◆Q
伊藤副知事がロシアから戻ってこられたが、成果はどうか。
■村井知事
(今朝は)庁議等がありまして、あまり時間がございませんでしたので、簡単な報告しか受けておりませんが、
一言で言うと、非常に大きな成果があったようです。
特に、地域間交流のモデルということで、ロシア側は受け止めていただいているようです。
宮城県というものの存在を大きくとらえていただいたということで、意義のある派遣であったと思います。
こちらの方に伊藤副知事とシャンツェフ(ニジェゴロド州)知事がサインをした共同宣言書がございます。
シャンツェフ知事が宮城県にお越しになった際に、覚書を交わしました。
それがもう間もなく切れるということで、失効してしまうと、また新たにということになりますので、
失効してからも引き続き協力関係を結ぶという共同宣言書を結んできたということです。
来年、できれば、知事選挙が終わった後の新しい知事が、ロシアを訪問して、
また新たな協定書にサインをするということになろうかと思います。
(注)知事の発言において、「新たな宣言書」を「新たな協定書」に訂正しています。
ニジェゴロド州とモスクワ市、サンクトペテルブルク市を訪問いたしまして、
ニジェゴロドとモスクワでは、宮城セミナーを開催いたしました。
また、国際産業フォーラムといったようなものも開催いたしました。
どこで行ったセミナー、フォーラムも大変な盛況でした。
企業等も視察させていただいたということで、この成果は次に必ずつながるものだと思っております。
◆Q
今後の展開は、どのように具体的な成果として落とし込んでいくつもりか。
■村井知事
あちらの要望もあるのですけれども、まず大きな目標を定めて、そして具体的に一つ一つやることは、
地に足が着いたような形で一歩一歩積み上げていくということになっております。
従って、このようなやや大仰(おおぎょう)な共同宣言書を結びましたけれども、
やることは一歩一歩着実にやっていきたいと思っております。今回、産業フォーラムや、セミナーをやりました。
また、宮城県のいろいろな企業と、あちらの企業との交流なども行いまして、
宮城県の企業に非常に関心を持ってくださった部分もございますので、
そういったようなものを一つ一つ向こうの産業とつなげていければと思っております。
◆Q
次の仙台市長に求める市長像、こういう方になってほしいというのがあれば教えてほしい。
■村井知事
仙台市は東北唯一の政令指定都市です。大変大きな力がございます。仙台市の発展なくして宮城県の発展はありません。
わたしの目指しております「富県宮城」に呼応した政策をとっていただけるような方が市長になっていただければ、
わたしとしても、タイアップして仕事がしやすくなると思います。
◆Q
国会議員の秋葉氏が出馬要請を受けているようだが、そのことについての考えと、
出馬した場合、知事は応援するかどうか伺いたい。
■村井知事
秋葉氏に限らず、わたしは、選挙というのは有権者の方の選択肢が多い方が良いと考えていますので、
そういう意味では、一人でも多くの方が出馬をなさるべきだと思います。
秋葉氏が市長選挙にチャレンジするということであれば、大いに結構なことだと思います。
まだご本人はそういう意思表示はされていないと思いますので、それをしっかりと見守ってまいりたいと思います。
わたしが誰を応援するのかということについては、候補者が出そろってから、よく考えて行動したいと思います。
◆Q
政府が新型インフルエンザへの対応の見直しを発表したが、これを受けて県の体制や新たに取り組むべきものはあるか。
■村井知事
特にございません。宮城県はまだ患者が出ておりません。
仮に患者が出ましても、すぐに何百人というオーダーにはならないと思います。
従って、政府が示した発生初期地域ということになろうかと思いますので、
今までも発生初期地域と同じ対応準備をしておりましたから、特に政府の方針が変わったからといって、
準備しているものに変わりはございません。
◆Q
マグロ漁船減船に関して、支援の内容などが決まっていたら伺いたい。
■村井知事
今、6月議会の最後の詰めをやっておりまして、近々大枠が決定すると思います。
まだ、細部の報告を受けておりませんが、わたしが方針として示していますのは、
国から新たに交付金が出て、その中で水産業の底上げになるような施策をしっかり対応してほしいということです。
それと、減船に協力してくださった方たちに対して、3分の1全額とまではいかなくても、
少しでも県の誠意が示せるような形がとれないのか検討してほしい、という二つの指示を出しております。
