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宮城県知事記者会見(平成21年3月30日)

【発表項目】仙台・宮城伊達な旅キャンペーンポスターについて

■村井知事
 おはようございます。それでは早速、5つ私から報告いたします。
 まず、私の後ろに張ってありますこのポスターについてであります。昨年開催されました仙台・宮城デスティネーションキャンペーンでの成果や取り組みを継続すべく、今年と来年の2年間、「仙台・宮城【伊達な旅】キャンペーン」を10月から12月に開催いたします。引き続きJRさんをはじめ地元関係者の皆さまと一体となって取り組んでまいりますが、キャンペーンの告知を兼ねて宮城の四季を紹介するポスターを作成いたしました。

 このポスターはキャンペーン開催前まで季節ごとに皆さまに宮城の魅力をご紹介いたしますが、今回は白石城を華やかに彩る桜の風景でございます。きれいですよね。4月中旬から下旬にかけて県内各地で咲き誇る桜を見に、皆さまにお出かけになっていただければと思います。

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【発表項目】岩隈久志投手の県民栄誉賞による顕彰について

配布資料(PDFファイル,13KB)

■村井知事
 次に、2点目でございます。3月5日から開催されましたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)において、日本チームが見事2連覇を達成いたしました。東北楽天ゴールデンイーグルスの岩隈久志投手は、先発3本柱のお一人として4試合に登板し、防御率1.35の成績を収め、日本チームの2連覇に大きく貢献し、世界のベストナインにも選出されました。岩隈投手の大活躍は宮城県民に大きな喜びと感動を与えました。その功績をたたえ、県民栄誉賞を授与することといたしましたので、皆さまにご報告いたします。詳しくは皆さまのお手元に資料がございます。昨年、沢村賞も含めまして投手部門の賞を総なめにしたということもございます。

◆Q
 県民栄誉賞の表彰式はいつを予定しているのか。

■村井知事
 まだ分かりません。とりあえず基準に合っているのかということを確認をして、そして岩隈さんにご意思を確認して、オーケーという返事をいただいたというところです。間もなくプロ野球が開幕しますので、なるべく岩隈さんにご迷惑をおかけしないような形でお渡ししたいと思います。

◆Q
 表彰の理由について、(発表資料に)書いてあるが、知事から活躍を見た感想なども含めて伺いたい。

■村井知事
 私もテレビを見られる時間帯はテレビにかじりついて(WBCの)応援をしておりました。本当に国民がこぞって応援しておりまして、この大変な不景気のときに、国民、宮城県民の皆さまに夢を、そして、大変な喜びを与えていただきました。その中核におられたのが岩隈投手でありました。最優秀選手賞を受賞された松坂投手が「岩隈投手に申し訳ない」というようなコメントをされました。松坂投手も大変素晴らしかったのですが、岩隈投手が最優秀選手に選ばれてもおかしくないような結果であったと私は思っております。また、先ほど言いましたように、昨年、沢村賞をはじめ投手部門の賞を総なめにされました。そういった実績も踏まえまして、国民、県民の誇りとなるご活躍をされたと、高く評価をしてよいのではないかと私は思います。

◆Q
 間もなくペナントレースが始まるが、今年、岩隈投手に期待することをあらためて伺いたい。

■村井知事
 楽天が上位3チームに残るためには、やはり岩隈投手の活躍なしには考えられないと思います。昨年同様の活躍をぜひしていただきたいと思います。

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【発表項目】宮城県消費生活センターの移転について

配布資料(PDFファイル,11KB)

■村井知事
 次に、3点目でございます。宮城県消費生活センターについてであります。以前、(宮城県)婦人会館にございまして、非常に分かりづらい場所にあるということでしたので、県庁に移すように今まで鋭意進めておりましたけれども、いよいよ本日から県庁で業務をスタートいたしました。県庁1階の正面玄関入って左側の旧県民の室に移転いたしました。(相談受付時間は)平日は午前9時から午後5時まで、土曜日・日曜日は午前9時から午後4時までです。今までは平日午後4時まででしたけれども、4月から5時までに延長いたしました。ただし、祝日と年末年始はお休みとさせていただきます。電話相談も受け付けておりまして、電話番号は022-261-5161です。

