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ページの先頭へジャンプここから本文です平成21年3月2日作成 / 資源循環推進課

県庁発の3R(リデュース,リユース,リサイクル)情報 循環通信

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循環通信74号(2009年3月号)目次
記事
  参加してみませんか?天ぷら油のリサイクル。
  建設業でもエコフォーラムが始まりました。
  3R推進連絡会議を開催しました。
  今年6月1日(月)からレジ袋の無料配布中止に取り組む地域が拡大します。
  宮城県グリーン製品の調達現場から。
お知らせ
  ■「家電リサイクル法」の対象機器が追加されます。
資源循環コーディネーター活動日誌
編集長から『3R』について、ひとこと
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参加してみませんか?天ぷら油のリサイクル

 

シンポジウムの様子
【シンポジウムの様子】

 天ぷら油など、家庭や飲食店、食品工場から排出される廃食用油を、バイオディーゼル燃料(BDF:Bio Disel Fuel)にリサイクルし、バス、トラック、農機具、発電機等に利用する取組が全国的に注目されています。
 BDFの取組は循環型社会構築の他、地域コミュニティーの活性化などの効果も期待されており、宮城県内各地でも取組が行われています。

 県では去る2月18日、BDFの一層の普及を図るため、フォレスト仙台においてシンポジウムを開催しました。当日は、東北地域で先進的な取組をされている3名の方をお招きし、それぞれの取組事例を紹介していただいた後、廃食用油の回収やBDFの品質確保などの課題を御討論いただきました。
 山形市を中心に活動されているNPO法人知音の山ア理事長さんからは、地域住民が自発的に活動することが重要であり、その環境づくりのため、住民の方達を対象にワークショップを実施するなど、正しい情報の発信に努めているとのお話しをいただきました。
 大規模BDF製造設備を設置し、いわき市を中心に廃食用油のリサイクルに取り組んでいるトラスト企画株式会社の川崎部長さんからは、食品工場等から排出される事業系の廃食用油は資源として注目が集まっており、今後、十分な量を確保することは難しくなることから、いわき市民からの家庭系廃食用油の回収を強化していきたいと展望を語られました。
 秋田市で自ら製造したBDFを自社トラック15台に使用している秋田運送株式会社の鈴木課長さんは、遊び心を持ちながら取組むことがBDF事業の長続きの秘訣と語り、自社で開発したローテク・ローコストのBDF製造技術を地域の人達と共有し、さらなる技術向上を図っていきたいと、力強く話されました。

 宮城県内でも、このお三方同様、夢をもってBDFの利活用に取り組んでいる方達が大勢おられます。機会があれば、廃食用油の回収など、BDF利活用の取組に是非御協力ください。
(県内の取組状況は「バイオディーゼル燃料ガイドブック」を御参照ください。)

<関連情報>
・バイオディーゼル燃料ガイドブック http://www.pref.miyagi.jp/sigen/BDFguidebook.pdf

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建設業でもエコフォーラムが始まりました。

 2月25日(水)に、建設業主体のエコフォーラムが立ち上がりました。富谷町、仙台市、多賀城市といった仙台近郊の企業によるエコフォーラムとなります。株式会社一条工務店仙台を幹事企業として、株式会社片倉工務店、株式会社佐元工務店、株式会社阿部和工務店、株式会社鈴木工務店、皆成建設株式会社の計6社により活動が開始されます。参加企業を建設業の企業に特定したエコフォーラムとしては、初めてのケースになります。
建設エコフォーラム仙台の様子
【『建設エコフォーラム仙台』の様子】


 昨年の10月に、建設業の3Rを推進する企業の支援のため、当課主催により『建設業3R推進セミナー』が開催されました。その際、一条工務店仙台や片倉工務店から、自社の3R事例を報告していただきましたが、その報告を聞いた企業から、3R活動が処理費削減などの具体的な企業メリットにつながっている事実を知って驚いたという感想が多く聞かれました。

