■村井知事
おはようございます。
(宮城県知事)選挙前、最後の定例記者会見でございます。
わたしの横に張ってありますポスターをご紹介したいと思います。「地産地消に取り組む県民運動」につきましては、県内経済の活発化に向けまして、内需拡大を通して生産や雇用機会を拡大することが重要であることから、今年の3月開催の「富県宮城推進会議」で宣言文が取りまとめられたところでございます。
富県宮城推進会議の構成24団体においては、その趣旨に沿ってさまざまな取り組みを進めており、県としても、約7,800団体に対し宣言文の趣旨を周知するとともに、「県政だより」での特集記事の掲載など、県民の皆さまへの機運醸成に努めてまいりました。
このような中で、この県民運動で目指す県産品やサービスなどの地産地消の取り組みが、県民の皆さまおよび県内各層で進むよう、このたびポスターなどの広報ツールを作成したものでございます。
デザインは、「県内の企業や各地域の生産者や事業者の方々が『太鼓判』を押す商品やサービスを県民総参加で利用することで、宮城県の経済をさらに元気にしよう」というメッセージを込めたものとなっております。
作成したツールは、ポスターとチラシ、車などに張るステッカーの3種類であります。お手元には、チラシとステッカーのデザインを配付しております。
ポスターは、商業施設や多くの県民が利用する公共施設などに掲示をお願いするほか、チラシは各種会議等での配付に努め、ステッカーは県の公用車での活用とともに、関係団体や市町村などにもご活用いただくようお願いをいたします。
皆さまにも「『できること』を『できる範囲』で、県内の生産者や商店街、企業などを応援しよう!」を合言葉に、この「地産地消に取り組む県民運動」にご参加いただきますよう、よろしくお願いを申し上げます。
◆Q
ポスター、チラシの利用の仕方は分かるが、ステッカーは商品パッケージなどにも使うよう依頼するのか。
■富県宮城推進室
公用車に張っていただこうと思っております。あとはいろいろな建物などです。パッケージに使えるかどうか分かりませんが、大型のものでしたら使える可能性はあります。
■村井知事
小さなものはまだ作っていないんでしょう。
■富県宮城推進室
はい、そうですね。直径10センチメートルのものです。
■村井知事
様子を見まして、商品などにも張っていただくこともできるように検討してまいりたいと思います。まずはスタートですので、今の形でスタートいたしまして、将来的にはそういったことも検討してまいりたいと思います。
◆Q
著作権について、使う側には問題はないということか。
■村井知事
ありません。大いにいろいろなところに使っていただきたいと考えています。テレビカメラなどにも張ってもらうといいのですが。
◆Q
「太鼓判」というと、県がお勧めするというイメージを持つと思うが、勝手に張っていいのか。
■村井知事
良いのではないですか。地産地消であると、宮城のものをみんなで食べよう、みんなで使おう、宮城のお店をみんなで利用しようということですから、そういうメッセージですので。
◆Q
県が認定するなどの手続きは踏まずに使ってもいいということか。
■村井知事
はい。要は、みんなで盛り上げようという県民運動のメッセージですので、これが何か認証制度とか、そういうものではないということですね。
◆Q
そうはいっても、宮崎県で東国原知事のシールがトラブルの原因の一つになった。あちらも認証しているわけではないが、その辺の対策はどうか。
■村井知事
東国原知事の個人的なキャラクターが非常に知名度があったということで、そういうトラブルもあったようですが、ここには宮城ということしかありませんので、基本的にはそういうトラブルはないのではないかという前提に、性善説に基づいて作られたものであります。
そういうトラブルが今後起こって、問題のある商品にこういうものが使われるということになりましたならば、またそのときには対応を考えてまいりたいと思います。基本的にはみんなで地元のものを使いましょう、食べましょう、お店を利用しましょう、ということでありますので、あまりハードルを高くしない方が良いのではないかと考えております。
◆Q
先週土曜日(10月3日)、プロ野球楽天がクライマックスシリーズ進出を決めたが、あらためて感想を伺う。
■村井知事
非常にうれしかったです。夢のような感じでした。まずはクライマックスシリーズに進出するというのが大きな目標でございました。野村監督の素晴らしい統率力、そして選手の皆さんが一人一人自分の力を出し切った結果だと思っております。