 新しい場所に移ったことをご存じない方が多いので、ぜひともマスコミの皆さんにはPRをよろしくお願い申し上げたいと思います。できれば取材にも行っていただくと大変ありがたいと思いますので、ぜひよろしくお願い申し上げます。

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【発表項目】県立都市公園加瀬沼公園ネーミングライツスポンサーの決定について

配布資料(PDFファイル,20KB)

■村井知事
 次に、4点目でございます。去る2月5日から募集しておりました県立都市公園のネーミングライツについてであります。加瀬沼公園のネーミングライツスポンサーが決定いたしまして、ネーミングライツ契約を3月27日に締結いたしましたので、お知らせいたします。ネーミングライツスポンサーは杜の都信用金庫様です。杜の都信用金庫様は、皆さまご存じのとおり仙台市に本店のある地元金融機関です。加瀬沼公園の名称は4月1日から「杜の都信用金庫『モリリン加瀬沼公園』」となります。また、略する場合は「モリリン加瀬沼公園」となりますので、よろしくお願い申し上げます。モリリンというのは杜の都信用金庫のマスコットキャラクターです。契約金額は消費税抜きで1年当たり35万円、契約期間は平成21年4月1日より平成27年3月31日の6年間となりました。新たな公園名称の使用実施時期は4月1日からの予定としておりますが、これから公園名の看板の製作等に着手いたしますので、看板の掲示については時期が遅れる可能性がございます。

 県といたしましては、ネーミングライツ実施による公園名称変更について幅広く周知を図ってまいりたいと考えておりますので、マスコミの皆さまにも「杜の都信用金庫『モリリン加瀬沼公園』」または「モリリン加瀬沼公園」の名称をご使用いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

 なお、仙台港多賀城地区緩衝緑地、矢本海浜緑地および岩沼海浜緑地のネーミングライツ募集については、4月1日から当分の間、随時受け付けをしておりますので、告知をよろしくお願い申し上げます。

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【発表項目】宮城県総合運動公園総合体育館ネーミングライツスポンサーの決定について

配布資料(PDFファイル,12KB)

■村井知事
 最後に、総合運動公園の総合体育館のネーミングライツスポンサーの決定についてであります。2月2日から募集しておりました宮城県総合運動公園総合体育館のネーミングライツスポンサーが決定いたしましたので、お知らせいたします。ネーミングライツスポンサーはセキスイハイム東北株式会社様です。セキスイハイム東北株式会社様は、住宅建築業の会社で、本社が仙台市の企業です。施設の名称は7月1日から「セキスイハイムスーパーアリーナ」となりますので、よろしくお願い申し上げます。契約期間は来月(平成21年)4月1日から平成24年3月31日までの3年間、ネーミングライツ料は1年当たり1千万円です。

 今回の募集に当たっては、期間、金額について提案型としたところ、セキスイハイム東北株式会社様からご応募をいただきました。契約締結後、名称デザインの作成、施設名称看板の製作および設置、道路標識の変更等を行った上で、7月1日から新名称の導入となります。スポンサー企業様には、厳しい経済情勢の中、総合体育館のネーミングライツスポンサーとなっていただいたことに心から感謝を申し上げたいと思います。

 県といたしましては、ネーミングライツ実施による施設名称変更について広く周知を図ってまいりたいと考えておりますので、マスコミの皆さまも「セキスイハイムスーパーアリーナ」の名称をご使用いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

 なお、4月1日から6月30日までの間は「総合体育館」という名称になります。ちょっと混乱いたしますが、6月30日までは「総合体育館」、それ以降は7月に入りましたら名称が「セキスイハイムスーパーアリーナ」になりますので、どうかよろしくお願い申し上げます。以上です。