 企業経営に環境マインドが要求される今日では、自らの情報の範囲内でいろいろ工夫して廃棄物削減やリサイクルに取り組んでいる企業は多くなってきております。しかし、単独の企業では得られる情報にも限りがあります。どのようにしたら、より3Rを進めることができ、費用削減などの具体的メリットを手にすることができるか?このようなことは、多くの企業の共通した悩みではないでしょうか。

 そんな折、今回エコフォーラムに参加された企業には、当課の資源循環コーディネーターがお邪魔して、3Rの進め方や他社の先進事例などを紹介しておりました。このような企業がそれぞれにご苦労されるのではなく、みんなで情報共有してお互いにメリットを享受したらどうか?このような思いが一致し、コーディネーターの仲立ちにより、『建設エコフォーラム仙台』の設立に至りました。

 各社から、「この活動から是非とも自社のメリットをつかみたい」、「他社の改善事例を参考にさせていただき、実践したい」など、積極的、意欲的な言葉が聞かれました。今後もこの想いに応えるべく、当課としてもコーディネーターを中心としてエコフォーラムに参加させていただき、県内の3R情報等の提供をさせていただきます。

 リサイクルなどについて、近隣の企業どうしでも情報交換する機会はあまりないとも聞いております。この機会に、ぜひエコフォーラムで3R活動に取り組んでみませんか。少しでも興味があれば、お邪魔して御説明させていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。

<関連情報>
・資源循環コーディネーターを派遣しております。
 http://www.pref.miyagi.jp/sigen/s.j.c/s.j.c.html
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3R推進連絡会議を開催しました。

 
 平成21年2月10日(水)に宮城県庁において「平成20年度宮城県3R推進連絡会議」を開催しました。
 「宮城県3R推進連絡会議」とは、県及び市町村等が3Rに関し情報交換及び連絡調整を行うことを目的とした会議で、毎年定期的に開催しているものです。

 今年度の宮城県3R推進連絡会議には、36市町村・一部事務組合等から一般廃棄物担当課長等42名に参加していただきました。
 会議では、3R推進市町村等支援事業ワークショップで各参加者が調査した、県外他自治体における「3R推進に関する効果的な普及啓発方法」の中から、青森県八戸市及び栃木県芳賀町の取組2事例が紹介されました。

 また、「携帯電話リサイクルの取り組みについて(株式会社NTTドコモ)」「家庭ごみ等の有料化の実施状況について(仙台市)」「みやぎレジ袋使用削減取組協定の締結と市町村における取組について(塩竈市)」の3題の講演(括弧内は講師所属)が行われ、県内市町村の一般廃棄物行政担当者にとって関心の高いテーマでもあり、非常に参考となる講演となりました。

 今後とも、循環型社会形成推進のため、情報提供をはじめとした県と市町村の連携強化をはかり、県全体で3Rに関する取組を促進してきたいと考えています。
 宮城県3R推進会議での会議資料等はホームページで公開していますので、是非御覧ください。

<関連情報>
・宮城県3R推進連絡会議ホームページ:
 http://www.pref.miyagi.jp/sigen/ThreeR/ThreeR_meeting/

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今年6月1日(月)からレジ袋の無料配布中止に取り組む地域が拡大します。
 2月2日(月)から塩竈市、多賀城市、宮城郡、黒川郡内のスーパー等一部小売店舗でレジ袋の無料配布が中止となり、地域住民の皆様の御協力のもと、「買い物の際のマイバッグの持参」が着実に浸透しつつあるところです。
 このような中、2月10日(火)に、県内小売業者等26団体、住民団体等29団体、市町村27団体が宮城県庁に集まってレジ袋に関する会議を開き、今年6月1日(月)からレジ袋の無料配布中止に取り組む地域を拡大することで合意しました。今後は具体的な取組内容の検討等必要な手続きを進めていく予定です。

