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ページの先頭へジャンプここから本文です平成21年6月16日作成 / 広報課

宮城県知事記者会見(平成21年6月15日)

千葉市長選挙の結果について

◆Q
 昨日(6月14日)の千葉市長選挙の結果、民主党推薦の熊谷氏が当選したが、コメントを伺いたい。

■村井知事
 31歳だったでしょうか、大変若い、熊谷さんが当選されたということを報道で知りました。心よりお祝いを申し上げたいと思います。

 今回の選挙構図が、ちょうど本間元(宮城県)知事がお辞めになった直後の選挙の構図と非常に似ておりましたので、関心を持って見ておりました。宮城県の場合は知事がお辞めになって、そのときの副知事が出馬なされて、それに新進党の推薦だったでしょうか、大変若い浅野さんが出馬をされましたのと、まさに今回も全く同じような構図でありました。副市長が出て、そして新しい若い方が出たということですので、そういった意味では、十数年前の経験からして、このような結果になるのではないかということは十分予測できたのではないかと思います。

◆Q
 今回のこの結果が、衆議院議員選挙に与える影響についてはいかがか。

■村井知事
 今回の結果が今の政権に対する是非を問う選挙だったかと、そのままそのとおりあらわれたかというと、決してそうではないと思いますが、影響は必ず出てくるでしょうね。

◆Q
 十数年前と比べて予測ができたということだが、どうして予測できたのか。

■村井知事
 あのときは、結局、知事の一番そばにいた方にも道義的責任があると県民の皆さんは判断されたわけで、今回も、大変素晴らしい副市長であったとは思いますけれども、やはり道義的責任を問う声が当然あったろうと思います。従って、そういったものもあって今回若い方が当選されたのだと思いますが、しかしそうであったとしても、やはり自民党が推した方と民主党が推した方という対決の構図で選挙をやったわけでございますので、いかなる理由であれ、この選挙結果は、次の衆議院選挙にも影響は出てくるものと、わたしは思います。

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仙台市長選挙について

◆Q
 仙台市長選挙について、先週土曜日(6月13日)、梅原市長が丸刈りにしたが、いかがか。

■村井知事
 これで今、4人目でしょうか、出馬を表明された方が出てまいりました。梅原市長の場合は、現職の市長でありますので、出馬をされてもおかしくないと思っておりました。頭を丸めたのは反省の意味を込めてということでございまして、反省しているという非常に重い気持ちを示されたかったのだろうと拝察しております。その件について、特に市長と話をしたことはございませんので、詳しいことは分かりませんが、わたしとしては市長の気持ちをしっかりと受け止めております。

◆Q
 盟友の秋葉賢也(衆議院)議員が国政に専念したいという理由で市長選に出ないという結論を下したが、この件についてはいかがか。

■村井知事
 これは秋葉代議士本人の考えによるものでありますので、特にわたしが秋葉代議士から相談を受けたというようなことはございません。これは自分で決めることだと思っております。

◆Q
 梅原仙台市長が出馬を正式に表明し、秋葉氏は不出馬の意向のようで、これで市長選の構図がだいぶ固まってきたように見えるが、知事はどのように見るか。

■村井知事
 そうですね、わたしも恐らく大きくここから構図が変わることはないだろうと思っております。

◆Q
 選挙戦の展望をどのように見るか。

■村井知事
 これは分かりません。これからそれぞれの候補者が、マニフェスト(政権公約)まで掲げるかどうか分かりませんけれども、具体的な政策を掲げて選挙に臨むわけでありますので、仙台市民の皆さんが、それぞれの政策、人柄、そういったようなものをよく見極めて投票をされればよろしいのではないかと思います。わたし個人も、しっかりとその辺を見極めた上で、県と最もパートナーとしてふさわしいと思う方に、投票させていただきたいと思います。

◆Q
 どういうことが争点になってくると思うか。

■村井知事
 争点ですか、これはまだそれぞれの候補者の政策が全部出そろっておりませんので、出そろった時点でお話をさせていただきたいと思います。

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東北電力女川原子力発電所3号機におけるプルサーマル実施に伴う変更について

