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知事定例記者会見

印刷用ページを表示する 掲載日:2017年10月3日更新

知事記者会見について

  1. 知事記者会見は基本的に毎週月曜日に開催されます。知事の日程が確保できない場合については,開催されないことがあります。
  2. 知事記者会見は動画でもご覧いただくことが可能です。会見動画のページをご覧ください。
  3. 会見動画は開催した日の夕方,会見録は開催した翌日の夕方にそれぞれ公開します。掲載が遅れる場合もありますので,ご了承ください。
  4. 会見動画はこちらのページです。

次回の知事記者会見は,平成29年10月23日(月曜日)午前11時30分から行われる予定です。

※本会見録は、記者会見の内容を編集の上、掲載しております。

知事定例記者会見

 

宮城県知事選挙及び衆議院議員選挙について


◆Q
(10月)5日告示の知事選挙に関して、村井知事は先日ホームページで政策
集の発表をされたがポイントを伺いたい。

■村井知事
一言で言いますと、次の4年間で復興計画の最終年度を迎えますので、復興完結というキーワードで作っております。復興計画に掲げたことを次の任期内にやり遂げたいと、そういう思いを込めて作りました。

◆Q
県警が、村井知事が衆議院議員選挙の多くの集会のときに、事前運動 ということで警告を出したという一部報道があるが、その件について知事は把握しているか。

■村井知事
それはどこが報道したんですか。

◆Q
われわれは共同通信さんだと。

■村井知事
共同通信さん、ここにおられるんですか。どこからその情報を取られたんですか。

◆Q
それはちょっと話すことはできないので。

■村井知事
いや、そんな馬鹿な話はないでしょう。私どもは何も受けてないですよ。私も受けていないですし、私の後援会の幹部に確認しましたけれども、誰も受けていないんです。それは大誤報じゃないですか。県警からは聞いたんですね。

◆Q
関係者からという。

■村井知事
関係者って誰ですか。私の後援会の人なら後援会の人と言ってください。私の後援会は、誰も受けていないですよ。県警がそのようなことを言ったわけですね。村井知事に警告を出したと、県警幹部が言ったわけですか。

◆Q
取材の内容は言えないです。

■村井知事
取材の内容は言えないじゃないですよ。失礼な話ですよ。受けてなかったとしたら、大変なことをしてるんですよ。この記者会見で。共同通信さん、はっきり言ってください。

◆Q
記事の中では、9月30日付で一連のパーティー、あるいは後日別の衆議院議員のパーティーの中で、投票を呼び掛ける行為があったと。それを県警側は、いわゆる事前行為に当たると判断して知事に警告を口頭で出したと。それは9月30日付だという報道をしたことは事実です。

■村井知事
受けていないです。

◆Q
受けていない。

■村井知事
はい。だから誰がおっしゃったか、はっきり言ってください。大変なことだと思いませんか。これは共同通信だから、全国に配信したんじゃないですか。

◆Q
はい。

■村井知事
これは大変な問題ですよ。事実でなかったら、すみませんでは許されることじゃないですよ。明確な選挙妨害ですよ。県警が村井嘉浩事務所の誰かに警告を出したということが事実であるかないか分からないのに、勝手に配信したということですよ。

◆Q
こちらとしては取材の中でそういうところの取材も含めて、事実と判断して出したということです。

■村井知事
では、それをどうやって証明するんですか。私どもは受け取ってないですよ。

◆Q
口頭で注意したという。

■村井知事
いや、口頭で注意したって、いつ、どこで、誰が注意したんですか。誰に。

◆Q
記事にも書いていますけれども、9月30日に知事本人に警告を。

■村井知事
受けていません。

◆Q
受けていない。

■村井知事
はい。だから誰が言ったか、言ってくださいよ。誰が私に警告を発したのか言ってください。

◆Q
警告を発するのは県警なので。

■村井知事
県警の誰が発したんですか。誰かが誰かに言ったということでしょう。あるいは誰かが誰かに文書を渡したということでしょう。だから、誰が誰に言ったんですか。

◆Q
警告は文書ではなく、口頭で警告したという。

■村井知事
だから、誰が誰にしたんですか。

◆Q
記事に書いてますけれども、県警が村井知事本人にしたという。

■村井知事
県警がって、県警の誰ですか。

◆Q
もちろん県警のしかるべき担当者の方がということです。
その名前はちょっとお出しできないです。

■村井知事
じゃ、具体的にあなたは掌握してるわけですか。

◆Q
取材では掌握しています。

■村井知事
だから、それが誰か言ってください。この場で言ってください。

◆Q
確認させていただきたいのは、取材ではそういう事実があると、うちもほかの機関にも取材したということは、事実だろうと、あろうというか事実であるという判断のもとに取材したんですけれども、今のお話ですと、知事は受けていないと。

