県政につきましても極めて協力的でありました。今、宮城県の復興が一歩一歩着実に進んでおりますのは、仙台市の協力があったからだと思っております。本当に心から御礼を申し上げたいと思います。

 それから、郡新市長への期待でございますけれども、奥山市政に対して是々非々で臨むというようなお話でございました。やはり新しい市長でございますので、奥山市政に対して自分なりに評価し、そして伸ばすところはぜひ伸ばす、改めるべきところは改めると、思い切ってその力を発揮していただきたいと思います。郡新市長は国会議員を長く務められました。そういった意味から非常に政治経験のある方でございますので、その他の新人の首長とはまた違った形で思い切って市政運営をされるのではないかと期待しております。あわせて、私どもの県政はまだ復興途上でございますので、仙台市のみならず、被災地、他の自治体、また東北の他の自治体の面倒もしっかりと見ていただきたいと思います。

◆Q

 奥山市長と長く一緒に県と仙台市ということでやってきて、何か奥山市長について印象に残っていることがあれば教えてほしい。

■村井知事

 震災直後、大変な状況の中で、奥山市長と私は、緊密に連携を取り合って、電話したり、あるいは直接会ってお話をさせていただきました。互いに大変な状況でしたが、それぞれ相手のことをよく考えながら仕事ができた、これがやはり一番印象に残っております。

◆Q

 郡さんと就任後に直接お会いする予定はいかがか。

■村井知事

 私は、今日の夜から東京の方に行って、明日、あさってとおりませんので、それ以降にできればお会いしたいというふうに今アポを取っております。前回、当選されて私の方にあいさつに来ていただきましたので、答礼の意味も兼ねて今度は私のほうからごあいさつに行きたいという話はさせていただいております。

◆Q

 予定としては今週中か。

■村井知事

 できるだけ早くしてほしいというふうに職員にはオーダーしております。

◆Q

 郡さんとは前回2分程度しか話さなかったが、次にお会いするとき確認したいことはあるか。

■村井知事

 就任したばかりですので、まずはよろしくお願いしますということがメインです。その上で、伺う前に職員と少し打ち合わせして、こういう話をできたら良いということがあれば、一つ二つお話をさせていただこうというふうに思っています。

 

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仙台・宮城【伊達な旅】夏キャンペーン2017のPR動画について

◆Q

 (8月)26日に壇蜜さんが来県されての「涼・宮城」のイベントを開く予定である。PR動画についていろいろ話題になっているが、イベントに向けての知事の考えを伺う。

■村井知事

 これはもう事前に皆さまに告知しておりましたとおり、「涼・宮城の夏」をテーマに、キャンペーンの一環として、壇蜜さんにお越しいただいて最後のスペシャルイベントを予定どおり行いたいと思っております。当日は宮城の旬な食材を使った豪華ランチをお召し上がりいただきたいと思っておりますし、私と壇蜜さんとのトークショー、また伊達武将隊によるウエルカム演武などを予定しております。あわせて、玉手箱を壇蜜さんからお渡しいただくといったプログラムを考えております。ぜひ皆さんお越しいただきたいと思います。

◆Q

 動画についてはいかがか。

■村井知事

 動画はこのキャンペーンをもって一定の役割を果たしたと判断いたしまして、8月26日のイベント終了後に配信を終了したいというふうに思っております。

◆Q

 8月26日のイベント終了後というのは、その日中という意味か。

■村井知事

 それは若干前後するかもしれませんけれども、終わった後、できるだけ早いうちに終了させたいということです。

◆Q

 今回の動画についてはいろいろな批判もあった中で、キャンペーン自体は9月30日まであるということだが、8月26日で終了するというのは、そうした批判を考慮してのことなのか。

■村井知事

 既に秋・冬のキャンペーンの準備に入っていますので、それに向けてもう取りかかろうという気持ちの表れだというふうに捉えていただきたいと思います。

◆Q

 そうすると、今回の配信停止は、批判などは、検討材料としてあまり関係ないということか。

■村井知事

 批判があるからやめるのならば、もっと早めにやめておけば良かったわけであります。特に大きなイベントというのはもうありませんし、この26日のイベントの告知も兼ねてずっと(夏キャンペーンを)やってきました。アクセス数も310万超えましたがこれ以上伸びないような状況が数日続いておりますので、ずっとやっていてもこれ以上の効果はあまり見込めないだろというふうに判断したということであります。

