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ページの先頭へジャンプここから本文です平成21年3月10日作成 / 広報課

宮城県知事記者会見(平成21年3月9日)

国会議員候補者と村井知事との政党の政治活動用ポスターについて

◆Q
 衆議院議員の残り任期が半年を切ったということで、政治家のワンショットのポスターが今日までしか張れなくなり、明日以降はツーショットのポスターが街に出てくると思われるが、その中に村井知事とツーショットのポスターを予定している候補者が既にたくさんいる。村井知事の写真が使われることになった経緯と、そういう申し出を受けた際の判断材料あるいは判断基準を伺う。

■村井知事
 まず経緯ですが、自民党宮城県連から文書で要請が参りました。私の後援会の幹部と話をいたしまして、協力した方がいいのではないかということになったということです。判断材料は、私が、また、宮城県がお世話になっているかどうかというところです。客観的な基準というものは特にありません。

◆Q
 もう既に写真あるいはポスターを見たか。

■村井知事
 (衆議院小選挙区宮城県)第2区内に張ってあるのは、車で走っていて昨日見ました。

◆Q
 感想はいかがか。

■村井知事
 県議会議員のときから今まで、ポスター掲示場に張られるポスターは作ったことがあります。でも、ああいった(今回のような)形で外に張ったポスターというのは初めてですので、少し恥ずかしいような感じがしました。

◆Q
 県議会などでも野党から、特定の政党に肩入れしたような言動はよろしくないとか、慎むようにという発言も出ているが、そういう中で政党ポスターの中に知事の顔が映り込むことをよしと判断した理由を伺う。

■村井知事
 ご案内のとおり、私は県議会議員のときには自民党でやってまいりました。先の知事選挙のときも私は無所属で出たのですが、自民党が推薦し、全力で応援してくれました。また、知事になりましてからもいろいろ困難な状況に直面しましたが、自民党また公明党の議員の皆さんがいろいろサポートしてくれました。もちろん民主党の国会議員の皆さんもサポートしてくれましたけれども、(自民党と公明党は)与党という立場にいたわけですので、与党議員としていろいろな形で政府に働きかけをしてくれたということがありました。そういうお世話になった方から、今一番苦しいときなので、何とか助けてほしいというお話がございましたので、こういったときに手を差し伸べる、協力するということは大切ではないかと考えたということです。

 北海道でも高橋知事が同じように、恐らく自民党だけだと思いますが、候補者と一緒にポスターに写っておられるという情報も入りました。また、前の浅野知事も、私が自民党(宮城県連)の幹事長をやっているときに、民主党の国会議員のマイクを持ったこともありましたが、自民党の国会議員の候補者のマイクは持たなかったということで、そういう意味では前知事も特定の政党に肩入れされたこともありました。そういったことを総合的に勘案すると、私がそのような形で協力するということも一政治家としては許されることではないかと考えたということです。

◆Q
 知事自身はまだ表明していないが、11月に知事選で再選を目指すとするなら、(任期満了の場合の)衆議院選挙が9月で非常に長い期間ポスターが張り出されることになる。次の戦いにも有利に働くという思惑がどこかに少しはなかったか。

■村井知事
 全くありません。私はどちらかというと張ってほしくないです。それでなくともテレビや新聞で露出をしておりますので、私、個人的にはそういうふうに、あえて街中に張る必要はないと思っていました。個人的には張るつもりは全くありませんでした。ですから、私のためにということでは全くありません。

◆Q
 張ってほしくないという真意は何か。

■村井知事
 張ってほしくないというのは訂正した方がいいですね。張ってほしくないわけではなくて、張る必要がないと思っていたということです。訂正します。個人的には全く張る必要はないと思っていたと。先ほどのご質問では、張った方が有利に働くのではないかというご質問でしたので、そういうふうに答えましたけれども、私は別に張る必要はないと思っていたということです。

◆Q
 民主党県連から同じような要請があったとしたら受ける可能性はあるのか。

■村井知事
 それは仮定の話ですので、そういうお話があった時点で考えたいと思います。

◆Q
 自民党の代議士とのポスターだが、確か知事の選挙のことを考えると5月ぐらいまでしか張れないのではないか。

■村井知事
 それは大丈夫みたいですよ。選挙管理委員会によく確認してくださいというような話をしておりました。私、村井嘉浩の個人のポスターですと今の衆議院議員と同じ扱いになるのですけれども、これはあくまでも政党の政治活動用ポスターです。私の名前と顔を売るため、あるいは代議士・候補者の顔と名前を売るためのポスターではなくて、集会等の告知用のポスターという位置づけになっておりますので、法的には問題ないと思います。

