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宮城県知事記者会見(平成21年9月7日)

【発表項目】宮城県内の事業所等における省エネルギー・コスト削減を支援する取組について

配布資料(PDFファイル,26KB)

■村井知事
 おはようございます。
 それでは、わたしから皆さまに2点連絡をさせていただきます。
 まず1点目は、宮城県内の事業所等における省エネルギー・コスト削減を支援する取り組みについてです。

 宮城県、七十七銀行、三井住友銀行は、平成20年7月に締結した「産業振興に関する協定」に基づき、このたび「宮城県内の事業所等における省エネルギー・コスト削減を支援する取組」を共同で行うこととなりましたのでお知らせいたします。

 この取り組みは、三者協定に基づく第3弾目の取り組みになりますとともに、今年7月27日に策定いたしました「クリーンエネルギーみやぎ創造プラン」策定後の第3弾目ともなる事業であります。

 この取り組みによって、今後、具体的には、三者が連携して県内の事業所の皆さまへ省エネルギーに関する情報提供、省エネルギー診断の紹介などを行うほか、関連して三者それぞれが行う取り組みとして、県では省エネルギー設備導入に対する補助事業、両行においては金融相談などを行うこととしております。

 また、10月7日には、この取り組みのキックオフとして県内の事業者の皆さまを対象とした「省エネルギーセミナー」を開催し、関係法令の解説や省エネルギーに関する優良事例などをご紹介させていただく予定となっております。

 現在、省エネルギーは、地球温暖化対策になるだけでなく、例えば事業所等においては光熱水費などの経常経費の削減に直結することから、産業振興の観点からも大変重要となっております。

 県といたしましては、今回の取り組みをはじめ、「クリーンエネルギーみやぎ創造プラン」に基づき、太陽光発電などに代表される新エネルギーの導入促進とともに、県内の事業者の皆さまの省エネルギー対策などの率先行動につきましても、さらに積極的に支援してまいります。
 この件につきましては、わたしからは以上でございます。詳細につきましては、環境政策課の方にお尋ねいただければと思います。

◆Q
 県内企業へのエコ化やコスト削減を支援する事業だが、あらためて宮城県としての狙いをもう一度確認したい。

■村井知事
 この協定(の締結)は、平成20年7月14日ですからほぼ1年前でございますが、宮城県、それから七十七銀行、三井住友銀行が宮城県における産業経済を促進し、もって地域全体の活性化を図ることを目的に、共同で事業を進めようということになりました。これまで「宮城県自動車関連産業新規参入セミナー」、「海外ビジネスセミナー&個別相談会」を開催してまいりましたけれども、今回新たに地球温暖化問題、エネルギー問題ということで、これに共同して取り組むということにさせていただきました。

 事業者にとりましては、経費節減につながり、経済行為にもつながるということでありますし、宮城県といたしましては、結果として二酸化炭素の排出量が縮減されるということでありますので、どちらにとりましても非常に大きなメリットがあると思います。また、銀行にとってもお金の貸し出し先が新たに生まれる可能性が出てまいりますので、三方両得になる施策ではないかと考えております。

◆Q
 支援事業は9月県議会の予算案に入っていると聞いたが、幾らまでついているのか。

■環境政策課
 9月補正予算で約1,600万円措置してございます。

◆Q
 項目としてはどこに入っているのか。

■村井知事
 環境省の地域グリーンニューディール基金を財源としております。恐らくこの基金は財源が止まることはないであろうという前提のもとに予算措置をしているということであります。

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【発表項目】コドモと一緒でも快適県庁!プロジェクトについて

配布資料(PDFファイル,29KB)

■村井知事
 次に、二つ目でございます。「子どもと一緒でも快適県庁!プロジェクト」についてであります。皆さまのお手元にペーパー(配布資料)が渡っていると思います。

 まず一つ目の趣旨でございますが、県庁舎には、パスポートの申請や交付、消費者相談等のために多くの来庁者がおりますが、その中には小さいお子さまを連れた方々もおられます。そうしたお子さま連れの方々にも安心して来庁でき、また来庁した親子が共に楽しめる空間や休める場所を提供することによって、お子さま連れの方にも優しく快適な県庁を目指すこととして、以下のプロジェクトに取り組んでいるところでございます。

 2のプロジェクトの取り組みについてであります。まず(1)授乳スペースの確保につきましては、乳幼児を連れたお母さん方のために、2階東側の総合売店内に洗面台、おむつ交換台を備えた個室の授乳室を設置し、安心して授乳できる場所を確保したところでございます。また、授乳に必要なミルク用のお湯につきましては、同じフロアにありますコンビニエンスストアにおいて提供することとしております。

 (2)のキッズコーナーの設置につきましては、お子さま連れで来庁された方々が親子で眺望を楽しみ、お子さまが安心して遊べるよう、簡単な遊具を備えたスペースを18階にキッズコーナーとして設置することといたしました。このコーナーの利用は10月1日から行うことといたします。また、隣接するレストラン「ごっつお十八番」にお子さま用のいすを用意しておりますので、親子で食事をする場合にはお気軽にご利用いただきたいと思います。

