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アカガイの種苗生産の流れ

親貝について
 3〜6月にかけて本県沿岸で漁獲された親貝を,陸上水槽で大量の植物プランクトン(ニッチア,テトラ)を給餌しながら,人為的に性成熟(卵や精子を持つこと)させます。これを「親の仕立て」といいます。

採卵方法について
 採卵は,親貝の性成熟が十分であることを確認した上で,3040個体をひとつの透明な水槽に収容し,温度刺激により産卵を誘発します。受精卵は余分な精子を洗い流し,水温を23℃に調整した水槽に収容します。卵は受精から1〜2日後にふ化し,幼生となって浮遊生活を開始します。

幼生〜稚貝飼育について
 当センターでは,浮遊幼生を500リットルのパンライト水槽に収容し,1槽当たり100150万個の幼生を飼育します。このときから餌料として植物プランクトン(キートセラスカルシトランス,キートセラスグラシリス)を与えます。約3週間の浮遊生活を経て,幼生が0.3mmくらいの大きさになると着底期を迎えます。この時期に採苗器を投入すると幼生は採苗器に付着します。さらに2ヶ月ほど飼育すると1mmくらいの大きさになり,肉眼でも稚貝を確認することができるようになります。その後は県内の漁業協同組合等に出荷し,海で中間育成を行った後,放流します。

採苗器投入

※この手法は特許を取得しておりますので,使用にあたってはご連絡下さい。

採苗器投入後の水槽
採苗器に付着した稚貝

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