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ページの先頭へジャンプここから本文です平成20(2008)年01月25日更新 / 国際政策課

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■みやぎ海外夢大使の活動報告

■山田 直子さんの報告(最終更新 08/01/25)
ブラジル派遣。シニア海外ボランティア
ブラジルの地図 ブラジルの国旗 ブラジル報告書
平成18年度シニア海外ボランティア
ブラジル派遣
山田 直子さん
 
(08/01/25UP)

ブラジルの宮城県

 風になびく美しい吹流し。宮城県仙台市の七夕ではと思う方もいると思います。これはブラジルのサンパウロ市で毎年7月に行われている七夕祭りです。東洋人街があるリベルターデという地区に100本近い七夕飾りが並び、ポルトガル語で書かれた短冊が飾られています。焼きそばやてんぷらを売る屋台、浴衣姿で優雅に七夕音頭を披露する日系婦人会、メインステージではカラオケや各種表彰。このお祭りは、ブラジルの「宮城県人会」が主催をしているのです。(写真1、2)

 2008年は日本からブラジルに移住が始まってから100周年になります。ブラジルにはおよそ150万人の日系人がいます。サンパウロ市は特に日系人が多い街です。県人会というのは、日系人が同郷の人たちと集まって作った団体で、いろいろな催しをしています。宮城県出身の方々が作った「宮城県人会」はこのサンパウロのリベルターデにあります。立派な県人会館の吹き抜けには七夕の吹き流しが飾られ、入り口には県知事の写真が大切に飾られています。(写真3、4)
写真1:七夕
写真1

写真2:七夕
写真2

写真3:県人会館
写真3

写真4:県人会館
写真4

 わたしも宮城県出身ということで何回か県人会の催しに伺ったことがあります。「すずめ踊り」の練習会。これはJICA(国際交流機構)の青年ボランティアが中心になって指導していました。
 屋上ビアガーデン。毎週金曜日の夜に県人会の屋上で盛大に行われています。牛タン、焼き魚、おでん・・・など日本食がつぎつぎ出てきます。生ビールは飲み放題。日本語が通じるのでわたしのようにポルトガル語ができないものでも楽しめます。
 青葉祭り。月一回、土曜日に行われます。なんと秋刀魚の塩焼きが食べられるのです。県人会の方たちが焼いたり売ったり、忙しく動き回って活気があります。(写真5、6、7)


写真5                   写真6                   写真7

 このような催しに参加していると、ブラジルにいるのか日本にいるのかわからなくなることがあります。そして、「日本」や「宮城県」は、ここブラジルにも存在していることに気づかされます。
 むしろ、日本よりも「日本」にこだわりがあるのが日系社会かもしれません。
 ブラジル移住100周年祭がひらかれる2008年。わたしたち日本人もブラジル移住の歴史に関心をもつチャンスかもしれません。意外と日本では知られていないブラジル移住ですが、百年の月日の中でブラジルに居を移した日本人は、「日本」を大切にしながらブラジルで生活しているのです。宮城県人会を見る限り、楽しく、明るく、活動的に。
 「国際理解」という言葉が持てはやされる昨今ですが、日本以外の国を理解すると同時に、日本を世界に伝えていくことが大切だと思います。ブラジルの日系人は「日本語」「日本文化」「日本食」をブラジルに広めることに大きく貢献しています。宮城県人会はこんなにも宮城県をブラジルにアピールしています。宮城県はブラジルでも生きているのです。


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