 (3)のみやぎっこ保育園園庭の開放についてでございますが、来庁する親子が通行人や自転車を気にせず遊べる屋外の空間として、議会庁舎北側に設置されておりますみやぎっこ保育園の園庭を10月1日から開放することといたしました。園庭には親子が休める簡易ベンチも設置します。

 (4)の子育てグッズ&子育て品リサイクルコーナーの出店者の募集でございます。子育て用品やベビー服は使用期間が短く買い替え等が必要となるため、これらのものをリサイクルして使用することは環境にも優しく保護者の負担も軽減されるとの考え方から、子育てグッズやリサイクル品の販売等の希望者を募集することといたしました。出店場所は2階総合売店の一角を予定しております。希望者の受け付けは地方職員共済組合宮城県支部が行うこととしておりますので、お問い合わせをよろしくお願い申し上げます。

 以上でございます。両事業ともわたしの肝いりでやったものでございますので、ぜひともPRよろしくお願い申し上げます。これからお母さんになる人たちも、ぜひとも関心を持っていただきたいと思います。

◆Q
 二つ目(の発表項目)だが、まだ設備が足りず、小さいお子さん連れの方が外出しづらいという声がある中で、このように県が率先して取り組むことによって、民間企業に対してどのような波及効果があるか、また、どのあたりを期待するか伺いたい。

■村井知事
 わたしは少子化対策を行政のみの力で対応できないと考えています。保育所につきましても、事業所内保育所というものをこれからぜひ整備していただきたいと考えております。そういったときに、自分の足元の県庁の中でそうした対策がきちっと取れていないということでは皆さま方にお願いできないと考えまして、まずは自分の身近にある県庁をしっかりと整備しまして、このような姿にしていただけませんかという一つのモデルを作りたいと考え、今回いろいろな取り組みをやったということであります。

 既に保育所も県庁内に作りましたし、保育所にいる子どもさん方は外で日に当たって遊んだ方が良いということで、テニス場だった議会の北側のテニス場を園庭にするという工夫もしましたけれども、さらに保育所をご利用なさらない方もお子さま連れで喜んで宮城県庁に来ていただき、特に用事がなくとも、県庁に立ち寄ってちょっと子どもを遊ばせたい、食事をしたい、そういう県庁にしたいと前々から思っておりましたので、今回このようなことを取り組んでやってみました。ぜひともPRよろしくお願い申し上げます。

◆Q
 関連して、パスポートセンターは日曜日、また消費生活センターが 1階に移ってきて土・日に来庁する人もいると思う。土・日は総合売店が閉まっているが、その辺の対応は検討したのか。

■村井知事
 まずは平日のみとさせていただきたいと思います。土・日もということになりますと、そのためにまた人を配置しなければいけなくなりますので、基本的に、まず平日の庁舎が開いている時間ということに限らせていただいて、その後、利用状況等を見ながら、今後のことについては対応を考えてまいりたいと思います。

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自民党宮城県支部連合会新会長について

◆Q
 8月末の衆議院議員総選挙での自民党の敗北で、自民党(宮城)県連では土井会長が辞任を表明し、新会長に小野寺五典さんが就く見通しとなったが、これについて見解や感想等があれば伺いたい。

■村井知事
 もう一度、一からというよりもゼロからということだと思いますけれども、出直しをしたいという気持ちの表れだと思います。やはり健全な与党が育つためには健全な野党が必要でありまして、そういった視点からも与党に対してはっきりと物を申せる野党として頑張っていただきたいと、エールを送りたいと思います。

◆Q
 小野寺さんについて、人柄等も含めどのようなことを会長として期待したいか。

■村井知事
 小野寺五典さんとは、実はお互い政治家になる前、(松下)政経塾からの付き合いでして、そういう意味では、お互い共に苦労を共有し合いながら切磋琢磨(せっさたくま)して、汗を流しながらやってきた仲間です。非常に人柄も素晴らしい方でありますし、勉強熱心で、何よりもフットワークの軽い方です。今のこの(自民党)宮城県連を立て直すにはそういう人が非常にふさわしいと思いますので、まずは自分の持ち味を最大限に生かして(自民党宮城)県連をしっかりと立て直していただきたいと思います。

◆Q
 小野寺さんは自民党宮城県連だけでなく、自民党本部の立て直しという形でも全国的に注目されているが、その辺についてはどのように期待するか。

■村井知事
 自民党宮城県連というのは、一地方組織ですので、やはりその上にあります(自民)党本部がまずはかちっと土台を築いていただかなければ、地方組織はなかなかまとまることはできないと思います。そういった意味で、今回(自民党籍の)国会議員が相当減りましたので、小野寺五典さんに対する期待は高いとわたしも思います。ぜひ頑張っていただきたいと思います。

◆Q
 先週の会見(8月31日)で自民党本部の立て直しには思い切った若返りが必要という見解を示したが、小野寺さんはそれにふさわしいと考えるか。

■村井知事
 適任だと思います。

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宮城県知事選挙について

◆Q
 宮城県知事選について、民主党(宮城)県連は具体的な名前も挙げて議論したようだが、10月8日の告示に向けていよいよ県内では議論が活発化している状況をどのように見ているか。

