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知事定例記者会見

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年2月14日更新

新着更新情報

知事記者会見について

  1. 知事記者会見は基本的に毎週月曜日に開催されます。知事の日程が確保できない場合については,開催されないことがあります。
  2. 知事記者会見は動画でもご覧いただくことが可能です。会見動画のページをご覧ください。
  3. 会見動画は開催した日の夕方,会見録は開催した翌日の夕方にそれぞれ公開します。掲載が遅れる場合もありますので,ご了承ください。
  4. 会見動画はこちらのページです

次回の知事記者会見は,平成30年2月19日(月曜日)午前11時30分から行われる予定です。

※本会見録は、記者会見の内容を編集の上、掲載しております。

知事定例記者会見

 

フランス視察について

◆Q
 フランス視察について、所感と今後の誘致への取り組みを伺う。

■村井知事
 かなりハードなスケジュールでしたけれども、行ってまいりました。実質平日の2日間のみでございましたけれども、有意義な視察になりました。フランスはセーヌ川が氾濫し、そして30年ぶりの大雪でございました。交通が麻痺しているような状況でございましたけれども、現地の皆さまに真摯な対応をしていただき、心より感謝しております。
まず初日は、EV、電気自動車だけではなくて、FCV(燃料電池自動車)、プラグイン・ハイブリッドも含めてでございますけれども、そうした次世代の自動車がヨーロッパでどのような形で普及しようとしているのかということを視察させていただきました。2日目は、放射光施設が地域経済にどのような影響を与えているのかということを勉強するために、パリ郊外のソレイユという施設を視察させていただいたわけでございます。

 まず初日は、ジェトロ・パリの事務所でお話を伺い、また「オートリブ」というEVによるカーシェアリングの会社を訪問させていただき、車の運転席にも実際に乗せていただきました。その後、水素ステーションの視察をさせていただいたわけでございます。

 感じたところは、EVとFCV、プラグイン・ハイブリッドの普及率はまだ2~3%と低い状況ではございますけれども、政治主導でディーゼル車(の推進)を止めて一気にEVを普及しようという意気込みを強く感じました。恐らくこの流れは今後止まることはないだろうと思います。日本もそのような面で遅れることがないように、国を挙げてしっかりと取り組むべきではないかという感じがいたしました。県も今後は環境問題(対策の)先進県とするために、こういった施策にも取り組んでいかなければならないと思っております。

 また、2日目の放射光施設「ソレイユ」の訪問でございますが、まずは施設に参りましてソレイユの概要説明を受け、そして実際に中をご案内していただきました。その後、地元の商工会議所の会頭からお話を伺ったり、また雪のために現地に来られなかったものですから、「ロレアル」という企業の(中にある)研究室のマネジャーの方から電話で放射光を使ってどのような研究をなさっているのかというお話を伺うことができました。その他にも何社か(から)お話を伺うことができました。

 やはり放射光施設というのは、地元の経済に与える影響が非常に大きいと(感じました)。特にソレイユという施設はほぼ3GeV(サンジェブ※GeV:エネルギーの単位ギガエレクトロンボルトの略)の施設でございまして、今回わが県が誘致に取り組んでおりますSLiT-J(スリットジェイ)という放射光施設とほぼ性能が同じものでございます。今回われわれが目指しているものはより新しい施設でございますけれども、ほぼ性能的には同じような施設であるということでございまして、3GeVの施設というのは各国が競い合って造っておりますので、日本に、この東北宮城にそういう施設ができましたならば、恐らく同じような経済波及効果が見込めるのではないかという手応えを感じてまいりました。今後、誘致に向けてさらに努力してまいりたいと考えております。

◆Q
 誘致への努力というのは、具体的にどういったことを考えているのか。

■村井知事
 東北大学、そして東北経済連合会が「光(科学)イノベーション(センター)」という財団を作っておられます。そちらをメインにしながら、県と仙台市が協力して誘致に向けて政府に対して働き掛けていくということ。また、応分の負担が求められる場合には、県と仙台市がその役割に応じてどのような負担ができるのかということを併せて検討していく。そういった意気込みを政府に示すことによって、誘致に弾みがつくのではないかと考えております。

