◆Q
新年度予算の編成が佳境に入っていると思うが、今年度の補正予算を2月議会では検討しているのか。
■村井知事
はい、検討しております。
◆Q
それは増額か、減額か。
■村井知事
(今年度の)最終補正になりますので、増額するものもあれば、減額するものも当然あろうかと思います。今、詳細について精査している最中でございますので、発表についてはもうしばらくお時間をいただきたいと思います。
◆Q
補正はどれぐらいの規模になるのか。
■村井知事
まだ分かりません。
◆Q
昨年度は緊急経済対策で公共事業の前倒し発注や雇用対策を行っていたが、今年は具体的にはどういったことを行うのか。
■村井知事
大きなもので、何か説明できるものはありますか。
■財政課
通常どおり、現段階では、ゼロ国債について、検討中です。
■村井知事
公共事業の前倒しといいましょうか、そういったようなものもございますが、まだ具体的に何もお話しできる段階には至っていないということで、もうしばらくお時間をいただきたいと思います。
◆Q
サッカーワールドカップの関係で、2018年か2022年の開催地に宮城県は手を挙げないということだが、その結論を出した経過と理由を伺う。
■村井知事
県サッカー協会を中心に、2018年、2022年のFIFAワールドカップの開催に向けて、ぜひ宮城県も立候補してほしいという強い要望がございました。関係する議員の方からも強い要望があったのは事実でございます。県としては多面的に協議をいたしました。その結果、財政上の理由から断念をしたということでございます。
財政的な理由としていろいろございますが、例えば前回(2002年日韓ワールドカップ)と違って、今回の場合は自治体に求められる施設条件として、スタジアムにありますスクリーンは、前回は1台で良かったのですが、今大会は大型の映像装置が2台必要だということで、ワールドカップのためだけに数億円かけて新たな映像装置を県として設置しなければならないということです。
また、照明も、前回は1,500ルクスで良かったものが、今回からは2,000ルクス必要だということになります。それだけで、約3億円の経費が出ていきます。
さらに、観客席が500席以上あるトレーニングをする練習場、トレーニングサイトを4面準備しなさいということです。この4面については、本番のスタジアムと同じ芝の状態にしなさいということであります。このトレーニングサイトの要件を満たす場所というのが、ユアテックスタジアム仙台のみであります。ただ、ユアテックスタジアム仙台は、既に(仙台市が)キャンプ場として手を挙げていますので、キャンプ場として採用されますと使えません。そうなりますと、ユアテックスタジアム仙台以外の場所を4カ所、県として準備をしなければならないということであります。
また、前回の大会で約30億円県負担の費用がかかっております。前回は人員についても、このワールドカップのためだけに新たな組織を立ち上げまして、最終的には40人強の人員を割きました。その中には、JAWOC(財団法人2002年ワールドカップサッカー大会日本組織委員会)に15人の派遣もしたということでございまして、恐らく前回同様の人員の派遣、あるいは組織の立ち上げも必要になってくるだろうと考えました。
さらに、今回手を挙げることによりまして、5月末までに100万円の招致登録金を払わなければならないということもありました。100万円といえども、今の県の財政状況からしますと、大変厳しいということでございます。
それらのことを総合的に勘案いたしまして、残念ながら今の県の財政状況を考えますと、2018年、2022年ということになりますと8年後、12年後ということになりますが、将来の見通しがまだ全く立たない中において、安易に手を挙げることは、後世の県職員、県民の皆さまにご迷惑をおかけする可能性があると判断したということであります。
◆Q
開催地になれば、ある程度、経済効果も見込めると思うが、収入面よりも支出の方がはるかに大きいという判断か。
■村井知事
そうです。当然、経済効果もあろうかと思いますし、宮城の名前を全世界にPRする良い機会にもなろうかと思いますが、2002年のワールドカップで3試合を宮城で行いましたけれども、結果として、後に残ったツケというものと経済効果を比較衡量した場合、最後に残ったツケの方が大きかったと、わたしが判断したということであります。(今回も)同じようなことになるのではないかと考えたということです。
◆Q
自民党県連の参議院選挙の候補者公募について、これまでにかなりの人数が名乗りを上げているが、知事はどのような方が参議院選挙の候補者としてふさわしいと考えるか。
■村井知事
わたしは、今回の問題については、全く何も聞かされておりません。従って、どういう方が手を挙げておられるのか、公募に申し込んでおられるのかということが分かりません。マスコミの報道からしか知り得ないわけです。報道から知る限りにおいては、まさに多士済々、ユニークな方が申し込んでおられるようであります。
何といいましても、当選をされれば国政に携わるわけでありますので、しっかりとした国家観をお持ちであり、政策を考える能力があり、それを実行に移すだけの力のある方、また自分の考えをしっかりとプレゼンテーションできる能力のある方が求められているのではないかと思います。多角的によく検討をし、候補者としてふさわしい方を選んでいただきたいと思います。