■村井知事
 わたしのこと(出馬)についての意思表示はまだしておりません。従って、一般論でしかお話はできませんが、何度も言いますように、候補者がたくさん出て選択肢が増えるということは県民の皆さまにとって非常に望ましいことだと思います。そういう視点から考えますと、民主党の考え方に共鳴するような方が出馬をされるというのも一つの選択肢だとわたしは思いますし、望ましい姿だと思っております。

◆Q
 出馬表明はいつごろと考えているか。

■村井知事
 10月8日が告示日ですので、それまでには出馬するしないを言わなければならないと思っております。

◆Q
 水曜日(9月9日)に県議会(の代表質問)があるが、その場でと考えているのか。

■村井知事
 そういう可能性もあると思いますが、まだどういう質問なのか分かりません。質問がないということもございますが、それが一つの節目になるだろうとは思っております。

◆Q
 民主党は知事選に関しては、政党を前面に出して戦う意思を見せているようだ。片や政党対決の知事選だと言っていて、自民党の方は小野寺会長のもとでまだ確たる候補者は決まっていないが、どういう知事選になると展望しているか。

■村井知事
 候補者の考え方によるのではないでしょうか。候補者の考え方が反映されるので、民主党がいくら自分の政党で応援したいと言われても、それはいい(遠慮します)という候補者になる可能性もあります。それは一にも二にも候補者の考え方次第だとわたしは思います。

◆Q
 以前から知事は国政と地方は違う選挙だと言っているが、国政選挙と知事選挙が連動するかしないか、あらためてその辺の考えを再度聞かせてほしい。

■村井知事
 これは確たる根拠があるわけではないんですね。わたしの皮膚感覚ですけれども、政治家を目指してからずっと、県会議員をやり、知事をやりと、また、いろいろな国政選挙や地方選挙のお手伝いをしてということで、いろいろな選挙をやっておりますけれども、県民の皆さんは、これは国民の皆さんと言っていいと思うのですが、やはり国政を選ぶ基準と首長を選ぶ基準と地方議員を選ぶ基準というのは違うような気がします。

 今回の場合、特に国政選挙の場合は、自民党に対する不満のはけ口というのが一気に民主党に流れたのですが、では、わたしに限らず県内の首長さんがどこかの政党にいるから応援しているのかというと、そうでもないような気がします。地方議員というのはもっと身近です。

 県会議員のときに面白かったのは、同じ選挙の日ですが、県会議員は村井さん、でも市会議員は別の政党の何々さんというようなこともよくありました。やはりそれは自分との距離だと思います。首長はまた違う基準で選んでおられて、国政選挙はまた違う基準で選んでおられるのではないかなと、わたしはそう思いますけれども。

◆Q
 宮城県知事選の投票日になる10月25日は、静岡県と神奈川県で参議院議員補欠選挙が行われるようだが、そういったことは知事選に対して何らかの影響があると思うか。

■村井知事
 マスコミの取り上げ方次第かもしれませんけれども、そんなに影響はないのではないでしょうか。もちろんどういう構図になるか、ということになると思いますけれども。

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政権交代による補正予算への影響について

◆Q
 民主党が次期政権を担うことになって1週間がたったが、補正予算で計上された基金のうち大半が執行された状況になっていて、民主党のマニフェスト(政権公約)もどのようになるか先行きの見通しがつかないような状況である。この件に関して、地方の基金も凍結を受けるかどうかよく分からない状況だが、感想を伺いたい。

■村井知事
 今日(9月7日)の朝、幹部会や庁議で情報を聞きましたけれども、まだ何の情報も入っておりません。当然、今の政府の考え方に沿ってやっておりますので、既にいくつか内示が来ているものもございまして、これが止まるということになると、宮城県に限らず全国どの自治体もかなり大きな混乱が起こるのではないかなと思い、非常に心配しております。行政の継続性というのもある程度考えていただかないと、来年の4月以降のことについてはある程度の準備もできるのですが、今年度分についてはもう動き出していますので、ここで急に方向を変えるというのは、かなり大変な作業になると思います。何よりも県民の皆さんに迷惑をかけるのではないでしょうかね。その点を非常に心配しております。

◆Q
 もう具体的な話は来ていると理解していいのか。

■村井知事
 変えるというのは何も来ておりません。現時点においては、既決の予算について粛々と執行されていっているということです。

◆Q
 (補正予算で計上された基金事業費等の予算を)返せと言ってきた場合にはどういう態度をとるのか。

■村井知事
 これは宮城県だけの問題じゃなくて全国に共通しますので、まずは(全国)知事会に諮って、知事会として物を申していくことになると思います。どの知事も結構だと言う人はいないのではないでしょうか。みんな困ると思いますね。相当生活に密着した予算になっています。今回の場合は、県が何かプロジェクトをやるというよりも具体的に県民に直接影響を与えるものが多いですから、混乱するのではないでしょうかね。

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