◆Q
 東北電力のプルサーマル計画の見直しが先週発表された。知事コメントも出されたが、あらためて考えを伺いたい。

■村井知事
 先週もお話ししましたけれども、電気事業連合会と電力各社が計画と現状のずれを修正したものと認識しております。5年延びたといいましても、5年後に目標の原発がプルサーマルを導入して稼働するということでありますので、時間的に余裕ができたというものではないと思っております。
 宮城県は導入の是非について、まだ意思表示はしておりませんが、今、1次審査が終わったばかりで、2次審査をしていただき、住民の皆さま、地元の自治体にしっかりと国と東北電力が説明をされ、安全だということがはっきりし、住民の皆さんの一定の理解が得られたということになれば、時期にこだわらず導入の是非を意思表示させていただきたいと考えております。

◆Q
 延期することになったからといって、プルサーマル導入の是非の考えに変化はないということか。

■村井知事
 ありません。

◆Q
 5年間延びるということで、県や地元にだいぶ影響はあるか。

■村井知事
 もともと2010年というのが無理な目標でしたので、2015年になったということは、延びたというよりも現状にぴったり合うようになったというふうにわたしは認識しておりますので、特に影響はないものと思います。

◆Q
 2次審査が終わったところで、国と東北電力の説明を受けて住民理解が一定程度得られればという話だが、例えばこの段階で県が説明会を開くとか、あるいは、もう少し早い段階、2次審査が終わる前に開くという考えはいかがか。

■村井知事
 宮城県が説明をする必要は何もありませんので、宮城県が説明会を開くという必要性はないと思います。ただ、住民の皆さんのお考えを聞く機会を設けた方がいいのか、設ける場合はいつごろ、どういう形ですればいいのかというようなことは、今検討しております。

◆Q
 その枠組みは、例えば討論会のような形なのか、それとも一方的に県の方が住民から話を聞くような形になるのか、あるいは専門家を交えて、そこで専門家が答える形になるのか、その点はいかがか。

■村井知事
 それも含めて今検討している最中であります。

◆Q
 (プルサーマル)導入の意思表示は、安全性がはっきりして住民の理解が得られたら、時期にこだわらず行いたいということだが、「理解が得られたら」という前提は何をもってするのか。

■村井知事
 これは、住民、市民の代表であります町長、市長のご判断というものが一番大きいと思います。もちろん、100%理解する、100%反対するというようなことにはならないと(思いますので)、当然反対する人もいますし、賛成する人も必ずいると思います。それは総合的に行政の責任者が判断することになると、わたしは考えております。

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東北電力女川原子力発電所1号機の油漏れについて

◆Q
 先週末、女川原子力発電所1号機で、潤滑油が漏れ、原子炉が停止したが、あらためて見解を伺いたい。

■村井知事
 女川原子力発電所1号機におきまして、油漏れによって原子炉を停止するという連絡を受けました。今回の事象は、発電機周辺機器の油漏れということで、原子炉本体にかかわるものではございませんでしたが、原子炉の停止に至ったことは大変残念だと思っております。まずは、しっかりと原因究明をしていただいて、再発防止に努めていただくことが何よりだと考えております。

◆Q
 潤滑油が漏れる事態があったのも1次審査を通ったばかりのときのことで、節目、節目で、トラブル、不測の事態が起こることが多いと感じるが、知事としてはいかがか。

■村井知事
 あれだけ大きな設備ですので、何もなく永遠に動き続けるということは、わたしは無理だろうと思います。大切なことは、小さな事象のときに、それをしっかりと発見し、原因を究明し、そして二度と起こらないようにしっかりと措置をしていくということが何よりも大切だと思っております。また、どういう小さなものであっても、情報を開示していくという姿勢を持っていただくことが大切であります。一つ一つの事象をとらえて、それで信頼性が損なわれるというような判断は、わたしはいささか拙速ではないかと考えております。

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岩手・宮城内陸地震から1年目を迎えて

◆Q
 昨日(6月14日)、栗原の方へ行ったということで、先週の(記者会見の)話にも出たが、岩手・宮城内陸地震から丸1年たったことについて、あらためて今の気持ちと復興について伺いたい。

