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宮城県知事記者会見(平成21年7月27日)

仙台市長選挙の結果について

◆Q
 梅原市政を「暗く長いトンネル」と表現した奥山氏の圧勝だったが、その結果についてどう考えるか。

■村井知事
 奥山さんの当選を心からお喜び申し上げたいと思います。

 わたしの(宮城)県議会議員時代からよく存じ上げております。はきはきと物を申される方で、物事を理論的に考える方であります。わたしは今の政令市の市長にふさわしい方だと考えております。ぜひ選挙のときに訴えておられました、特に子育て等の福祉、教育、こういった課題に果敢に取り組んでいただきたいと、エールを送りたいと思います。

 選挙中、梅原市政からの転換というようなお話はされておりましたけれども、投票なさった市民の皆さんがすべて梅原市政のことを否定されていたわけでは決してございません。当然、今まで梅原市政のやってきたことの非常に良いものもあろうかと思いますから、その上に奥山カラーを出して、さらに磨きをかけていただきたいと思います。

◆Q
 衆議院議員選挙への影響についてはどう考えるか。

■村井知事
 今回は政党対決というような構図ではございませんでした。自民党の市議会議員の方も多くが奥山さんを応援されていましたので、あまり影響がないと思います。

◆Q
 8月から県政、市政を一緒に行うに当たって、どのようなことを目指すか。

■村井知事
 県の発展は仙台市の協力なしにはできません。財政規模もそれほど大きく違いませんので、仙台市というのは非常に大きい(存在)と考えています。「富県宮城」を実現する意味でも、仙台市にはいろいろとお手伝いをいただかなければなりません。今までも梅原さんと一緒にやってきたものがいろいろございますが、新しくリーダーが変わるわけですので、継承できるものは継承していただき、また、より次元の高いものに高めていくことも可能だと思いますので、話し合いを進めてまいりたいと思います。

 先週から今日(7月27日)にかけまして、新市長がどなたになるか分からなかった状態だったのですが、「新市長と意見をすり合わせなければならないものを上げるように」という指示をいたしまして、今日(7月27日)までに各部局からもう間もなくでき上がってくると思います。それを見て、わたしがそれをさらにチョイスして、奥山さんが市長になられる直前には、そういったものをわたしの方からまずお示しをして、協力をお願いしてまいりたいと思います。

◆Q
 チョイスをして、精査して、示して、協力をお願いするということだが、何らかの打ち合わせとか会談という形をとるのか。

■村井知事
 それはまだ分かりません。これからになると思います。

◆Q
 もしくは、あらためて向こうからあいさつに来たときに、そういう話をするのか。

■村井知事
 時間の関係もありますので、状況を見て判断します。いずれにせよ、市長になられてからだと、タイムラグが生じますので、できるだけ市長になられてすぐに職員の方に指示が出せるように、早めにお願いさせていただこうと思っております。

◆Q
 訴えていた政策の中で、取り急ぎ一緒にやってみたい、足並みをそろえたいということがあれば伺う。

■村井知事
 わたしは今まで(宮城県知事を)4年やっていますので、梅原現市長といろいろやってまいりましたから、取り立てて今すぐに何かやらなければならないというものはございませんが、課題となるものもたくさん山積しておりますので、そういったものを一つずつ話し合いをしながら解決をしていきたいと思っております。

◆Q
 (仙台市長選挙の)投票率をどのように見ているか。

■村井知事
 前回よりもわずかながらではありますけれども高かったということで、それだけ市民の皆さんの関心が高かったものと思います。とはいえ、まだまだ40%台ということでして、理想的には体の動く方は全員投票所に足を運ぶというのが民主主義の理想の姿ではございますので、十分であったとは決して言えないと思っております。

◆Q
 マスコミの出口調査結果と投票結果を見て、感想はいかがか。

■村井知事
 出口調査の結果がそのまま投票結果にストレートに伝わっておりましたので、特に所感というようなものはございません。

◆Q
 政党対決にならなかったというが、民主党支持層の多くが奥山さんに投票された結果が出ていることについて感想はいかがか。

■村井知事
 それだけ奥山さんに人間的な魅力があったということではないでしょうか。

◆Q
 かなりの大差がついた投票結果についてはどう考えるか。

■村井知事
 一部、奥山さんよりも早く準備された方がいましたけれども、奥山さんは6人の中ではかなり早いうちから準備ができた方であります。その結果、いろいろな団体、組織が早いうちから奥山さんを支持するということを表明されておりました。そういった総合力に勝っていたということになるのではないかと思います。