◆Q
選ぶ上では、これまでの政治経験、即戦力かどうかを重視すべきと考えるか。
■村井知事
わたしの立場で、コメントすべきではないと思います。
◆Q
自民党は次の参院選で再生を図りたいという考えがあって公募していると思うが、このような手法について、あるいは今まで名乗りを上げた方を見て、それが可能と考えるかどうか伺う。
■村井知事
従来の自民党の考え方ですと、現職が手を挙げた場合は、現職優先だったわけですけれども、今回は現職が手を挙げる中で、現職も候補者の1人として、(それ以外にも)広く公募するということでありますので、非常に新しいやり方ではないかと思います。先ほどもお話ししたことの繰り返しになりますけれども、その中から自民党の将来を担っていただくにふさわしいと思う方をぜひ選んでいただきたいと思います。
◆Q
自民党の候補者のほか、民主党やその他の政党の候補者などから(選挙)応援の要請があった場合のスタンスを伺う。
■村井知事
それは、応援要請があったときに考えたいと思います。
◆Q
することもあるということか。
■村井知事
そうですね。
◆Q
公募というやり方が新しいというが、その効果とか、県民、国民に与える影響をどのように考えるか。
■村井知事
マスコミがたびたび取り上げてくださいますので、PR効果があるのではないかと思います。県民の皆さま、国民の皆さまに与える影響ですが、広く人材を求めて、いろいろな角度から検討していることが伝われば、県民の皆さま、国民の皆さまも実際の選挙で投票する際の大きな参考になるのではないかと思います。
◆Q
今月18日から始まる通常国会で、外国人参政権の問題がクローズアップされている。外国人参政権に関して、知事の考えを伺う。
■村井知事
これは、最高裁の中で判決が出ておりまして、地方参政権につきましては、憲法上禁止されているものではないといった判例が出ているようであります。一方、国政については、門戸を閉ざすということだそうであります。そのような最高裁の判断が下ってはおりますが、同時に国民の中には、参政権を得たい場合は日本国籍を取得すればいいわけで、日本人になる門戸は閉ざされていないというお考えの方もおられるわけでございます。
国民の皆さんの中に、いろいろな意見があるのは事実でございますので、しっかりと国民の皆さんの意見を聞いた上で判断をされるべきだと思います。拙速な判断をされることなく、慎重に検討されるべきだと思います。
◆Q
今月9日に県立仙台二華中の入学試験が行われたが、15倍という高い倍率になったことについて、また小学校の授業では太刀打ちできない問題ではないかという声もあるが、見解を伺う。
■村井知事
仙台二華中に限ってですけれども、15倍という競争率になったということです。それだけ関心が高かったということでありますので、そのこと自体は中高一貫教育を進める上で、わたしは良かったと思っております。ぜひ、今後とも毎年試験がありますので、多くのお子さまに受検をしていただきたいと思っております。
問題につきましては、これはわたしからコメントすべきではありません。教育委員会の所管であります。ただ、一般論として申し上げますと、今回の問題は、仙台市の中高一貫校の仙台青陵中、県の古川黎明中、それから仙台二華中、どの中学校も(総合問題については)皆同じ問題でやっているのです。したがって、仙台二華中ができたから、仙台二華中に合わせて難しい問題にしたということではないのではないかと、わたしは認識しております。詳しくは、教育委員会にお尋ねいただければと思います。
◆Q
県教育委員会の認識としては、今回15倍を超える受検生が志願され、なかなか選抜しづらいということもあって、難易度が前回より上がったことは否めないという見解を示している。難易度が上がることについては、どのように考えるか。
■村井知事
選抜試験ですので、ある程度、難易度が上がったり下がったりするのは、これはやむを得ないことではないかと思います。これは、公立、私立にかかわらず、どこでも存在する問題だと認識しております。
◆Q
JAL(日本航空)の不採算路線について、まだ仙台空港については話に上っていないが、今後検討される可能性はある。知事としてどういう見解か。
■村井知事
経営が非常に行き詰まっておられるということは、わたしも承知をしております。具体的に、今回再建をされるに当たって、仙台空港の利用がどうなるのかということについての意思表示は全くなされておりません。
わたしどもといたしましては、JALが、今、(仙台空港から)運航しております便は、非常に採算性のとれるところが多いものですから、大きな影響はないものと考えております。具体的に話があって、減便されるということになりましたならば、しっかりとした対応をしてまいろうと思います。
◆Q
明日(1月13日)から、白石でアニメのむすび丸の本格的制作が始まるが、県の緊急雇用創出事業でも36人の方が働き出すという。あらためて雇用について知事の所感を伺う。
■村井知事
新たな雇用が生まれるということで、大変喜ばしいことだと思います。ハード事業だけではなくて、こういったソフト事業においても雇用が確保されるという一つの大きなきっかけになりました。これからも努力をしてまいりたいと思っております。
宮城県トップページへ戻る | 広報課トップページへ戻る | 記者会見トップページへ戻る