■村井知事
 昨日(6月14日)、(追悼式参列のため)栗原の方に参りました。特にご遺族の方からの代表の言葉を聞きまして、大変胸が熱くなりました。目の前でお母さんが埋もれていくときの情景がわたしにも伝わってまいりました。自分の母親が同じような立場だったらと思いましたら、胸が熱くなりました。あれだけ大きな災害が起こりましたら、被害をゼロにするということは不可能であろうとは思いますけれども、限りなく最小限にするということは可能だと思いますので、これを一つの教訓といたしまして、被害が少なくなるように、減災できるようにしっかりと対応してまいろうと思っております。
 住民の被災者の皆さんからも、何人かの方からお声をかけていただきました。まだまだ元の生活には戻れないというお言葉がありました。復興に向けて、栗原市と、また国としっかり協議しながら全力で取り組んでまいりたいと思います。

◆Q
 1年たって、復興に向けて、今、何が課題で、それに対して県としてどう取り組んでいくのか、国への働きかけ等について認識を聞かせてほしい。

■村井知事
 やはり最大の課題は、まだご自宅に戻れない方がおられるということです。最低限、元の生活にまだ戻っていないということでありますので、それが一つ目(です)。
 二つ目は、なりわいとしていた農業、それから養殖業、こういったようなものがまだ軌道に乗っていないという問題だと思います。
 県の対応でございますが、日常生活に戻るためには、まず道路整備も含めて、インフラ(社会基盤)をきっちり元に戻さなければなりません。また、危険個所、のり面を直すというような問題もございますが、限られた財源ですので、すべてというわけにはいきませんが、栗原市と相談しながらしっかりとお手伝いをしていきたいと思っております。
 基本的にイニシアチブ(主導権)は、栗原市が持っていると思っておりますので、栗原市の要望に応じて県としてやれることを、役割分担をしながらしっかりとやっていきたいと考えております。その中で、国にお願いしなければならない問題も、まだこれから出てくると思いますので、国土交通省や農林水産省を中心に積極的にお願いをしてまいろうと思います。

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鳩山総務大臣の辞任について

◆Q
 先週末、鳩山総務大臣が辞任した。原因は日本郵政の社長人事問題で、閣内で意見が異なってしまったようだが、どのように見るか。

■村井知事
 鳩山さんのご自身の判断、意思でございますので、わたしとして特にコメントするところはございません。

◆Q
 総選挙に与える影響についてはいかがか。

■村井知事
 この土曜日(6月13日)、日曜日(6月14日)に各社がされた世論調査の結果を見ると、やはり影響は出ているようであります。ということは、もう間もなく総選挙は必ず行わなければいけませんので、つまり総選挙にも影響は出てくるものと思います。

◆Q
 内閣で3人目の辞任ということだが、どのような感想か。

■村井知事
 「わたしならば」というのはありますけれども、大臣はそれぞれの省庁のトップでありますけれども、総理大臣に任命をされたわけです。従って、わたしならば最後まで総理大臣を支えるためにはどうすれば良いのかと、どうすることが総理大臣を支えることになるのかということで、自分の信念よりも、自分を選んでくれた責任者(である)総理大臣を支えることを優先すると思います。「わたしならば」ですね。ただ、だからその3人の方が間違っているということはありません。それはそれぞれのお考えで、一人一人政治家で、立派な政治家ですので、その判断は間違っているとは思いませんけれども、少なくとも、わたしならば、そういう行動は取らなかったろうなと思います。

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エコカー市場の拡大について

◆Q
 エコカー市場が非常に拡大している中、間もなく三菱自動車でも電気自動車を事業者向けに発売する。この発売による今後の市場への影響、見通しはどのように考えるか。

■村井知事
 これも全く予測がつきませんが、何のイベントのときだったか、マスコミの方も取材に来ていただきましたけれども、実は、富士重工業と三菱自動車の電気自動車が県庁に来まして、わたしは試乗できなかったのですが、出発するのを見送りいたしました。非常に静かで、大変不思議だったのは、ガスが出る排気管がついてないんですよね。それが本当に究極のエコカーと言える(ものだ)と思います。充電する場所がなかなか限られておりますので、すぐには広がらないかもしれませんけれども、長い年月を考えますと、間違いなく電気自動車が自動車市場の主流を占めるようになるのではないかとわたしは思いますし、そうあってほしいと思いますね。ただ、克服しなければいけない問題もまだまだあるようですけれども。そう考えると、自動車市場はやはりまだ無限と言っていいんじゃないですかね。

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