◆Q
 ネーミングライツスポンサーのセキスイハイム東北について、厳しい経済情勢の中、心から感謝しているという話があった。それでも、昨年度、一昨年度に比べて(ネーミングライツ料は)半減ということで、県財政に対するプラスは大変少なくなる。その点を踏まえてあらためて金額について伺いたい。

■村井知事
 今回は提案型ということで、いろいろな提案を広く募集いたしましたけれども、結果的にはセキスイハイム東北株式会社様のみご応募をいただいたということであります。金額としては今年度と比べると半額になったということでありますが、非常に住宅着工件数も減っている中でネーミングライツとしてご応募いただいたということについては、私は大変ありがたいと思っておりまして、厳正な広告審査会を開いた上で、企業としても大変高い評価を得まして今回決定したわけであります。3年ということではなくて、ぜひもっともっと長く続けていただきたいと思います。

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民主党小沢代表の代表続投と千葉県知事選への影響について

◆Q
 西松建設の違法献金について、民主党小沢代表の公設秘書が先週火曜日24日に起訴され、これを受けて小沢氏が代表の続投を表明した。その一方で、各紙の世論調査では党の代表を辞任すべきという声が6割程度に達しており、党内でも辞任論が根強いことについて所感を伺いたい。
 また、関連して、昨日(3月29日)の千葉県知事選で民主党の推薦候補が自民党の一部の支援を受けた森田健作氏に大差で敗れた。小沢氏続投表明後の初の大型選挙だったが、小沢氏の問題が影響しているという指摘もある。これについていかが考えるか。

■村井知事
 まず、小沢代表の公設第1秘書が起訴されたということであります。これ(党の代表)は民主党内で決めることでありまして、小沢代表のおっしゃることがそのまま事実だとするならば、特に辞任される必要もないのではないかと思います。ただ、世論の動きというのも大変重要でございますので、やはり国民の皆さん、県民の皆さんの考え方というものも参考にされて、今後の党運営を考えていかれればよろしいのではないかと思います。

 千葉県知事選挙で、森田健作さんが当選されました。心からお祝いを申し上げたいと思います。今回の知事選挙は、自民党、与党側も森田さん一本になったわけでも決してありませんし、森田さんご自身が非常に知名度のある方でありますので、今回は小沢代表のことだけで森田さんが圧勝したと考えるのも行き過ぎではないかと思っております。一部影響があったかもしれませんけれども、それだけで小沢代表をすべてノーと言ったということにするのは行き過ぎではないかと思います。

◆Q
 小沢代表は何度か会見で説明をしているが、説明責任をこれで果たしたと感じるか。

■村井知事
 新しい事実が出てこなければ、もうこれ以上説明のしようがないのではないかとは思います。また新しい事実が出てくれば、それはまた説明をする必要が出てくるかとは思いますけれども。

◆Q
 では、現時点では説明責任は十分果たしたと考えるか。

■村井知事
 そうですね。いったん起訴されたわけですから、その(小沢代表の)秘書がどういう証言をされるのか、それを受けてまた状況は変わってくる可能性はあると思います。

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北朝鮮のミサイル問題について

◆Q
 北朝鮮が来月4日から8日にかけて、「衛星」を打ち上げると宣告している。それに対して日本は、日本に落ちてくるようなことがあれば迎撃すると表明している。それに伴って、昨日から自衛隊のPAC3(地対空誘導弾パトリオット)を含め、宮城県を経由して岩手あるいは秋田に配備されるということで、既に宮城の港に入ってきていると聞いている。宮城を経由するということで、この件に関して国から報告あるいは連絡を受けていることがあれば教えてほしい。

■村井知事
 何も受けておりません。防衛省の方に確認を取りましたけれども、宮城県に細かいことを申し上げることはできませんという回答がありました。PAC3を載せた船が宮城県に入ってきているという情報もありません。ただ、本日の朝9時の段階で第一有明丸という貨物船が宮城県の仙台港に入ってくるという入出港届が、第一有明丸の代理店の方から上がってまいりました。何を載せているのかというと、車両機材等ということになっておりまして、その中にPAC3が含まれているかどうかというのは承知しておりません。マスコミの報道で清水港を出発した第一有明丸にPAC3が載っているという報道がありましたので、推測すると、恐らくこの車両機材等の中にそういったものも含まれているのではないかと思いますが、私どもに出ている届け出を見る限りにおいては、それ以上のことは何も分からないということであります。