◆Q

 動画そのものというよりもキャンペーン全体について伺うが、この夏、東北も含めて東日本は冷夏になっている。本来ならば東京は暑くて宮城が涼しいというのが売りだったが、この辺りの影響はいかがか。

■村井知事

 そうですよね、どこも涼しくなってしまいました。関西地方、九州の方は暑かったようなので、そういった意味では、あちらの方からこのビデオを見て遊びに来ましたという方もおられました。そういう意味では一定の効果はあったろうというふうに思っています。また、各旅行代理店にヒアリングをいたしました。総文祭、それからインターハイ、こういったような大きなイベントを除いて一般客ベースで前年と比べてどうですかというふうにお聞きいたしましたら、どの会社も7月、8月、9月全て対前年度比100%以上、多いところでは150%ぐらい、1.5倍ぐらいになっているというようなところもございました。そういった意味では、このPR動画だけでお客さんが来られたわけではありません。総合的なものでしょうけれども、これもお客さんを呼び込む役割を果たしたことには間違いないだろうというふうに思っています。あわせて、その他のいろいろなPR動画ですけれども、壇蜜さんのPR動画を流す前と比較いたしますとこれもだいたい15倍から30倍ぐらい伸びております。恐らく、壇蜜さんのPR動画をクリックした人が引き続きその他のPR動画、秀逸なPR動画を皆さんクリックして見ていただいた結果だというふうに思ってございます。そういうことを総合的に考えると、私はやってよかったというふうに思っています。

◆Q

 キャンペーン自体は9月末まで、あと一月少しあるわけだが、あらためて最後の追い込みというか何か手を打つような考えはあるのか。

■村井知事

 こういうものは始まってしまえば次の準備に掛からないといけませんから、秋・冬に向けてスタートしようというふうに思っています。だいたい9月というともう秋キャンペーンの季節に入ってきます。宮城は非常に涼しくなりますので、夏キャンペーンとして9月に何かをやるというよりも、秋・冬キャンペーンに向けて次の仕掛けをやっていきたいというふうに思います。秋・冬キャンペーンも動画を作ろうと思っていますので、お楽しみに。

◆Q

 壇蜜さんの出演しているPR動画の中身についての知事のこれまで与えている評価は、念のために確認だが、これは変わらないのか。

■村井知事

 変わりません。決して何かこう、誤解を与えようというようなものを策として作ったわけではなくて、壇蜜さんの良さ、妖艶な部分がありますので、そういう良さを引き出して宮城が涼しいということをPRしようという、そういう狙いでしたので、その点はぶれずに主張してきたつもりです。

◆Q

 現在ホームページという形で公開もしているが、ホームページ自体はどうなるのか。

■村井知事

 ホームページの中の動画の部分は終了いたしますが、ホームページ自体は削除しません。

◆Q

 9月30日までやるということか。

■村井知事

 そうです。

◆Q

 ホームページの動画を削除するということだが、これまでも今まで県内で作ってきたPR動画は削除してきたのか。

■村井知事

 削除しておりません。今回の動画はあくまでもキャンペーンに関する動画ですので、今回のイベントをもって終了するというものでございます。壇蜜さんのイベントに合わせて作った動画なので削除するということです。

◆Q

 YouTubeから検索すれば出てくるが、そちらは特に……

■村井知事

 そちらも、(県でアップしたものは)削除、終了するということです。

◆Q

 知事の意見は変わらないということだが、全国的にもいろいろと話題になって、その話題になった批判的な部分が削除というところに至ったわけではないというのをもう一度。

■村井知事

 そうですね、当然いろいろなご意見があります。KHBも世論調査を街頭でされまして、8割が良いのではないか、2割があまりよろしくないのではないか(という意見でした)。TBCもラジオでやっておられました。それもだいたい75%、8割ぐらい(が良いのではないかという意見)。インターネットでもそれを広くされて1万件以上の回答があったと思います。それも8割ぐらいが良いのではないか、2割がよろしくないということですから、やはりあまりよろしくないのではないかという2割の人の声というのも大切な声だと思います。ですから、その人たちが不快だったけれども私は全く関係ないということでは決してありません。やはりそういう方がおられるということは意識しなければいけないというふうな思いはずっと持っていました。ただ、全体としてはそういう意図をもって作ったわけではありませんし、法律に違反したわけでもなく、条例に違反したわけでもないということなので、まずはこのイベントが終わるまでは、貴重な税金を使った以上、その目的を果たすまでは残すべきだろうというふうに考えたということです。それで、今回の8月26日のイベントをもってこの目的は、一定の役割は果たしただろうということで配信を終了することにしたということです。