■村井知事
受けていません。

◆Q
実際受けていない。

■村井知事
受けていません。全くの誤報です。これは責任問題になりますからね。皆さん、各社、県警に確認してください。知事に警告を県警のしかるべき人が出したかどうかということをですね、ちゃんと取材をして、もしそれが間違えていたら、こういう誤報を共同通信が流したということを、ぜひ流してほしいです。ひどい話ですよ、これは全国配信ですからね。他の新聞社に載ったとき、どうするんですか。何で裏取りをしないんですか。

◆Q
弊社としては裏取りは……。

■村井知事
裏取りは私の方にしなきゃいけないじゃないですか。私なり私の事務所の人間に裏取りをしないと。それを出された方がどうなのかと事実確認もしないで、そういう取材をするということは、報道するということは、私はよくないと思いますよ。裏取りを全くしてないじゃないですか。

◆Q
こちらとしては、方法は言えませんけれども、この場で言っていいのかあれですけれども、知事に対する例えば電話とか、それは試みようとはしましたけれども、この場で言うのはあれですけれども、お出にならなかったと。

■村井知事
電話は掛かってきていません。

◆Q
それは数日前の話です。

■村井知事
掛かってきていません、分からないです。もしかしたら掛かってきたのかもしれません。自宅に掛けてきたのかもしれませんから、それは分からないですけど、少なくとも私、知らない番号から掛かってきた記憶はないですよ、ここ数日間。

◆Q
知らない番号ではない番号から掛かってきていると思いますけれども。

■村井知事
かかってきてないですね。共同通信の方ですか。

◆Q
そうですね。

■村井知事
掛かってきてないですよ。ここ数日は。

◆Q
分かりました。今のお話ですと、全く警告は受けていないと。

■村井知事
受けてません。皆さん、間違えないでくださいよ。受けておりませんので、県警に確認してください。まあ、私を見て何を言っても、出した方が出したと言えば、それはまた問題になりますので、県警が出したかどうかをよく確認していただきたいと思います。その立場の方にご確認ください。
共同通信の方、ここにおられるんですか。お二人、もしこれが誤報だったときには、どういうふうに対応するか、後で文書で回答ください。

◆Q
マニフェストの話に戻るが、この前、知事が復興が第一ということで発表したと思うが、その他の分野で特に力を入れたいというアピールポイントや、こういうことを意識したというのがあれば教えてほしい。(例えば)復興以外の部分で、福祉や教育分野、芸術分野等を書かれていたと思うが、その部分を教えてほしい。

■村井知事
そうですね。基本的には富県宮城と創造的な復興、これをしっかりやりつつ、特に被災者の皆さまへの細かいケア、ソフトの政策ですね、これをこれから力を入れていきたい。従来の主張をそのまま書かせていただいております。また、併わせて教育においては、グローバルな人材を育てるような教育であったり、あるいは障害を持ったお子さんのために、特別支援学校をさらにしっかりと整備していくといったようなことを記入しております。福祉分野においては、高齢化がこれから加速的に進んでまいりますので、介護人材の不足をITやあるいはロボットあるいは外国人、こういった人たちを使って、そういう力をもって補って、介護人材不足に対応していくといったようなことであったり、女性の社会進出を進めるために、保育所の整備をさらに進めるといったようなことを強調して書きました。

◆Q
知事選前、最後の記者会見ということで、3期12年を振り返っての歩みを改めてお聞きしたい。

■村井知事
繰り返しになりますけれども、富県宮城、創造的な復興というものを掲げながら、宮城県全体の方向性を私なりに知事になったときからお示しをして、それを着実にやってきたつもりであります。一つ一つの対症療法的な政策や施策というのも重要ですけれども、宮城県のリーダーとして、宮城県をどのような形でどの方向に持っていくのかという大きな目標、方針を掲げてやってきたつもりであります。もちろんその際にはいろいろなあつれき、批判もありました。それは反省しなければいけないものもたくさんありましたし、謙虚に受け止めたいと思っておりますけれども、自分の思い描いたような形にはだんだんなってきているなというふうには思っております。さらに次の4年間、当選させて頂ければ、前に進めてまいりたいというふうに思います。