◆Q
 これだけの機材が宮城県内を経由する可能性が非常に高い中で、県の危機管理として、こういうことが国からきちんと連絡されないことに関してはどのように考えるか。

■村井知事
 これは国の安全保障にかかわる問題でありますので、やはり国家が情報を統制することはある程度やむを得ないと思います。今回の場合は、具体的に配備するという問題ではなくて、それが事実だとすると港を使って物を運ぶということだけでありますので、私はそれで十分だと思います。

◆Q
 今もう既に移動中だが、今後、県内の高速道路等を経由すると思われる。トラブル等の心配、あるいは県として何か対策をしていくものがあれば教えてほしい。

■村井知事
 全く情報がありませんので、何の対応もしておりません。

◆Q
 自衛隊の特殊車両が通過するのであれば、例えば県道あるいは一部国道を管理している県にもそのような届がたぶん出ると思うが、そういったものは防衛省から届いていないのか。

■村井知事
 航空自衛隊の高射教導隊から特殊車両通行通知書というものが届いております。ただ、これは3月26日から4月30日の間、特殊車両が通過しますよといったような内容でありまして、これがそれ(PAC3)に該当するかどうかは分かりません。

◆Q
 それは、例えば区間や使う道路等が明記されているものなのか。

■村井知事
 概略は書いてあります。これはあくまでも通知書でございまして、私どもの方に許可をもらうようなものではなく、通りますよという連絡が入っているということぐらいです。ただ、この通知書がそれ(PAC3)に該当するかどうかというのも分からないということです。

◆Q
 そもそも今回、北朝鮮はあくまでも衛星だと言っているが、それも含めて日本の上空を他国の飛翔体が飛ぶという事実についてどのように思うか。

■村井知事
 いかなる理由であれ、やはり国民の皆さまが不安に思うことは間違いございませんし、ましてああいった閉鎖的な国でありますので、甚だ遺憾だと言わざるを得ません。

◆Q
 一部の北朝鮮の報道によると、日本が今回の危機管理に備えてこうして対応を取っていることについて、明らかな戦闘行動だと、まるで日本が戦争を仕掛けてくるかのような報道がなされているように聞いているが、特に、先ほどの「閉鎖的な国」であるばかりか、事もあろうかミサイルを発射しておきながら、それに備える日本に対して戦闘行動だというような過激な論調で国威を盛り上げている国に対する知事の評価をあらためて聞きたい。

■村井知事
 決して戦闘行動ではなく、日本への脅威を感じるので、それを専守防衛の立場から迎撃する態勢を整えているということでございまして、決して北朝鮮に向けて日本のミサイルを発射する準備を進めているわけではないということで、(北朝鮮が)おっしゃっていることが的を射ていないのは当たり前のことだと思います。いたずらにそのような発言をされるのは、やはりよろしくないのではないかと思います。

◆Q
 石原東京都知事が北朝鮮のミサイルについて「間近に落ちれば緊張感が出ていいのではないか」という発言をした。それについてどう思うか。

■村井知事
 今回もしミサイルが落ちるとするならば、落ちる可能性の高い場所として東北、特に秋田、岩手といったところが推測されているわけであります。極論を言えば、岩手や秋田、東北にミサイルが落ちればいいというようにも解釈できる発言でありまして、私は不適切な発言だと思います。恐らく石原都知事がおっしゃった趣旨はそうではなくて、やはり危機感を持って対応するためには国民がある程度、目を覚まさなければいけないので、その動機づけになるのではないかというような意味でおっしゃったのだと思いますけれども、脅威を感じている立場の者としてはそういった表現はするべきではないのではないかと思います。