◆Q
 経済波及効果についてお尋ねする。まず視察の結果として、見ただけですぐ分かるものと分からないものがあると思うが、視察された限りでどういう経済効果があるとお考えになって、かつそれが宮城県に来た場合、どういう効果があるとお考えか。

■村井知事
 先ほど言ったロレアルといったような会社は、ソレイユという放射光施設がなければその近辺に来ることはなかったと思います。3GeVの放射光施設というのは、非常に汎用性が高い研究施設だそうであります。そういった施設を使う企業が、研究施設、開発センター、こういったものが近くに集積してくるということが分かりました。恐らく宮城県にそういったSLiT-Jという施設が来れば、同じような研究施設や開発センターというものが集積してくるだろうと思います。

 やはり、(ソレイユに)伺ってなるほどと思ったのは、できて10年ぐらいの施設なんですけれども、最初は民間のお金がなかなか集まらなかったそうですが、10年ぐらいたってくるとだんだん民間のお金で回せる(お金がだいぶ集まる)ようになってきたというのが分かりました。今回われわれが目指しておりますSLiT-Jというものは、当初から民間のお金をうまく使って、ランニングコストはできるだけ民間のお金を使ってやろうということでありまして、そういった意味では10年遅れてできた分、民間の投資をいかに呼び込むのかということを今のソレイユといったような施設を参考にさせていただきながら、取り組めるのではないかと思っております。そういった形で取り組みたいなと、その(光科学イノベーションセンターの)責任者である、(フランス視察で)ご一緒した高田教授ともお話させていただいたところであります。

◆Q
 現地で反対運動があったとか、今もあるとか、そういったお話を聞いたり、目にしたりはされなかったか。

■村井知事
 ありませんでした。少しわれわれと違いますのは、政府の方針として、その地域に科学技術の大学や研究施設を集積しようという大方針があって、その中でソレイユという放射光施設をそこに立地したということでございます。(立地場所は)科学技術の先進地を目指す地域として開発されたところでございます。従って、反対などは全くなかったということでございました。わが県も東北大学の青葉山キャンパスを今考えておりますので、そういった意味では東北の学術の中心地である仙台、しかも東北大学の敷地内にそういったものができるということになれば、基本的には同じようなコンセプトで開発できるのではないかと思います。

◆Q
 住宅地等との距離、位置関係等は似たような環境なのか。

■村井知事
 違いますね。ソレイユはもっと田舎でした。そういう意味では、科学者の皆さまが、パリ市内から20~30キロの距離ですから、それほど遠い距離ではないですけれども、そんなに民家や企業がたくさん立ち並んでいるようなところではございませんでした。逆に、わが青葉山キャンパスは非常に住宅地も近い場所でございますから、そういった意味ではより研究者の皆さまが集まりやすい環境にあるのではないかと思います。

◆Q
 住宅地も近い、あるいは自然保護区域も近いということで、こういった(環境)アセスメントなどの計画とかも必要になってくるのでは。

■村井知事
 いや、多分大丈夫だと思いますけれども。これぐらいの大きさでしたら、
それほど問題ないと思います。もともとはゴルフ場で開発されたところですので、ちょっと詳しくは分かりませんけれども、そういった建設に係る規制というのは厳しくないと思います。

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防潮堤事業について

◆Q
 (2月10日)土曜日に表浜の防潮堤の説明会があった。そのときに県としては、住民への意向調査を行うということだったが、その説明会で合意はとれたという判断をされた。ただ、その説明会では、やはり(防潮堤は)高いのではないかという反対の声が出ていた。知事として、この合意について、それは合意というふうに知事が認識されているのか、そのあたりの認識を伺う。