 従って、今のご質問に対して正直に申し上げますと、やはりそういった思いを持っている方がおられる以上は、そちらに対する配慮も必要だと判断したということは事実です。ただし、それだけに重きを置いてやめたわけでは決してなくて、われわれからすると8月26日のイベントというのがこの夏最大のイベントですので、ここまではやはり何を言われてもしっかり残すべきだろうと判断したというふうに捉えていただきたいと思います。

◆Q

 動画は、最初作って配信するときにいつかは削除する予定で作ったのか。

■村井知事

 いいえ、決めておりませんでした。

◆Q

 では、今回のいろいろあってのことでということか。

■村井知事

 いろいろあったからやめるというわけではありませんけれども、やはりそういう声にもきちんと耳を傾けなければいけないということで、担当の部署だけではなくて広く宮城県の知事部局にいる幹部みんなでいろいろと話し合いをして、その結果、やはりこの壇蜜さんの最終的なファイナルイベントまでは残すべきだろうというふうに意思決定して、そして今日発表になったということであります。

◆Q

 秋キャンペーンも動画を考えているということだが、また起用するタレントの方の魅力が妖艶なところというふうな方を起用すると、また何か妖艶なものができるのか。

■村井知事

 ご心配いただきましてありがとうございます。そのような形にはならないと思います。別のインパクトがあるかもしれませんけれども、お楽しみいただきたいと思います。

◆Q

 今回のいろいろな批判を受けて、台本段階でもっとたくさんの方の意見を聞くとか、そういった次に生かしていきたいというような何かはあるか。

■村井知事

 もちろん、いろいろなご意見もありましたので、広くご意見を聞きたいと思いますが、ただ同時に、出演される方の事務所との交渉とか、また情報管理をしっかりやらなければいけないという問題もございますので、誰かれに相談をするとどんどん情報が漏れてしまって、それこそ話題性が無くなってしまうという問題もありますので、その辺はやっぱりバランスを考えながらよく検討したいと思います。

◆Q

 どういうところで話題を作って。

■村井知事

 どうなるかは分かりません。話題になるかどうかも分かりません。話題にしようとだけ思ってやっているわけではありません。今度は宮城の温泉地をPRしたいと思っています。それを宮城の温泉地はこんなにすてきなんですという動画を流したり、あるいは誰かが温泉に漬かっている様子だけですと、恐らくどこもみんな同じようなものを作っています。それをどうやってその良さを(PRしたり)、あるいは皆さん見ていただけるようなものを作ろうかということで、今みんなで頭を悩めています。成功するか失敗するか、もしかしたら大コケになるかもしれませんけれども、とにかく結果的には宮城にたくさんのお客さんに来ていただいて、それで宮城県が元気になるような形にできればというふうに思っています。結果責任は全部私にありますので頑張ります。次は妖艶バージョンでないことだけは断言しておきます。

◆Q

 壇蜜さんとか事務所側から何か連絡等は来ているのか。

■村井知事

 ないです。

◆Q

 今度のイベントでそういう話もしたりするのか。

■村井知事

 それは分かりません。今度のところが壇蜜さんの事務所なのかどうかも分からないので。

◆Q

 今の知事の話を聞いていると、壇蜜さんが来県されることが今回のキャンペーンの最大の目標のように聞こえてしまうが、それをもって終わるというようなフィナーレがここにあるような感じがする。実際のところ9月までキャンペーンを張りながら動画を先におしまいというのは、やはり普通は「何か変ですよね」と思うのが一般的なイメージだと思うが、なぜ1カ月も前にやめてしまうのか。残していろいろと意見を聞いてまたというのもありかなと、皆さんがそこまで、「いいキャンペーンですね」とおっしゃるならそれもありかなと。