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平成19年度の県内総生産速報値について

◆Q
 今日(3月30日)、平成19年度の県内総生産の値が出た。それによると実質でも名目でも5年ぶりのマイナス成長ということだが、平成28年度までに県内総生産10兆円という「富県宮城」の目標についてどのような影響を与えそうか、あるいは達成の見通しを伺いたい。

■村井知事
 この平成19年度の速報は、予想されていたとはいえ、やはりマイナス成長になりましてショックを受けました。理由は、分析しますと特に第二次産業の落ち込みが激しいということであります。資材高、それから原油高もありました。同時に耐震偽装の問題等がございまして、建設業で造りたくても建物が造れなかったという時期も重なったということで、第二次産業が大きくマイナスになってしまったということであります。平成20年度はさらに厳しい結果になると思っておりまして、このままの状況が続くようでしたら、到底、平成28年度に目標達成するのは難しいと思います。ただ、まだ時間が8年程度ありますので、私といたしましては、見直しはもう少ししてからでいいのではないかと考えておりまして、まずは目標に向けて全力で臨んでまいりたいと思っております。

 景気というのは、宮城県だけの問題ではなくて、グローバル化されている経済・社会の中で世界の景気動向に大きく左右されますので、宮城県のできることというのは限られておりますけれども、そうした中においても、目標を設定している以上は目標に向かって全力で努力してまいりたいと思います。

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直轄事業負担金のあり方について

◆Q
 国土交通省の全国の河川国道事務所で改修費の一部を直轄負担金の名目で関係自治体に請求していた事実が各所で明らかになっている。先般の報道では、仙台河川国道事務所で関係自治体に1億8,200万円を請求していたことが判明した。直轄負担金のあり方も含めて、このことについてどのように考えるか聞かせてほしい。

■村井知事
 直轄事業負担金は、宮城県と政令指定都市であります仙台市が負担しております。庁舎管理や光熱費、点検費等の営繕費につきましても事業費案分で請求されるということになっておりまして、一定程度はそういう約束でやっておりますので、やむを得ないものと思います。ただ、具体的な内容や金額の詳細については、承知しておりませんでした。県も大変財政が厳しい折でございますので、この辺につきましては今後しっかりと協議をして、負担を少しでも軽くできるようにしてまいりたいと思います。

 なお、直轄事業負担金を今後どうするのかということについては、どの都道府県も市町村も自治体は同じですけれども、今そういったお金を拠出できるような財政状況ではなくなってきておりますので、できればなくしてほしいと考えております。これについては次の問題として、知事会等を通じて、今、協議をしておりますけれども、できればなくしていただけることができるのかどうか、知事会を通じてしっかりとわれわれの意思を国の方にお伝えしてまいりたいと考えております。

◆Q
 今言った光熱費の果てに至るまで県が負担するべきものなのかどうかということについては、率直にどのように感想を持つか。

■村井知事
 国の事業といえども、宮城県に造る道路や港湾や橋やあるいはダムといった公共事業に係るようなものでありまして、事務所がなければそういった施設ができないわけでございますから、そういう解釈をすれば、今までは、一定程度の応分の負担があってもよかったのではないかとは思います。

◆Q
 例えば北部地方振興事務所や東部土木事務所などの県の出先機関が改修するときに、地元の市町村に改修費の負担を求めることはあるか。

■村井知事
 ないでしょうね。それはないと思います。

◆Q
 しかし、今の論理から言えば、石巻の事業だからとか気仙沼の事業だから地元の負担があってしかるべきというように聞こえるが。

■村井知事
 私が言いたいことは、今までそういうルールでやってきたということです。お互いそれを承知の上で、私たちは国に行って陳情して要望して、そういう条件でいいですから、ぜひ道路を造ってください、港湾を造ってください、港を整備してくださいというお願いをしてきたわけですので、ここに来て急に手のひらを返したように、今までそういうルールで、お互いの納得ずくでやってきたものまで否定してしまうというのは、国に対して失礼な姿勢ではないかと私は思っております。従って、今までの分については、そういうルールでやってきた以上、それは納得しておりましたと答えるべきだと思っています。