近々、それについて、(農林水産)部でまとめたものが、わたしのところに上がってくると思います。
◆Q
減船に関しては、先日も、国が責任を持って残り3分の1も面倒を見るべきだという申し入れをしているが、
その後、国の対応はどのように変わってきているのか。
■村井知事
変化は何もございません。
◆Q
では、やはり残り3分の1は何らかの形で地元が持つべきだという方向に県は流れてきているということか。
■村井知事
いや、地元でというよりも国が全部面倒を見るべきですが、見られない以上は、
やはりその分については、基本的には漁船をお持ちの事業者の方たちの負担にならざるを得ないだろうと思います。
ただ、それをすべてそちらにお願いするというのではなくて、
多少なりとも県として気持ちをあらわすことができれば、ということで検討しているということです。
◆Q
このまま交付金を使うことになった場合、船主に対しての費用となるのか、
もっと末端の組織の方々にも行き届くような予算の組み方をするのか。
■村井知事
先ほども言いましたように、一番肝心なのは、マグロ漁船減船に協力をした方だけに光が当たるのではなくて、
何といいましても衰退の一途をたどっている水産業の底上げをしていくことです。
少しでも活性化させていく、一隻でも多くの漁船が宮城県の港を使ってくれるようなことを考えていく、
ということにあろうかと思いますので、そこにお金を使っていくことが県民の理解を得られることだと、
わたしは考えているということです。そこは何よりもプライオリティー(優先順位)が高いということです。
従って、質問にお答えするとすれば、要は隅々まで効果が行き渡るような形をとりたいということです。
◆Q
クリーンエネルギーカーへの県の助成だが、今日(5月25日)から仮受け付けということで、
助成の追加の規模について、その後どのようになっているか。
■村井知事
先週の金曜日(5月22日)までの申請受付件数が2,972件になりました。
3千件には至っておりませんが、ほぼ3千件に達したということで、
恐らく土曜日(5月23日)、日曜日(5月24日)分を合わせますと、3千件を超えているだろうと思われます。
当初、3千件を超えると、抽選ということにしておりましたけれども、
抽選を行いますと、県民の皆さまや自動車販売店の皆さまに大変ご心配をおかけし、混乱を招くことが予想されますので、
いったん金曜日(5月22日)の時点、2,972件で受け付けは終了させていただいたということにしております。
なお、先週の記者会見(5月19日)でお話ししましたとおり、6月補正予算が成立した際に有効になるという条件付きで、
本日(5月25日)の受け付け分から仮受け付け分として、受け付け事務は継続させていただこうと思っています。
ただ、この前の土曜日、日曜日で、どれくらいの台数が上がってくるのかということを見てみないと、
いくらぐらい予算を計上すればいいのかということを見積もることができません。
従って、これについては、少しお時間をいただきたいということについてはまだ変わっておりません。
◆Q
先週、飲酒運転根絶県民大会で、根絶宣言にむすび丸が登場する場面があり、3人が飲酒運転車両の犠牲になって、
根絶に取り組むという大会の趣旨から、むすび丸が出てきたことに違和感を覚えるという声もあるが、知事はどう考えるか。
■村井知事
逆にわたしのところには、(むすび丸が)宮城県のキャラクターで、宮城県を代表するものの一つでありますので、
そういったものが飲酒運転の根絶をアピールしたということで、
その重要性を広く県民の方たちに理解していただくことにつながったのではないか、という声も届いております。
そういう声があったということが事実であるとするならば、今後についてはよく考えてまいりたいと思います。
◆Q
遺族感情を考えると、キャラクターを使って盛り上げることがふさわしいかという問題もあると思うが、
来年度以降は改めていくことも考えられるか。
■村井知事
そうですね。特に、ご遺族の方の感情、被害を受けられた方たちの感情というのを最優先しなければならないと思います。
わたしのところで、今日(5月25日)、そういう声を初めて聞いたんですけれども、
そういう声がもしあるとするならば、こういう問題について、今後の対応を慎重にしてまいらなければならないと思います。
決して茶化すようなつもりはありませんでしたので、その点についてはご理解いただきたいと思います。
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