◆Q
 奥山さんは梅原市政を「暗く長いトンネルだった」と総括しているが、これからの仙台市政をどういう方向に持っていっていただきたいと考えるか。

■村井知事
 わたしは梅原さんの市政運営を決して暗いとは思っておりません。大変明るい方で何でも前向きに積極的に動かれる方でありますので、わたしの評価はそういうものでは決してありません。

 しかし、奥山さんも大変明るい方でございますので、梅原さんの悪かった点、こういったようなものについてはぜひ改めていっていただきたいと思います。特にタクシー券問題で、ちょっと説明責任がなされなかったというご批判を皆さんから受けておりましたので、情報公開あるいは説明責任、対話を重視したいというお考えだということでありますので、ぜひ1人でも多くの人の意見を聞くように努めていただきたいと思います。

 また、仙台市は東北のリーダーになる責任がございますので、そういった意味では、内にこもらず外に向けても広く耳を傾けるような姿勢を持っていただきたいと思います。

◆Q
 先ほどの県の各部局で協力、すり合わせの必要な部分について、これは市長に示すということか。

■村井知事
 今日(7月27日)出てきます(が)、その中で優先順位の高いものを、何から何までというわけにはいきませんので、特にわたしが重要だと思うようなものをピックアップいたしまして、市長に就任される前にわたしの方から「こういったようなことをぜひこれから話し合いながら進めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いします」というお話をさせていただくと(いうことです)。

◆Q
 就任前に(ということか)。

■村井知事
 就任前にさせていただければ幸いかなと思っております。これはあくまでわたしの今の考え方です。奥山さんが、就任してからと言われるかもしれませんけれども。

◆Q
 今回は政党対決ではないので、衆議院選挙への影響はないと言うが、自(民)、公(明)側はそう考えていても、民主、社民は支援をしたという形で、民主、社民に追い風が吹いているという見方もある。衆議院選挙、また知事選挙に向けて全く影響はないと考えるか、(あるいは)一定程度はあると考えるのか。

■村井知事
 これはマスコミの報道の仕方の影響があると思います。今回のマスコミ報道を見てみますと、特に宮城県以外のところでの報道の仕方が取り扱いの小さかったということから考えますと、それほど影響はないのではないかとわたしは思いますけれども。

◆Q
 衆議院選挙、知事選挙以外にも、今後の県と仙台市の連携関係の中で、知事自身が自公全面支援と表明されていることによって、奥山市長と知事の関係は別にしても、そこについてくる県の職員、市の職員がいると思うが、その辺の微妙な感覚、思いのずれの影響は懸念されるか。

■村井知事
 ないと思いますね。何度も言うように、政治活動と行政のトップとしての仕事というのは全く分けて考えておりまして、どういう結果になろうと、わたしは知事として仕事をする際には、どの政党とも等距離にお付き合いをしておりますし、どの市町村長とも等距離にお付き合いをしています。例えば知事選挙でわたしを応援した方、しない方、全く関係なくお付き合いをしております。そういった意味では、昨日(7月26日)も奥山さんに電話で祝福をさせていただきましたけれども、人間関係は非常にスムーズにいくと思っておりますし、県職員同士、市の職員同士もその辺の心配は持っていないと思います。

◆Q
 昨日(7月26日)、市長選が終わったことで、総選挙を挟んではいるが、ご自身の2期目以降について考える材料の一つとなったか。

■村井知事
 まあ、そうですね。昨日(7月26日)の市長選挙が、一つの参考にはなりました。

◆Q
 どのような参考か。前向きに検討するということか。

■村井知事
 今の市民の皆さんの考えが、選挙でははっきり示されるものでありますので、市民の皆さんがどういったことを望まれているのか、また、どういったことを不満に思い、不安を感じておられるのかというようなことが見えてきましたので、自分の県政運営を反省し、評価する意味で参考になりました。そういったものを総合的に考え、自分の4年間というものを総括した上で、次のことを考えるということになりますから、そういった意味で大変参考になったということです。