◆Q
今、衆議院議員選挙が同日選挙で進行しているが、そちらで新党の結成など新しい動きがいろいろ出てきている。それが自民・公明に支えられている村井さんの選挙に、何か影響するというお考えはあるか。

■村井知事
これは衆議院選挙と同日選挙になりますので、影響は避けられないと思います。特に私の場合は、自民党、公明党が中心となって、また無所属の議員の皆さんが応援をしてくださる形になっております。また一方、多々良さんの場合は、共産党が中心となって応援されることになると思いますので、そういった意味では、国政の対立構図がそのまま知事選挙の対立構図に近い形になるのではないかと思います。従って、影響は出るのではないでしょうか。

◆Q
共産党が出てきたが、それ以外の支援者や新党を支持する方々の投票行動は、一体どのような動きをするか、お考えはあるか。

■村井知事
いや、これは分からないですね。今、非常に混乱しているようですので、もう少し時間がたって、衆議院選挙が近くならないと分かりません。私は知事選挙においては、粛々と自分の考え方を主張しながら、今既に作った計画どおり行動してまいりたいと思います。

◆Q
昨日発表されたマニフェストの中で、女川原発に関する部分が周辺の環境放射能への監視を継続すると共に、福島の事故を踏まえた訓練や原子力防災対策に取り組み、県民の皆さまの安全を確保しますということで、再稼働については全く触れていない。次の任期の4年間で再稼働の問題が国から投げられる可能性が高いと思うが、その辺の県民の意思を今回は問わずに、次の任期の4年間でどのように県民の意思を判断していくのか、改めて伺う。

■村井知事
議会でも繰り返し答弁しておりますけれども、現時点において私が再稼働について是か非かということを言うのは、まだ時期尚早だと考えているということです。決して逃げているわけではなくて、今の時点で言うには無理があるということです。ご案内のとおり、まだ(原子力)規制委員会からのゴーサイン、政府からの同意についてのボールの投げかけがございません。現在、宮城県におきましても、有識者の中で検討をしていただいておりまして、今回の新たな安全基準、これをクリアすれば安全性がどれくらい高まるのか、また震災後のいろいろな耐震工事によってどれだけ安全性が増したのかというようなことを、専門家、プロの目で検証していただいている最中です。その結果もまだ出ていない。そして、まだ国の結果も出ていない段階で、もしかしたら稼働はならぬという結論が出るかもしれない段階で、私が反対だとか、賛成だとか言うのは、非常に無責任だというふうに考えているということでございます。
4期目の最中にこういう問題が来るのかどうか分かりませんけれども、もし来るとするならば、そのときにしっかりとよくいろいろなご意見を聞きながら判断をしていくことになるだろうと思います。

◆Q
今回4期目に当選された場合、原発に関しては県民の信任を得たと考えるか。

■村井知事
これは争点にしていませんし、相手の方が稼働しないと言っていますので、私が稼働すると言って、これで一つの大きな争点になって結果が出たならば、これは一つの世論ということになると思いますけれども、そういう形になっておりません。もちろん多々良さんが当選されれば、これはもう稼働しないということを公約に掲げておりますので、これはそのようにされるのだと思いますが、私が当選するということになれば、今回の選挙結果だけで、全てを判断するということは無理があると思います。
ただ、どうしても原発の再稼働に反対の人は、多々良さんに投票されるだろうなというふうには思います。一つの参考の指標にはなるかもしれませんが、それをもって全てを判断するということにはならないと思います。

◆Q
衆議院選挙に関連して、希望の党と民進党の協力が非常に揺れていて、なかなか進んでいない状況だが、それに関して知事から見てどのように考えるか。

■村井知事
一番大切なのは、この国をどうしたらいいのか。どういう理念があって、どういう哲学や政策があって、それぞれ皆さん違うわけですけれども、その中で同じようなグループが集まって一つの政党ができるというのが望ましいと思います。今回のドタバタは、私は自分が応援してもらえないから批判するわけではないんですけれども、少し第三者的な目線で見ていて、当選目当てで離合集散をしているように映ります。そう映ったことは非常に残念に思います。もっと掘り下げて、しっかりと議論して、政党というものは作られたほうがいいんじゃないかなと思いますね。時間がなかったので仕方ないのかもしれませんけれども、それならば選挙が終わってから、もう一度改めて仕切り直すということが良かったんじゃないかなと思います。

