TOP広報・広聴みやぎ県政だより > 特集

平成21年4月1日更新 / 広報課

総力結集メリハリ予算〜平成21年度当初予算の概要〜

県民の皆さんが安心して生活できる環境を守ります

現在、世界同時不況の荒波が本県にも容赦なく押し寄せ、企業収益の悪化や雇用調整の動きが広がるなど、地域経済に暗い影を落としています。

この未曾有の経済危機への対応として、雇用の創出や中小企業の経営基盤の下支えを柱とした、できる限りの対策を実施することにより、県民の皆さんの生活の安心を確保します。

県民生活を守る事業
〜県民の皆さんが安心して生活できる環境を守ります〜

(1)雇用の創出

知識・技能習得訓練(イメージ)
●緊急雇用対策訓練費……2億円
民間の教育訓練機関などに委託し、県内各地域で介護やIT分野などの知識・技能習得のための訓練を行い、離職者の再就職を支援します。
●みやぎ雇用創出対策費……3,250万円
解雇や雇い止めなどの非自発的離職者を雇用した事業者に対して奨励金を支給し、離職者の再就職を支援します。

(2)中小企業の経営基盤の下支え

イメージ
●中小企業経営安定資金貸付金等
……906億4,904万円
国が創設した緊急保証制度に伴う資金需要の急増に対応するため、セーフティネット資金の融資枠を大幅に拡充するなど、中小企業者の円滑な資金調達を支援します。
 

県民の皆さんの生活に身近な行政サービスを充実させます

当初予算の編成にあたっては、昨年10月に定めた「政策財政運営の基本方針」に基づき、真にメリハリの効いた予算配分を行いました。

具体的には、昨年度前半に「事業棚卸し」を通じて、課題のある事業について休廃止ができないか検討しました。予算編成過程では、この「事業棚卸し」の検討結果を事業1件ごとにさらに精査し、徹底した経費削減を図りました。

このように、事業の休廃止や経費削減により生み出した財源を生かし、「政策財政運営の基本方針」に盛り込んだ政策展開の方向性に基づき、企業立地の推進に加え、子育て支援や学力向上、地域医療の充実など県民の皆さんの生活に身近な行政サービスに特に重点的に配分しました。

県民生活に身近な事業
〜県民の皆さんの生活に身近な行政サービスを充実させます〜

(1)子育て支援

事業所内保育所(イメージ)
●待機児童解消推進費……3億4,650万円
保育所を新設する社会福祉法人や事業所内保育所を整備する企業などへの補助制度を創設するとともに、保育士などが行う家庭的保育事業(保育ママ)を支援します。
 

(2)学力向上

●家庭教育支援推進費……1,780万円
学力向上の基礎となる子どもの基本的な生活習慣が定着するよう、社会全体で取り組む体制の整備や、広報活動を積極的に展開します。また、地域の支援者が家庭や企業を訪問して、子育てに関する情報の提供を行うなど、家庭教育への支援に取り組みます。
少人数指導(イメージ)
●小・中学校外部人材活用事業費……4,065万円
社会人講師などの外部人材を活用するほか、きめ細かい習熟度別の学習指導など少人数指導を充実強化します。
 

(3)地域医療の充実

イメージ
●救急医療対策費……1億2,838万円
今年7月に設置予定の石巻赤十字病院救命救急センターに県で養成した救急科専門医の配置と運営費の助成を行います。また、当直医などへの手当の助成や高度救命救急センターでの人材育成などを通じて、救急医療体制の確保を図ります。
●周産期医療対策費……7,992万円
地域の身近な医療機関で健診を受け、体制の整った病院で分娩を行うセミオープンシステムの体制整備を進めます。また、不足する産科医を確保するため、産科医などに対する分娩手当の支給に助成を行うとともに、ハイリスク分娩手当の支給を本県独自で支援します。
イメージ

(4)消費者・生活者の安全・安心の確保

●消費生活センター機能強化対策費……700万円
多様化・悪質化する消費者問題に迅速・的確に対応していくため、消費生活センターを県庁1階に移転し、不当取引専門指導員の配置や多重債務相談の実施などにより、消費生活相談機能を強化します。

(5)防災対策の強化

●災害時情報通信機能等強化費……2,061万円
岩手・宮城内陸地震の教訓を踏まえ、災害時に孤立する可能性がある集落へ衛星携帯無線機器を配備する市町村を支援するとともに、関係機関との情報通信体制を整備します。
●緊急地震速報システム整備費……2,250万円
多くの県民の皆さんが訪れる病院や合同庁舎などの県有施設に地震速報が自動的に配信されるシステムを整備します。

(6)地球温暖化対策

イメージ
●クリーンエネルギー導入促進費……4億2,600万円
家庭における二酸化炭素排出量の削減を図るため、県民の皆さんがハイブリッド車や電気自動車、住宅用太陽光発電システムなどを購入する場合に助成します。
 

巨額の財源不足を解消しました

また、当初予算の編成にあたっては、高齢化の進展に伴う医療費の増大などにより巨額の財源不足が発生しました。

このため、職員給料の削減や保有している株式の売却などの非常手段を講じましたが、それでもなお解消できない財源不足額を補うため、財源調整のための基金をほぼ全額取り崩すことにより、辛うじて収支均衡予算を編成することができました。

一般会計予算の規模が大幅に増加しました

雇用経済対策の大幅な拡充などにより、一般会計の予算規模は、平成18年度以来3年ぶりに8,000億円を上回りました。

また、骨格予算を編成した翌年度を除けば、平成4年以来17年ぶりに対前年度比6パーセント台の大幅な増加となりました。

平成21年度当初予算(一般会計)
用語の解説
県民1人当たりの歳出予算額356,829円

危機克服のため全力投球します

風雲急を告げる経済情勢の下、県政を取り巻く環境は、決して穏やかなものではありません。しかし、このような危機に直面する今こそ、県民の皆さんの生活を支えるため全力で取り組んでいきますので、今後とも皆さんのご理解とご協力をよろしくお願いします。

お問い合わせ
財政課
TEL 022(211)2315
http://www.pref.miyagi.jp/zaisei/

▲ページのトップへ戻る