◆Q
 その先は(どうか)。

■村井知事
 まだ考えているところであります。

◆Q
 では、夏休みにゆっくり(考えるということか)。

■村井知事
 そうですね。

◆Q
 ちなみに夏休みはいつか。

■村井知事
 8月、お盆の時期ですね。

◆Q
 では、その明けにでも(結論を出すのか)。

■村井知事
 よく考えたいと思います。

◆Q
 奥山さんに昨日(7月26日)電話したということだが、どんな会話をされたのか。

■村井知事
 当確が出てからは、支持者の方にもみくちゃにされますので、大変お忙しくなるだろうと、なかなか電話に出る暇がないだろうと思いましたので、実は当確が出る直前に電話をいたしました。「出口調査の結果を見ると、素晴らしい結果になりそうですね。良かったですね。おめでとうございます」と、(また)「仙台市とはいろいろと協調していかなければいけない部分がありますので、いろいろお話をさせていただきたいと思います。ぜひ前向きにご協力をお願いいたします」というお話をいたしました。奥山さんも「こちらこそよろしくお願いいたします」ということでございました。お忙しいので、短い時間にさせていただきました。

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衆議院議員総選挙について

◆Q
 土曜日(7月25日)の自民党県連(主催)の政経セミナーで、初めて自民党と公明党の支持を表明したが、その理由と他党、主に民主党と比べてどういった点が違うから支持をしたのかということについて伺う。

■村井知事
 応援すると言った理由と民主党との違いということで、一つにまとめてお答えしますけれども、それぞれ自民党にも良い面、悪い面もありますし、民主党にも良い面、悪い面あろうかと思います。ただ、知事としてこの4年間仕事をする上で、自民党の政策というのに大きな誤りはなかったと評価をしております。今の県政というのは、その土台の上に立って組み立てているものでありまして、行政の継続性という意味、安定性を求めるということからも、無理して自民党、公明党の政権を変えるという必要はそれほど強く感じなかったということが一つ(です)。それから、今までのわたしの政治家としての経験からして、知事になるまで自民党にずっと籍を置いていて、ここまで育てていただいたといったようなこと、また、知事選挙のときに、前回は本当に厳しい選挙だったのですが、唯一わたしを推薦し、応援してくれたのが自民党であったというようなことです。

 そのようなことは考えておりましたけれども、正式な応援要請が今までございませんでした。土曜日(7月25日)の段階で、県連会長、また、(自民党)総裁自らもぜひ応援をしてほしいというお話がございましたので、「分かりました」とその場で返事をいたしましたから、あの場で自分の意思を表明したということでございます。

◆Q
 民主党との違いで、どの点が優れているか、もう少し具体的に伺いたい。

■村井知事
 一つ一つの政策を言い出すときりがないのですが、何と言いましても、非常に安定しておりまして、景気(について)も、今日(7月27日)の朝も株価が1万円を超えています。市場がそういった評価をしてきているということですね。これは政府のやってきた政策が実を結んできた証しだと思いますので、ここで大きくかじを切ることが本当に日本にとって得策なのかどうかということを考えますと、これだけ大きな日本丸が急にかじを切ると転覆してしまう可能性もございますから、やはり引き続き自民党、公明党に政権を担っていただいたほうが安定した発展を望めるのではないかということです。

◆Q
 地方分権との絡みで言うと、自民党、民主党それぞれ主張が似ているところがあるが、どの点で自民党の方が地方分権を推進するに当たっていいのか。

■村井知事
 地方分権だけとってみましたら、それほど大きな差は今のところないと思います。マニフェストが出てきますので、そういったところで評価ができるとは思いますけれども、それほど大きな差はないのではないかと思っております。

◆Q
 これまでの記者会見では、応援する政党を決める際はそのマニフェストを見て決めると言っていたが、まだ自民党はマニフェストを発表していない。どのような判断で決めたのか。