■村井知事
 表浜(港)の防潮堤につきましては、先日の意見交換会におきまして参加者からの意見を踏まえて、アンケートは実施せず計画どおり進めるというふうに説明を申し上げました。しかし、参加された方がわずか12名ということで、それ(先日の意見交換会)をもって計画どおり進めるというふうに判断したことは、やや拙速であったのではないかと考えます。フランスにいるときに、この件について報告を受けました。私はそのときにやや拙速ではないかと感じた次第でございます。その場にいた12名の方のご意見は、大半が建設賛成ということであったそうでありますから、そのときにそこに参加された方たちの大宗(たいそう)の意見を踏まえて計画どおり進めるという判断をした県職員を責めるつもりはございませんが、落ち着いて考えますと、やや拙速であったのではないかと感じました。

 そこで、地区の方々が防潮堤整備についてどう考えているのか、より多くの住民の意見を把握する必要があると考えまして、あらためて住民意向の把握に努めるように担当課に指示いたしました。具体的にどうやって把握するのかということは今検討中ということでございます。これらの内容につきまして、再度住民の皆さまにご説明いたしまして、そしてその上でアンケートによらない方法でご意見を聞き、あらためて最終的な判断をしたいと考えております。

 しかしながら、これはかなり大きな工事になりますので、いつまでも調整をするというわけにはいきません。時間的な制約があるということもご理解いただきたいと思っております。その時間の中でできるだけ住民の皆さまの意見を把握しながら、最終的な判断をするようにという指示を土木部長にいたしました。

◆Q
 あくまでもアンケートによらない形での確認を行うということか。

■村井知事
 そうですね。従って、先日はこれをもって計画しますと、最終決定をしたというふうに説明いたしましたけれども、現時点においては私の判断はまだしていないと、ゴーを出していないということでございます。時間がもうほとんどないんですけれども、あと残された時間ぎりぎりまで住民の意向を把握するように努めなさいという指示を出したということでございます。

◆Q
 なるべく早くということだが、具体的なスケジュール感、見通しは。

■村井知事
 もう何カ月も時間をかける余裕はないと思いますが、担当の土木部長には、技術的な判断でいつまでには決断しなければいけないという期限が見えるでしょうから、それまでできるだけ丁寧に住民の皆さまに意見を聞くように努力してほしいという指示を出したということでございます。詳しくは土木部のほうに確認していただきたいと思います。

◆Q
 この表浜も含め、(気仙沼の)日門(ひかど)地区と2カ所の防潮堤が残っているが、平成32年度までに全てを完了するという見通しはこれを踏まえてどうなるのか。

■村井知事
 日門地区は比較的小規模な工事になりますので、まだ時間に余裕がございます。従って、まずは表浜に全力投球して、できるだけ皆さんに納得していただいた上で、建設工事に入りたい。その上で、残された時間、日門に全力投球させていただこうと思っております。かなり規模が小さいので、まだ時間に余裕があるということでございます。

◆Q
 表浜の件だが、アンケートによらない意向調査というのは、どういうものをイメージしているのか。

■村井知事
 これはあまり言うとその方向になってしまいますので、まずは土木部の中でよく検討してほしいという指示を出しているということでございます。

◆Q
 知事としては具体的にイメージをお持ちであるということか。

■村井知事
 幾つかこういう方法があるのではないかというのはありますけれども、あまり言うとトップダウンということになってしまいますので、方法はボトムアップでしっかり考えてほしいと、土木部長に指示しているということでございます。

◆Q
 表浜の防潮堤に関連して、高さ6メートルということで高さについて、これがもう少し低くてもいいのではないかというのが反対の意見の大きなところだったと思うが、知事としてはこの6メートルという高さについて、これはもうちょっと低くしてもいいのではないかと思っているのか。やはり6メートルというのは必要ではないかと考えているか。この辺りはいかがか。

■村井知事
 これは全ての防潮堤を、同じ基準でやらせていただいております。例外なくやらせていただいております。もちろんいろいろ工夫はしておりますけれども、同じ基準でやらせていただいておりますので、これはなかなか譲れない一線であろうということであります。