■村井知事

 つまり、いいキャンペーンですねという方が8割で、いやこれは、この動画はという人が2割いるということは非常に重きを置かなければいけないということです。

◆Q

 そこはあるのか。

■村井知事

 そこはやっぱりあります。先ほど正直に申し上げると言ったとおりです。ただ、批判があったから即刻やめるというのもやはり、全体をいろいろ見ながら観光キャンペーンを練っていますので、それもやっぱりよろしくないだろうということで、いろいろと協議した結果、一番大きなヤマは、この壇蜜さんが来て、申し込まれた方に玉手箱をプレゼントするという、当選された方に玉手箱をお渡しするという、これが夏キャンペーンの一つの大きな目玉でした。ここまでは壇蜜さん関連でずっとつないでいって、その後は、パンフレット等も作っておりますので、そういったパンフレットを配りながら引き続きお願いし、そして秋に向けてスタートを切るという形にしようというふうになったわけです。壇蜜さんを呼ぶためだけにやったイベントでは決してありません。


◆Q

 逆に言えば、少し不快に思っていらっしゃるような方が今2割ほどという話があったが、それが限りなくゼロに近ければもっとやってもいいのか。

■村井知事

 そうですね。

◆Q

 観光のPR動画の意味合いというのは、観光というものはいっときで終了するものではないと思う。県の魅力を大いにアピールするというものであれば、長くやはり見てもらえる。どのタイミングであっても、別に宮城が涼しいことを冬に見てもいいわけで、そういう意味では非常に長く見ていただいて、そして観光というものの良さを知ってもらうというのがあって、単発的だと、もう来年は「あんなことあったね」ぐらいにしか思われない、そういうことになりかねないと思う。そういう意味では、ほかの県では長く、全く閉鎖することのない非常に話題を呼ぶ動画を作っている。例えば大分の「シンフロ」などがある。鹿児島も300万以上ずっと続いていて、閉鎖するか聞いたら「閉鎖する予定など全然ありません」、それで2,000万円というような例もやはりある。キャンペーンにのっかる動画というのはこれでいいのか。

■村井知事

 それはケース・バイ・ケースではないでしょうか。今回の場合はこうなりましたけれども、宮城県はほかにもたくさんPR動画を作っていて、残すものもたくさんございますし、これから作る動画も、残すものもあれば途中で終了するものもあると思います。これはもうその時々の判断でいいと思います。こうあらねばならぬというのは良くないのではないか。特にこういったソフト系ですから、その時々の事情に合わせてタイミングを見てというのも必要だと思いますし、といって受けだけを狙ってもよろしくないと思いますし、これは結果として観光客がどれくらいお越しいただけるかということで、成功したか失敗したかということを判断するしか方法はないのではないかと私は思います。PR動画をずっと残し続けて、ずっと見続けていただいても、結局お客さんが来なければ意味が無いわけで、単発であったとしてもそれでお客さんがドンと来ていただければ成功だと。そこに狙いがあるわけなので、PR動画のアクセス数、カウント数が幾らか、そういうことはあまり気にする必要はないのではないかと思います。今回は皆さんが盛り上げてくれたおかげで310万アクセスを超えました。ありがとうございました。

◆Q

 来年の夏はまた同じような。

■村井知事

 分かりません。まず秋にやってみます。

 

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日照不足による農作物への影響に対する対策ついて

◆Q

 このところずっと雨が続いていて、日照不足によって県内の米や果物、野菜などに影響が出始めている。それに対して県としてどのように捉えていて、何らかの対策を考えているのか伺う。

■村井知事

 8月に入りまして日照不足、低温が続いております。皆さんご承知のとおりです。仙台のアメダスデータによりますと、日照時間は平均の21%、そして平均気温は平年より1.6度低い状況にありまして、農作物への影響が非常に懸念をされております。そこで、異常気象の農作物への影響を最小限にするために、今後の気象の経過をしっかりとチェックいたしまして、技術指導、これをしっかり行っていきたいと思っています。市町村、JAグループ、関係団体と連携して、情報を生産者にしっかりと周知し、必要な対策を徹底してまいりたいと思います。

 具体的には、まず8月10日に日照不足と低温に伴う農作物の技術対策情報を提供いたしました。また、8月16日に日照不足と低温に伴う農作物の技術対策情報第2号を特に水稲関係で提供しております。そして、8月17日に宮城県農作物異常気象対策連絡会議幹事会を開催し、その日のうちに防除情報第6号を提供しているということでございます。いもち病の発生等を抑えるために、まずは情報提供に努めるということにしております。

◆Q

 だて正夢も含めて宮城県の米の品質を上げてブランド化を図っている最中だが、その中で特に東北と北海道の太平洋側が今回冷夏ということで、その辺に対しての懸念についてもしあれば伺う。