■村井知事
 両方のマニフェストをよく見て考える必要があるのではないかと思っておりましたけれども、民主党の方から一方的に絶縁ですといったようなメッセージが発せられたようでありまして、新聞あるいはテレビの報道を見ますと、村井知事に対しては大変厳しいコメントが載っておりました。わたしは物事を何でもプラス志向で考える人間ですから、あの記事を読みまして、民主党は心置きなく「自民党、公明党の応援をしていいですよ」と、そういうメッセージをわたしに出してくださったのだろうなと思いました。ならば、ここで思い切って発言しても、快く民主党は受け入れてくださるだろうと考えたということです。

◆Q
 あくまでも新聞報道だが、民主党が対立候補を立てると、仮に村井知事が出馬される場合に、その辺が明確に射程距離に入ってきたという意味で、土曜日(7月25日)の政経セミナーのときにそこで先手を打ったということなのか。

■村井知事
 いえ、先手を向こうが打たれたということですね。従って、わたしは後手です。向こうがそういうふうにされたので、思う存分、自民党、公明党のために応援をしなさいというメッセージをわたしに発してくださったと思いましたので、わたしも思う存分発言をさせていただいたということであります。

◆Q
 ある意味、これでお互いに宣戦布告をしたということか。

■村井知事
 いや、まだ知事選にわたしは出るとは何も言っておりません。口を滑らすと大変なことになってしまいますので。まだわたしは選挙に出る、出ないというのは何も決めておりませんが、少なくとも衆議院選挙の応援に関しては、別にわたしが中心になって戦うわけではありませんので、宣戦布告ということにはならないと思っております。

◆Q
 衆議院選挙に対するスタンスという文脈で、ということか。

■村井知事
 そうです。

◆Q
 「知事」村井嘉浩と「政治家」村井嘉浩は違うという言葉を何度も聞いたが、この土曜日(7月25日)あたりから若干境目があるような、ないような、その辺について何か心境の変化があったのか。

■村井知事
 特にないです。例えば、国に要望に行くとなれば、政府に要望に行き、国会議員の方に陳情要望に行くということならば、当然与党も野党の国会議員の先生方にあくまでも知事としてお願いに上がります。それはもう全く変わらないということです。

 ただ、選挙というのはそれとはまた別のものでありますので、これは自分の思想信条や過去のお世話になった度合いなども考えながら、対応していくべきものだと思っております。浅野前(宮城県)知事と、わたしが知事になった当初にお話しした際、浅野さんは「選挙でお世話になったところはしっかりと恩返しすべきじゃないですか」というようなアドバイスをしてくださいました。浅野さんは民主党の応援をされたのですけれどもね。そういう意味では、県民の皆さんにも許していただけるのではないかと、わたしは思っております。

◆Q
 この前の政経セミナーを拝聴したが、総理の前で総理を非常に持ち上げて話をされていたが、あくまでも麻生さん個人のやり方に誤りがないというわけではなくて、麻生総理が掲げる政策に誤りがないという意味でとらえてほしいということか。

■村井知事
 要は、総理大臣ですから、行政のトップです。ですから、わたしはその総合力で官僚の皆さんの力も出していただいて、いろいろな政策を出してこられたことに対する評価をしているということです。

 一つ一つの行動をとらえると、それはもう人間ですから、どんな人間でも欠点もたくさんあろうかと思います。それを一つ一つあげつらってはいけないと思います。わたしはそういった意味で、行政のトップとしての麻生総理大臣の手腕は高く評価をしているということです。

◆Q
 すると、これだけ支持率が上がらない理由は、麻生さん個人の人間性やこれまでの発言も含めて、そういったところがマイナスになっていると考えていいか。

■村井知事
 わたしは、あの場で話をさせていただきましたが、今、非常に厳しい状況に置かれていて、支持率が下がっていますけれども、これは麻生さんの政策が評価されなかったのではなくて、不景気だからだと言いました。

 この不景気は、日本の政治のミスリードではなくて、アメリカの政治のミスリードによる金融不安に端を発して(おり)、サブプライムローンといったようなものを組み込んだデリバティブ(金融派生商品)を作って、リスクを分散させて世界中にばらまいてしまった(ため)、これで世界中が大変な、どこにリスクがあるのか分からなくなってしまった結果、不況になってしまったわけでありますので、わたしはアメリカの政治の大きな責任だと思います。