◆Q
 そうなると、反対派の方にどうやって納得してもらうのかというのが焦点になると知事はお考えになっているということか。

■村井知事
 納得してもらうというか、本当にどれくらいの皆さんが反対しているのか。今回12名の参加された方の中に反対の方もおられましたけれども、大多数が賛成だったということです。もちろん賛成の方のほうが多いのか、少ないのか分かりませんけれども、しかしこれは命を守るための防潮堤だということでございますので、やはり賛成する人がいる以上はその人のご意見は尊重しなければいけないという思いを持ってございます。今回12名の中だけで決めてしまったというのは、それは、少し拙速だったのではないかなと思って、もう一度他の残った住民の方の意見もよく聞きながら、その上で決められる方法というものをよく検討してほしいという指示を出したということでございます。従って、もう一度計画を全部見直せというような指示を出したわけではないということです。

◆Q
 アンケートの方法はもう使わないという指示を出されたのか。

■村井知事
 アンケートはその場ではもうやらないとなったわけです。、またアンケートということでは混乱しますので。

◆Q
 地域が分断したり、そういう懸念があるからということか。

■村井知事
 はい。

◆Q
 それとは違う方法で住民の意見を聞くということか。

■村井知事
 はい。

◆Q
 それを指示されたということか。

■村井知事
 はい。

◆Q
 その場の会合でアンケートをしないということになったが、ただ私も沿岸支局にいたので、県の住民説明会に何度も参加しているが、あの場に建設企業委員会の委員長である本木さん(県議会議員)が同席して、私は建設企業委員会の委員長の本木ですと挨拶をされて、アンケートをやるというんだけれども、浜を分断するようなことがあってはならないんじゃないかと私は思っていると発言された。まず、本木県議が同席するという、県議がああいう場に立ち会うというケースは多々あるのか。そして、こういう発言があり、アンケートをしますか、どうしますかと聞いたのではないにしても、会の冒頭で県の職員の方はアンケートをしたいと思っていますと説明した上で、最終的にアンケートをやらなくなったという、こういう流れについて、どうも不自然じゃないかなと考えるのだが、いかがか。

■村井知事
 まず、県議の方がこういった住民説明会に立ち会われることはよくあることです。私も県議のときには、いろいろな住民説明会、これは仙台市の住民説明会も含めてですけれども、立ち会っておりました。その場で意見を述べたことも過去にございました。従って、全く問題ないと思います。これは逆によくこういった会合に出ていただいたと思って、感謝しております。

 正直を申し上げて、アンケートを実施するということのご同意を得ようと思って開催した会議でございますが、その席でいろいろな方が意見を述べる中で、県議も意見を述べることも、これも当然あっていいことだと思ってございます。その結果、その場の大宗としてアンケートを実施しないほうがいいというふうに県職員が判断したわけでございますので、極めて民主的な方法でこのような結論になったと思ってございます。私は非常に本木県議のことを評価しております。よく出てくださった、無関心でなくてありがたいと思っています。

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4圏域での汚染廃棄物試験焼却について

◆Q
 汚染廃棄物の試験焼却について、今後の見通しを伺う。

■村井知事
 これは前回(の会見でお話したこと)と同じで4つの圏域のご判断に任せるとしておりますので、現実においては4つの圏域の判断待ちだということでございます。相談があれば適宜相談に乗っておりますが、そういう相談内容については現時点においてお話しすることはできないということでございます。

 

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利府町長選挙への対応について

◆Q
 今日、利府町長選挙が告示された。以前知事は、応援は要請があれば考えると言っていたが、現時点で要請があったかどうか。また、知事として何か対応するのか伺う。

■村井知事
 現利府町長から、熊谷大さんを応援してほしいという要請がありました。また、熊谷大さんからも応援要請がございました。そこで今日、選挙の第一声の、マイクを持ちました。時間が無かったので、マイクを持ってしゃべった後に、こちら(県庁)に来たということでございます。

◆Q
 知事の熊谷さんに対する評価というところではいかがか。

 

■村井知事
参議院議員を1期6年務めた方でもありますので、町長としてふさわしい方だと思います。

 

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