◆Q
希望の党について、先週の記者会見などで見ると、全国知事会で要望した、首都圏の大学定員の定数の抑制などには反対するとか、地方にたばこ葉を作っている農家があるにもかかわらず、たばこ産業はもう壊滅するとか、都市型寄りの政策が多い気がするが、知事会は中央官僚が多くて、首都圏は中央集権志向だという小池知事の発言もあったが、村井知事から見てどのように感じるか。

■村井知事
そうですね、これはもうそれぞれの政党が自分の主張をすることはいいことです。従って、それを悪いというつもりはございません。ただ、宮城県の県民の立場からすると、そういった首都圏寄りの政策に映ることは、県民の視点で見ると、どうしても厳しい目になるかもしれません。ただ、これは私が今ここで申し上げるべきことではないと思います。

◆Q
すると、地方ではなかなか支援の輪が広がらないのではないという見方か。

■村井知事
いや、ただ今回出馬される方が希望の党で出馬されると、それなりのインパクトはあるんじゃないかなと思いますけれども。

◆Q
どの辺にインパクトがあると感じるか。

■村井知事
やはり目新しさでしょうね。実際、世論調査を皆さんされていますけれども、そういう数字を見ても、そういう数字が出ているようですので、やはりそれなりの影響力は出るんじゃないかなと思います。

◆Q
オリンピックについて、小池さんと一緒に交渉したりされているが、今回の新党結成によって何かこれまでの関係性に影響はあるか。

■村井知事
特にこの一、二カ月、小池さんと連絡は取り合っておりません。従って、影響はないと思います。とにかく知事選挙が終わるまでは、ちょうど衆議院選挙と同じ時期ですので、それまでは小池さんに対して私から連絡することはありません。今のところ小池さんから私に連絡が来たこともございませんので、特に何か変わったことというのはありません。

◆Q
選挙結果によって、オリンピックを巡ることで影響はないということか。

■村井知事
そうですね、特に(ありません)。

◆Q
今回、希望の党の動きや衆議院選挙の盛り上がりも含め、知事選挙についてもほかの政党の動きで投票率が変わってくると思うが、知事は投票率はどう動くと思われるか。

■村井知事
メディアが連日報道されていますので、そういった意味では投票率は前回同様か、それ以上になるんじゃないかなと思います。前回(衆議院選挙)が49%台でしたので、50%前後になると思います。多少上がるんじゃないかなと思います。

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秋の観光キャンペーンについて

◆Q
10月に入ったので、新しい秋の観光キャンペーンに入っていったと思うが、秋の観光キャンペーンがどういう内容になるか、あるいは同じように動画を作るという話だったので、その辺りについて伺う。

■村井知事
今、だいたいの方針が固まりまして、具体的な調整に入っています。現段階では何も申し上げられないんですけれども、今回、温泉を題材にしてやりたいと思っています。面白いものになるんじゃないかなと思います。

◆Q
ここまで出かかっているような内容がありそうだが。

■村井知事
ここまで出かかっているんですけれども、私が選挙に落ちればどうなるか分かりませんので、選挙に当選したら華々しく打ち上げたいと思います。少しお時間をください。

◆Q
実際のキャンペーンはいつからか。

■村井知事
秋といいますけれども、もうちょっと遅れて、発表の場はJRさん等と一緒になってやる観光キャンペーンでありますので、そのタイミングを今どうするか計ってございます。10月ですから秋ですけれども、すぐに発表するということではなくて、これから制作に入りますので、もう少し時間がかかります。ですから、選挙が終わったらドーンと発表ということではありません。11月になってからじゃないでしょうか。秋冬になりますので。秋だけではありません。秋冬のキャンペーンでありますから、そんなに慌てなくても大丈夫です。
これは割と、前回はワーッと盛り上がったので、次はという期待をしていただけるんじゃないかなと思いますが、また賛否両論あると思います。頑張ります。

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仙台パワーステーションの営業開始について

◆Q
10月1日に仙台パワーステーションが本格営業開始ということになった。また住民訴訟も9月末にあったが、これに対する知事の受け止めを伺う。

■村井知事
これは住民の皆さんが稼働を差し止めたいという思いで行われた裁判でございますので、裁判の結果を注視していきたいと思います。行政としてやれることはいろいろやっています。実はこの間、(郡和子)仙台市長が副社長に面会されましたけれども、その前に私どもの副知事が副社長に面談して、かなりいろいろ踏み込んだ提案、要望もさせていただいておりますけれども、こちらが納得するようなご回答は頂いておりません。県としても、仙台パワーステーションに対して住民の皆さまの不安払拭のために、できることはやらなければいけないと思ってございます。ただし、議会でも答弁したように、行政ができる範囲というものは、当然どの企業にもどの県民に対しても同じ対応をしなければならないという、そういう制約があるということはぜひご理解いただきたいと思います。法律や条例、規則あるいは基準、そういったようなものを越えて、行政が踏み込んで何かアクションを起こすということは、われわれはできないということは、ぜひご理解を頂きたいと思います。