 ただ、今後のことにつきましては、ご案内のとおりどの都道府県も市町村も大変厳しい財政状況になっておりますので、それぞれの財政負担を軽くするように国にご検討いただくということは大変ありがたいことだと思っておりまして、これはそうすべきだろうなと私も考えております。

◆Q
 直轄負担金の問題で橋下大阪府知事が「請求の仕方がぼったくりバーだ」とか「国の奴隷になっている」というような非常に過激な発言をしているが、橋下知事が言っていることについてどのように考えるか。

■村井知事
 お気持ちはよく分かりますけれども、表現としてはちょっと行き過ぎではないかと思います。国も一生懸命努力して、限られた財源の中で仕事をやっているわけでありますし、先ほども言ったように、地方がそういう条件でもいいからやってほしいという要求を出して、それに呼応するような形でいろいろな事業をしてくれているわけですから、それを今になって過去を振り返って批判する、非難するというのは、少し行き過ぎではないかと私は思います。

◆Q
 橋下知事が積極的に地方から声を上げようということで積極的に行動を起こしている。全国の知事、市町村はおとなし過ぎるのではないか、もっと共同体を作って国に対して声を上げていくべきではないかということを言っているが、村井知事はどのように考えるか。

■村井知事
 おっしゃるとおりだと思います。橋下知事のあの発言について、今ちょっと批判的なことを言いましたけれども、あそこまで言わなかったら(国は)動かなかったでしょう。そういう意味では橋下知事の情報発信力というのは素晴らしいものがあると思いますし、そういう面では、あの行動力は高く評価していいと思います。共同してもっと声を上げていくべきだというのは、そのとおりであります。知事会でもそういうプロジェクトチームを作って動き出しまして、国も活性化交付金でしたか、何らかの対策を取ろうというようなことまで考えてくれるようになってまいりました。これは、橋下知事の功績として私は非常に評価できる部分であろうかと思います。

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介護休暇制度について

◆Q
 先週(3月27日)、職員の懲戒処分で、家族の介護のために昼休みに一時帰宅し、結果的に午後の始業時間に遅れて欠勤が生じて戒告処分を受けた職員の発表があった。県の介護休暇制度上、勤務途中で一時帰宅ということは、現在は適用できないようだが、その職員はそういうことで2回続けて戒告処分を受けており、そういうケースは社会的にも多くなると思う。県も何らかのモデルを示さなければならないと思うが、そういった介護休暇についての方向性はいかがか。

■村井知事
 状況を最大限考慮いたしまして、最も軽い戒告処分にとどめました。しかし、決められたルールを守らなかったということに対しては、やはり本人も反省していただきたいと思います。

 今回、本人の事情も勘案いたしまして勤務場所等も変えました。そういうようなことをしながら、できる限り仕事とそういった介護、家庭事情というものが両立できるように考えてまいりたいと思います。

◆Q
 介護休暇制度そのものの今後の検討についてはいかがか。

■村井知事
 介護休暇制度。ちょっと分からないです。

■人事課
 介護休暇の制度については、人事委員会規則に定められておりまして、現在、人事委員会に制度の検討をお願いしているところです。

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選抜高校野球での利府高校の快進撃について

◆Q
 選抜高校野球で利府高校がベスト8に進み、このまま順調に行けば決勝もあり得るかと思う。仮に決勝に行った場合、知事は応援に行くのか。
 もう1点、寄附金集めにかなり苦労しているようだ。県からは寄附はできないと思うが、その辺の支援やバックアップ体制の考えがあれば聞かせてほしい。

■村井知事
 非常に素晴らしい成績を残して快進撃を続けておられまして、私も本当にうれしく思います。次回、強豪の早稲田実業と戦いますので、早稲田実業に勝ったらその時点でちょっと予定なども見てみたいと思います。

 お金につきましては、まだ何のご相談も受けておりませんので、何らかの相談がありましたら、その時点で考えたいと思います。ただ、県の税金を使ってというのは無理だと思います。

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