ぜひ2位以内に入っていただいて、クライマックスシリーズの試合をクリネックススタジアム(宮城)で開催していただきたいと思っております。心から応援しております。
◆Q
今月には予算の概算要求があるが、いろいろ見直しが迫られる中、県側としてはどのような対応を取っていきたいと考えているのか。
■村井知事
今、一生懸命国の情報を得るように努力はしておりますが、正直申し上げて各省庁も大変混乱をしております。従って、都道府県に情報を出すところまでまだ至っていないというような状況でございますので、まずは国の方の骨格がある程度固まりましたならば、早急にわたしどもも準備を進めてまいりたいと考えております。まだ地方財政計画もはっきりしておりませんので、わたしどもとしては来年度の予算の骨格すらまだ組めないという状況でございます。
◆Q
この4年間、宮城県知事1期目を振り返って、あらためていかがか。
■村井知事
光陰矢のごとしと言いますが、本当にあっという間に過ぎた4年間でありました。それだけ一生懸命やったということにもなるでしょうし、それだけ充実していたということにもなろうかと思います。
10年ぐらい先の大きな目標を掲げて、この4年間でやりたいことということを明確に示して、職員と県民の皆さんと市町村と一丸となって取り組んできたという自負はあります。できれば引き続き4年間仕事をさせていただきたいと思っております。
◆Q
自分自身で評価できる点、評価できない点を伺う。
■村井知事
評価できる点は、何事にも積極的にやれたということです。失敗したこともありますけれども、あまりくよくよしないで、次に向かって真っすぐに進むことができたと思います。それは非常に評価できる面ではないでしょうか。
評価できなかった面につきましては、これはなかなかこの場で言いにくいのですが、この厳しい財政状況をなかなか克服できなかったことは、じくじたる思いは持っております。もちろんこれは宮城県だけの力でできるものではなくて、われわれに対する国の約束事がしっかり守られていないということもあるのですけれども、そうであったとしても、やはり県民の皆さんの税金を預かっている者といたしましては、後世の県民の皆さまに負担の先送りをできるだけしないでおくということは大切なことであります。そういった観点から、十分な結果ではなかったなと思っております。
◆Q
4年間に自分で点数をつけるとして、何点になるか。
■村井知事
いつもその質問を受けるのですが、その評価は県民の皆さまにお任せしたいと思います。まさにその点数が今回の選挙になるのではないかなと、わたしは思っています。
◆Q
いよいよ知事選の告示が始まるが、今の気持ちを伺いたい。
■村井知事
選挙に向けての気持ちですか。わたしは選挙というのは県民の皆さんからいただく通信簿だと思っています。皆さんも小学校から高校まで通信簿をもらったと思いますが、一生懸命努力しても結果がついてこないときもあれば、良い成績をつけてもらうこともあったと思います。わたしなりには4年間、先ほども言ったように、がむしゃらに、ほとんど休みもとらずに頑張ってきたつもりでありますが、これを県民の皆さんがどのような形で成績をつけてくださるのか、楽しみでもあり、また不安でもあります。
(告示後)17日間は、公務をあまり気にしないで、自分のやってきたこと、またやろうとしていることを直接県民の皆さまにお話ができる貴重な期間でございますので、これを絶好の機会ととらえまして、一人でも多くの県民の皆さまと触れ合ってまいりたいと考えております。
◆Q
知事選の争点は、大きい意味では村井県政の通信簿ということになるが、その中でもこの部分を問う選挙にしたいという知事自身の考えはあるか。
■村井知事
今回のキャッチフレーズは「加速!!富県みやぎ」ということにしております。わたしは「まずは経済政策に軸足を置かなければ宮城県は何もできませんよ」ということをずっとお話しして、この4年間やってまいりました。それも県の税金を使って景気を良くするのではなくて、県の力以外の力、みんなの力を、総合力を結集して宮城県を良くしていくんだ、民の力を最大限に活用させていただく県政にするんだということをお話ししておりました。それに対する評価ですね。それと、今後もそれをさらに加速させたいということでございますので、それをお認めいただけるかどうかというところにあるのではないでしょうか。
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