 従って、そこで景気が悪くなってしまったがゆえに、その怒りの矛先を力のある権力に民主主義ではぶつけることができますので、怒りの矛先が向いて、結果的に一番力のある政治家として麻生さん、麻生政権にぶつかっていって、今、支持率が下がっているのではないかというのが、わたしの分析だということです。

◆Q
 麻生総理が国会等で答弁されている内容であるとか、記者会見で発言されている内容、そういったところで不器用な部分があって、こういう状態になっているという側面もあるとは考えないか。

■村井知事
 それはゼロではないでしょうけれども、わたしは支持が下がった大きな理由だとは思っていないですけれどもね。わたしも時々記者会見で失敗したなと思うようなことありますから。人間誰しもあるじゃないですか。

◆Q
 その政経セミナーで自公政権の政策を支持していたというのは、麻生総理個人の問題ではなく、追加の経済対策などの一連の政策について間違いではなかったと(いうことなのか)、あるいは、麻生総理個人の資質の問題なのか、どちらの文脈だったのか。

■村井知事
 難しいですけれども、あのときは明確に区分したわけではなくて、総合的に麻生さんが素晴らしいという意味で言ったんです。ただ行政の責任者(である)知事としてあそこの場ではあいさつをいたしましたので、「政治家」村井嘉浩として発言したのですが、知事として紹介されていましたので、やはり県民の代表として考えたならば、わたしは行政手腕というものを高く評価したということになろうかと思います。わたしは麻生さんをよく知っていますけれども、人間的には大変魅力のある方ですけれどもね。なかなか、それがストレートに伝わっていないのではないかなと思います。難しいですよね。

◆Q
 麻生さんから自民党の応援を要請されたときは、具体的に何と言われたのか。

■村井知事
 「今回は大変厳しい選挙になるので、ぜひ村井知事も自民党、公明党のために頑張ってほしい、よろしくお願いします」というお話でございました。

◆Q
 そのときは(自民党県連の)土井会長と(一緒だったか)。

■村井知事
 土井会長は、そのときには席を外されていました。わたしと2人で部屋で待機しているときに、そういう話をされました。

◆Q
 自民党は小泉改革の時代から今の麻生首相の政策に大きくかじ取りをしている部分があり、麻生首相も市場原理との決別と言っていたが、今後の自民党に対してどちらの部分で期待するのか。

■村井知事
 わたしは前々から言っておりますように、小さな政府を作ってもらいたいと思います。一番の行政改革になります。そして、地方分権を進めるということだと思います。地方分権を進めるということは、政府の役割が小さくなるということですから、そうすると抱えている職員を少なくすることもできるでしょうし、そういう方向を目指すべきだと思います。これは自民党に限らず、民主党にも言えることだと思いますけれども。

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パナソニックEVエナジー宮城新工場の生産能力増強について

◆Q
 大和町のパナソニックEVエナジーで、ハイブリッド車用の電池が増産されるという報道があったが、これについて村井知事は何か話を受けているか。

■村井知事
 詳細は聞いておりません。あくまでも、あれはもう会社の土地になっておりますので、詳しいことは聞いておりません。この内容については、新聞を読んで初めて知ったような状況でございます。ただ、非常にハイブリッド車の売れ行きが好調ですので、いろいろな工場では、今、ハイブリッド車以外はほとんど売れていないような状況で、生産ラインは余剰がありますから、いくらでも作ろうと思えば作れると思います。そこで恐らく頭打ちになっているのは、バッテリーの供給だと思っておりますので、わたしも全く素人感覚ではありますけれども、客観的情勢を総合的に判断すると、バッテリーの供給量をはかるような形にならざるを得ないのだろうと思っておりました。ただ、具体的な数字は知りませんでした。

 最近、新聞を見ると、求人が出ています。大変うれしいですよね。今、求人が非常に落ちていまして、有効求人倍率が落ちていますので、そういった中で正規社員を雇用していただけるというのが(メディアに)躍るというだけでも、県民の皆さんに夢を与えることができますので、心から感謝をしております。

 来年になりますと、セントラル(自動車)はじめ、その関連企業も続々とスタートしますので、一番今が苦しいときだと思います。ここで踏ん張るか、踏ん張らないかというのが大きな差になりますので、ぜひ県民の皆さんには歯を食いしばって、もう少し辛抱していただきたいと、このように伝えていただきたいと思います。

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