◆Q
議会の中でもあったが、2012年4月に仙台パワーステーション関係者、知事は金融機関の方とおっしゃったと思うが、具体的に改めてどういう事実関係があったのか、知事の把握している認識の部分で改めて教えてほしい。

■村井知事
一番最初に会ったときですか。

◆Q
そうです、2012年4月。

■村井知事
2012年ですね。東京事務所に金融機関の方が来られました。そのときに会って、新たな火力発電を(建設)する場所を探しておりますということでした。私どもはそういった窓口はワンストップでやっておりますので、担当はこういう者がおりますので、そこを窓口にして調整していただきたいと思います、というお話をいたしました。
その後、お客様が帰られてから、職員にこういう場所があるのかなという話をしたようです。はっきりは覚えていないんですけれども、記録に残っていました。ただ、その中には仙台市とか仙台港というものは入ってなかったんです。私の認識、仙台港の周辺というのは考えてなかったですね。仙台港のJFE条鋼が持っていた土地というのは、非常にわれわれとしては大切な土地で、民間の土地を大切な土地というのは失礼なんですけれども、われわれにとってはあそこにぜひものづくり企業を立地させたいという思いを強く持っていまして、JFE条鋼にもものづくりの企業をぜひ誘致したいので、そちらのほうに売却してほしいというお願いをしておりました。私どもの担当の方からも、あの土地はものづくりの土地に適しているので、できれば他の場所にというようなことをパワーステーションの方に、うちの職員がそういうお話もさせていただいています。
ただ、民民の間での話し合いで売却が進んだということですので、これに対してはわれわれ一切口を挟むことができなかったということであります。

◆Q
前から気になっていたが、仙台パワーステーションのホームページのトップページを見ると、富県戦略というふうに、知事の一番の理念のところが出ているので、知事が何かそういう話をしていたのかと邪推した部分はあるが、その辺りについてはどうか。

■村井知事
そんな話をした記憶はないですね。富県宮城、富県戦略というのは、もう私の代名詞みたいになっていますので、ですから、使われたんじゃないかなと思います。決して富県宮城のためにぜひ来てくださいというお話はしていないと思います。ただ、その後に竣工式が終わってからですかね、一度仙台港の港湾セミナーを東京の椿山荘でやったときに、仙台港の利用者ということでお越しになりました。その際、それも金融機関から依頼があって、一緒に同席したことがございます。そこでもどういう話をしたか覚えてないんですけれども、記録を見たら、「たくさん水を使います」というお話があったので、「うちは今、水がたくさん余ってますので、どうかたくさん水を使ってください」と、そういうお話はしたようです。ただ、それももう立地が決まって、いよいよ動き出すというような、確かそういうタイミングだったと思いますので、これに対してはこんな問題になる前でしたので、そういう話をさせていただきました。これは当然一般論として、水をたくさん使ってくださいというお話をしたと思っています。そういう感じなんです。
ですから、私どもは企業立地奨励金も一切出していません。実は誘致したいときは、当然ですけれども、何らかの競争性を高めないといけません。企業立地奨励金などを準備して、お越しくださいと言うんですが、今回はそういうものを一切出していないんですね。だから、そういう発電施設などにはうちは出さないようにしています。基本的には発電施設等をいい場所にどんどん誘致したいという考え方を、宮城県は持っていないということです。最大の理由は、雇用がそんなに生まれないことです。そこが一番問題なんですけれども。

◆Q
先ほど副知事が副社長とお会いして、踏み込んだ要望をしたということだが、具体的にはどのような要望をしたのか。また、回答がなかなか納得できるものではなかったというのは、どのようなものだったのか。

■村井知事
これは今調整中の話ですので、相手は民間企業ですから、ここでは申し上げません。ただ、住民の不安払拭のためにできるだけのことをやっていただきたいという調整をしているということであります。先方からは、まだ前向きなご回答は何もいただいておりませんので、あまりここで言うと、またその言葉が一人歩きしては困りますから、これについてはこの場では控えたいと思います。

◆Q
知事自身が今後実際に会う機会は考えられるか。

■村井知事
今のところは考えておりません。

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