■村井知事

収量は恐らく前年並みというふうな見立てです。ただ、品質ですね、味がすごく今心配だというふうに、今日、農(林)水(産)部長から報告がございました。天候ですのでこれをやれば良くなるというものではございませんので、やはり天候の回復を待ちながら被害が最小限になるように手を打っていくしか方法がないだろうというふうには思っております。

 

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知事選挙について

◆Q

 明日、知事選の投票まで2カ月となる。現時点での対抗馬についてまだ具体化されてはいないが、現時点での知事選への意気込みは。

■村井知事

 私は現職として出馬表明いたしましたので、このお盆期間中も自分の選挙に向けて、政策的なものであったり、あるいは、選挙前に収録する政見放送がありますが、それの原稿書きをやったり、あるいは、室内用ポスターを作りましたので、それを皆さんに張っていただくお願いをしたりというような、いろいろなことをやっております。必ず対抗馬は出てこられるでしょう。従って、選挙になるということを前提に準備を進めていきたいというふうに思っております。私にとりましては選挙というのは大変なことですけれども、いつも言いますように、やはり有権者の皆さんからすると選択肢が多ければ多いほど私はいいと思いますので、ぜひ、村井県政に対してよりこうすれば宮城県はもっと良くなると思う人は、どんどん手を挙げて選挙に臨んでいただければというふうに思います。必ず選挙にはなると思います。

◆Q

 現時点で知事としてこれが争点になるのではないかということがあれば伺いたい。

■村井知事

 やはり、私は現職12年やっていますので、この12年間の私の県政運営に対する是非が一つだと思います。それから、復興がまだ途上ですので、これから3年、4年かかる復興の進め方、やり方、こういったようなものが争点になるのではないかと思います。

◆Q

 仙台市長選挙が終わった翌日の会見では、選挙になれば厳しい戦いになるのではないかという考えを言っていたが、これは今の時点でも変わらないか。

■村井知事

 はい。やはり4期目ということになりますので、そういった多選ということに対するご批判も出てくるかもしれませんし、選挙になればこれは厳しい選挙になると考えて臨まなければならないと思います。

◆Q

 多選に関してだが、どうしても3期目から4期目ぐらいになると多選の弊害が出てくると専門家も言っているが、村井知事としてはどのように考えているか。

■村井知事

 多選の弊害というのは、私はよく分かりません。要は、知事を続けたいから知事選挙に出るわけではなくて、私はまだ具体的にはこれをやりたい、あれをやりたいと皆さんに言っていませんけれども、やっぱりやりたいことがあって選挙に出ます。従って、1期目と気持ちは変わっていないんです。1期目のときも、浅野県政に対して自分はこうしたかった、県会議員としてこうしたかったということで、俺はこうしたいんだということを主張して選挙に臨みました。今回も、選挙中、知事をやらせてくださいというよりも、私はこういうことをやりたいから引き続き知事をやりたいんですということをずっと主張していこうというふうに思っています。ですから、当選すれば1期目と同じような、あるいは2期目、3期目と同じような気持ちで仕事をやれるという自負はございます。ですから、そういった多選の弊害というのはどういうものなのかというのを具体的に言っていただくと、それに対してこうだと言えますけれども、ただ多選の弊害と言われると少し私は釈然としないところがあるということです。

◆Q

 例えば、知事の任期が長くなるに従って、意見を言ってくれる年上の県の幹部や、それから県議の中でもベテランの県議が自然に引退していったりして、だんだんと知事に意見を言ってくれる人が減ってきてしまうと、どうしてもいさめる人がいなくなるのではないかという声もあるかと思う。

■村井知事

 それはあるかと思います。でも、そうならないようにしないといけないと思います。ですから、私は、ずっと風通しの良い組織と言っていますけれども、まさにはっきりと、こういうことは問題があるのではないかということ、言いにくいことが言いやすくなるような雰囲気を作らないといけないと思っています。幸い今ここに座っています両副知事等は遠慮なく何でも私に言ってくれます。もう少し遠慮したほうがいいのではないかというぐらい言ってくれますので、今のところは大丈夫だと思います。