 マイバッグ持参は身近にできるエコな活動です。皆様の御協力をお願いします。

○拡大時期 
平成21年6月1日(月)から
○拡大地域 
石巻市、塩竈市、気仙沼市、名取市、角田市、岩沼市、登米市、栗原市、東松島市、大崎市、柴田町、亘理町、山元町、色麻町、加美町、涌谷町、美里町、女川町、本吉町、南三陸町
(現在は、仙台市、塩竈市、多賀城市、松島町、七ヶ浜町、利府町、大和町、大郷町、富谷町、大衡村内で取組を実施しています。)

<関連情報>
・みやぎレジ袋使用削減取組協定について
 http://www.pref.miyagi.jp/sigen/regi/
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宮城県グリーン製品の調達現場から。
 
 皆さんはこの時期、通勤や休日のドライブといった時に、ふと稲刈りの終わった広い水田に目を向けると、整然とならぶ、緑色の謎の物体(袋)を見かけたことはありませんか?
水田に整然と並ぶ緑色の物体(袋)
【水田に整然と並ぶ緑色の物体(袋)】


 それは=水田の区画整理事業等で整備される暗渠排水の工事現場で、暗渠排水の被覆材として用いられる籾殻が入った袋です。それでは何故、緑色なのか?といいますと、カラスなどといった鳥からの悪戯を防ぐためだそうです。
(※暗渠排水とは、水田の汎用性を向上させるために、地下排水の一方法である孔の空いた管を一定の間隔で地中に埋設するものです。)                

 登米市迫町の飯島地区も、暗渠排水工事が盛んに行われていて、緑色の袋が規則正しく並んでいました。こうした現場において、利用されている工事資材の中に「宮城県グリーン製品」があります。
 ここでは、廃プラスチックを原料にした暗渠排水管の「ドレーンパイプ」や籾殻を入れる袋(緑色の袋)の「エコカインドリー”もみっこ袋(たい)」といった、宮城県グリーン製品が利用されて工事が進められていました。 (※「宮城県グリーン製品」とは、県内で発生した廃棄物や未利用資源などといった循環資源を有効活用し、製造された製品を対象に「宮城県グリーン製品」として認定しています。)
飯島地区での暗渠排水管敷設の様子
【飯島地区での暗渠排水管敷設の様子】



以上のような「宮城県グリーン製品」の認定申請の受付は、年2回行っています。今年度の受付は既に終了していますが、次回は4月1日から受付を開始します。PRしたい製品、申請などに関する相談などがございましたら、随時受け付けていますので、是非、御相談ください。

<関連情報>
 2月23日(月)から3月31日(火)までの期間、宮城県庁18階県政広報展示室において、宮城県グリーン製品の普及拡大を目的とした「宮城県グリーン製品」の紹介展を行っています。
 今回は昨年の紹介展以降、新たに「宮城県グリーン製品」として認定された製品を中心に展示を行い、広く県民の皆様に御紹介するとともに、これら製品への御理解と御利用をお願いしたいと考えております。
 入場は無料です。皆様の御来場をお待ちしております。見ないと”もったいない!!”

・宮城県グリーン製品 http://www.pref.miyagi.jp/sigen/Nintei/newpage1.htm

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「家電リサイクル法」の対象機器が追加されます。


 平成21年4月から家電リサイクル対象機器が追加されます。対象機器は液晶テレビ・プラズマテレビ、衣類乾燥機です。使用済みとなったこれらの製品を廃棄する際には、これまでの家電4品目(ブラウン管テレビ、エアコン、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機)と同様にリサイクル料金を支払い小売店に引き渡すこととなります。

 消費者、事業者の皆さんの適正なリサイクルと不法投棄の防止に御協力をお願いします。

【従来の家電リサイクル対象機器】 【新たに加わる家電リサイクル対象機器】
「ブラウン管式テレビ」
「エアコン」
「冷蔵庫・冷凍庫」
「洗濯機」
「液晶テレビ※・プラズマテレビ」
「衣類乾燥機」
 ※携帯テレビ、カーテレビ及び浴室テレビ等は除きます。

