

加美富士と呼ばれ,地元で親しまれている薬莱山の山麓に,「レストランぶな林(加美町総合交流ターミナル)」がある。
そのレストランで楽しめるのが,「やくらいビール」。
ここに来なければ味わえないとっておきの地ビールである。

レストランから見える仕込釜
1999年,町で導入した事業がきっかけで始まった地ビールの生産。当初は,ドイツ人の醸造技師を招きビールの製造をおこなっていたが,現在はその技術を引継いだ職員がやくらいビールを造りつづけている。
こだわりは「船形の氷水(ふながたのひすい)」を使っていること。船形山系の氷河層から湧き出た名水は,味わい深さにその特徴を主張する。

日本地ビール協会主催の「インターナショナル・ビア・コンペティション(国際ビール大賞2004)」でやくらいビールのピルスナー(ヨーロピアンスタイル・ピルスナー)が最高賞の金賞を獲得した。
同大賞は,世界各国で販売されているビール及び発泡酒を対象に,種類別に外観・味・バランスなどを評価し,カテゴリーの賞を決定するものであり,この中でもヨーロピアンスタイル・ピルスナーは出品数も多く,レベルが高いと言われている。

やくらいビールを堪能できるのが,レストラン「ぶな林」。ホールに入ると,黄金の巨大仕込釜が迎えてくれる。窓の外に広がる薬莱高原の景色を見ながら,落ち着いた雰囲気の中で,できたての風味を愉しむことができる。
「ぶな林」自慢のオリジナル料理は,地元直送の新鮮な食材をふんだんに使っており,ビールとの相性は格別!



世界中でもっとも親しまれているビールで,グイグイ飲める爽快感が楽しめる。「やくらいビール」は苦み付けのビターホップではなく,高品質のアロマホップのみを贅沢に使用し,アロマホップ特有の花の香りが特徴。
ヨーロピアンスタイル・ピルスナー部門ゴールドメダル
ビールは通常大麦麦芽が原料だが「ヴァイツェン」(ドイツ語で小麦の意味)は,これに小麦麦芽を加えるため小麦ビールといわれている。小麦のタンパク質が残るため白濁するので白ビールとも呼ばれ,飲みやすく果実を思わせるフルーティな味わいは飲みやすい仕上がり。
デュンケルの本場バイエルンの伝統的スタイルの製法で生み出された,濃色タイプのビール。オールモルトならではの深い味わい,ふくよかで上品なコクのなかに古典ビールの風格が感じられる。