 4期目になれば私も57(歳)ですので、私より年上の人というのはもう現職ではほとんどいなくなってきます。58(歳)、59(歳)、60(歳)と、三つぐらいしか年上の人がいないので、だいぶ減ってきますから、そういう意味ではより自分が謙虚になろうという意識を持たないとガリバーになってしまうのではないかと思います。そこは常に謙虚になるように心がけるためにも、私は昨日、誕生日でしたけれども、大崎市に行って、掃除に学ぶ会で女子トイレを掃除してきました。そういうことをやればうまくいくというわけではありませんが、その狙いはやはり自分の心を少しでも磨いて謙虚になりたいという思いの表れであって、こういうことをやりながら、いい人たちと付き合いながら、そうならないように努めていきたいなというふうに思っていますけれども。1期でも2期でも慢心する人はすると思いますし、山本壮一郎さんのように5期やっていても謙虚な人もおられたと思います。

◆Q

 まだ個別具体の政策を聞くのは早いと思うが、今、復興という争点の一つを言ったので、これから現知事として、あるいは次の知事選の候補者として、復興にどういう課題があってどのように臨まねばならないと考えるか。

■村井知事

 これからの最大の課題は、被災者の皆さんのニーズが非常に細かく分化されてくるということだと思います。そこで市町村と一緒になってどう手を差し伸べてケアしていくのか、それが重要ではないかなと思います。口で言うのは簡単ですけれども、例えば災害公営住宅ができたから終わりではなくて、今度は移っていただかなければいけませんが、やはり移りたくない、移れないという人も出てくると思いますので、そういった方たちをいかにスムーズに移っていただくのか、市町村任せでは駄目だと思いますから、そういったことをやる。また、災害公営住宅等のコミュニティー、あるいは自分で家を建てた方たちの心のケア。こういったようなものもかなり個別具体的に対応していかなければならない問題が出てくると思います。こういったのがこれから非常に難しくなるのではないかと思います。阪神・淡路大震災のときも最後までそこがうまく解決できなかったというのが出ていますので、これからはそういったところに力を入れていかなければならないと思います。

 

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原発の再稼働問題について

◆Q

 原発の再稼働の問題だが、周辺自治体では半数の自治体がやはり再稼働が必要ではないかという意見もあり、立地自治体との温度差も見られる。この問題について、女川原発を抱える県として再稼働のスケジュールも見据えてどのように考えるか、あらためて聞かせてほしい。

■村井知事

 再稼働についてというのはまだ先の話ですので、今ここではコメントできませんが、仮に同意するということになれば、原発が立地している周辺自治体と県の同意だけでいいのではないかと私は思います。広げ出したら際限がありませんし、やはり何といっても一番影響を受けている自治体がその責任を負うということが重要ではないかと私は思っております。

◆Q

 それは要するに、30キロ圏内の自治体の同意はやはりあり得るべしということか。

■村井知事

 はい、これについてはもう既にUPZ(緊急防護措置を準備する区域)の自治体と東北電力との間で協定書が、協定書という言い方が正しいかどうか分かりませんけれども、きちんと文書が交わされておりまして、県がその間に入って立会人の役割も果たしていたと思います。少なくともしっかりとした文書があることは間違いございませんので、それはここでまた時計の針を戻すのではなくて、そこまで針が進んでいるということを前提に協議を進めていくべきだろうというふうに思います。

 

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石炭火力発電所問題について

◆Q

 先週、奥山市長が、事業を進めるに当たってアセス(環境アセスメント)を進めることを事実上容認するという市長意見を表明した。石炭火力という問題は市に限ったことではなく県内の自治体が広く影響を受ける部分でもあるので、村井知事にもこの辺りの判断を含めて意見を伺う。

■村井知事

 これは仙台市が考えるべきことでありまして、現仙台市長がそのようにお話しになったのであれば、現時点においてはそれをベースにそのことは考えるべきだというふうに思っております。事業決定前の環境アセスメントの手続中ということになりますので、仙台市の環境影響評価審査会での審議状況等の推移をまずは注視していくべきだろうというふうに思ってございます。仮に立地が決定した場合には、県も中に入って、また仙台市と周辺の自治体、たしか7者だったと思いますけれども、7者で公害防止協定を締結をするということになります。従って、やはり順を追って進めていく必要があるだろうと考えております。

◆Q

 CO2の排出が問題になっていると思う。これは県に限ったことではないが、やはり県で排出されるということも含めた、その意味では富県宮城、経済との両立ということも入っている。その辺りについてはどう思うか。

■村井知事

確かに、石炭火力発電所の新設がなされますと二酸化炭素の排出量が増加することは間違いないだろうと思ってございます。従って、環境影響が長期に継続する事業でございますので、環境アセスメントの手続におきましてその影響を十分に検討していただきたいと思います。

 

 

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