<関連情報> 
・経済産業省(経済産業省の家電リサイクル法関連ページ)
 http://www.meti.go.jp/policy/kaden_recycle/ekade00j.html
・環境省(環境省の家電リサイクル関連ページ)
 http://www.env.go.jp/recycle/kaden/index.html
・財団法人家電製品協会 家電リサイクル券センター 
 (廃家電のリサイクル料金や指定引取場所の確認など)http://www.rkc.aeha.or.jp/
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資源循環コーディネーター活動日誌
藤田SJC
藤田SJC


食料品製造業者様への支援事業活動報告

 今回は県北にある各種野菜の漬物を生産する、従業員30名程の事業所で進められている3Rの取組みについてご報告します。
 この事業所とのコンタクトのきっかけは、昨年春に県庁の資源循環推進課に電話があり「工場からの排水の臭いをどうにかしたいので、相談できる人を!」との話がスタートでした。資源循環コーディネーター(SJC)2名で訪問、先方のご担当者と面談し、また工場の現場を見せて頂きました。
 状況は生野菜や漬物野菜の細かなカットクズが含まれた洗浄排水の処理に困っているようでした。生産量の拡大もあり、浮遊物(SS)が十分取り除かれない状態が課題のようでした。また生野菜の余分な部分や漬物を商品化する際の整形カットクズなどを処分するのに動植物性残渣処理費として年に数百万円を支出している事も分かりました。

 排水はSSの削減が課題であり、さっそく排水処理業者を幾つか紹介したところ、天然バクテリアを主成分としたバイオ製剤の添加で改善の見通しが立つことが分かり、またご担当者自身も工場内の排水溝にメッシュを取り付け野菜クズが流れにくくする取組みを実施されました。動植物性残渣の処理に関しては、当課の補助事業「企業連携型リサイクルシステム構築支援事業」を活用し、野菜の生産農家と連携したリサイクルの構築を提案したところ農家の理解も得られ取組みが進むことになりました。現状は漬物特有の塩分濃度の課題はありますが、漬物生産農家のご担当者は文献やネットでの情報収集、専門業者との話合いから野菜クズの肥料化方法や飼料化の課題など多くを学ばれ、具体的にはコンポスト実験や畜産家への野菜クズ持ち込み給餌実験、また大学の先生とのコンタクトなど積極的に取り組まれております。

 以上のように、SJCは3R推進のアドバイスの面でお手伝いをさせていただいております。
 
 今年の春からは具体的な実施段階に入る見通しですが、良い結果を期待したいと思います。

<関連情報>資源循環コーディネーターを派遣しております。
 http://www.pref.miyagi.jp/sigen/s.j.c/s.j.c.html

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編集長から3Rについて、ひとこと
 
 循環型社会の形成を推進するための一つのキーワードとして「情報共有」があります。「情報は、組織の血液である。」といわれ、細胞に酸素や栄養を運んで体を活性化させるように組織を活性化させるのが情報の力といわれています。

 当課では、企業・行政・研究機関等が持つ情報の橋渡しを行うため、企業において製造工程管理や品質管理等の豊富な実務経験を有する5名の「資源循環コーディネーター」が企業を訪問して3Rに関する助言や情報提供を行っています。
 また、リサイクル等事業者の情報を提供するWebサイト「リサイクルのススメ」を昨年10月に開設し、産業廃棄物のリサイクル等に関わる事業者の情報や3Rの手法を提供しています。
 この「循環通信」は、2003年2月に第1号を配信してから6年目に入りました。今後ともお役にたてる情報の提供に心がけてまいりますので、よろしくお願いします。

 花粉の飛散状況が気になり始めた今日この頃、春を迎える試練がまたやってきます。花粉症対策のおすすめ情報はないものでしょうか。
 
(金野編集長)
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