◆Q
 衆議院選挙の候補予定者はどういうことを狙って、どういうことを目指して、知事とのツーショット写真を撮ったのか。また、それはどの程度効果があると考えるか。

■村井知事
 これは分かりません。ですから、私も、私をぜひ使ってくださいという意味ではなくて、ほかに適当な方がおられるのではないでしょうかと思いますが、私が最適だと思われたらどうぞ使っていただいて結構ですと答えましたので、どういう効果があるのかは私には分かりません。マイナスに働く場合もあろうかと思います。従って、それはそれぞれの候補者、陣営がよく考えた結果だと思います。自民党の候補者が全員、私を使うと決めたわけではないと伺っています。

◆Q
 自民党が(衆議院議員総選挙で)負けて今よりも議席を減らしたら、村井知事のイメージも傷つくのではないか。その辺のリスクはどう考えるか。

■村井知事
 当然ああいったようなものに出ることは、メリットもあればデメリットもあるわけです。それはすべて承知した上でゴーを出したということです。議会でも答弁しましたけれども、私は行政のトップであると同時に政治家でもあります。そういったリスクは常につきまとうものだと思っております。それは覚悟の上です。

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西松建設の献金問題について

◆Q
 西松建設の献金をめぐる問題で、民主党の小沢代表の第一秘書が逮捕される事件があったが、この経緯を見ての知事の所感を伺う。

■村井知事
 事実かどうか私には分かりませんけれども、報道されているのが事実とすれば大変残念に思います。いまだにそういうことをやっているのかなという感じはいたしました。

◆Q
 小沢代表は第一秘書の潔白を信じているということで、代表を辞任する考えはないと明言しているが、それについてはどう考えるか。

■村井知事
 それはご自身が考えることだと思います。1点の曇りもないということならば、辞める必要はないのではないでしょうか。

◆Q
 小沢代表流の土建屋さんを使った選挙手法について、知事が自民党県連幹事長時代に感じたことや恐ろしさを思ったことはあるか。

■村井知事
 私が幹事長になっているときは、もう宮城県の入札制度がドラスチック(抜本的)に変わった後でありましたので、自民党宮城県連と建設業との関係というのは以前のような形ではなくなった後でありました。従って、選挙についても、もちろんお手伝いはしていただいておりましたが、昔のようにすべてを建設業にお任せするというスタイルではなくなっておりましたので、そういう恐ろしさ、怖さというものを感じたことはないです。

◆Q
 小沢代表はそのとき敵方に回っていたわけだが、そういう感じはなかったか。

■村井知事
 小沢代表の場合は口でお願いするだけではなくて、具体的にかなり厳しい要求をされるというようなことはうわさで伝わっておりまして、隣の県でありますので、やはり自民党宮城県連の幹事長として選挙を仕切っていたときには、岩手県からかなりのプレッシャーがかかっているということは感じておりました。しかし、これは選挙ですので、当然のことだろうなと思いながらやっておりました。

◆Q
 今現在、宮城県発注の工事に西松建設や小沢代表の横やりが入ってゆがめられたという印象を持っている工事はあるか。

■村井知事
 ないです。あり得ないです。西松建設が受注した工事も平成16年以降4件ありますが、全くそういった圧力めいたものはありませんでした。

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定額給付金について

◆Q
 定額給付金の関連法案が衆議院で再可決された。県内の各自治体も支給できる体制に入ったが、このことについての所感と、知事自身の受け取る意思をあらためて伺う。

■村井知事
 これは景気浮揚策というものの一環であるということです。お金ですから、使い方によっていろいろな効果があろうかと思いますけれども、今回は国民に等しくお金を渡して税金をバックして使ってもらおうということでありまして、それはそれなりに一つのやり方だと思います。再可決されて私はよかったと思います。それぞれの市町村が準備を相当進めておりまして、もうここで止めるわけにはいきませんので、よかったと評価をしております。
 私は目的に合った使い方をぜひしたいと思っております。

◆Q
 いくつかの市町村でプレミアム付きの商品券をやろうとしているが、県として県内の消費につながるような策は具体的に持っているか。

■村井知事
 これはそれぞれの市町村がやっておりまして、県が音頭を取ってやるものではありませんが、そういった市町村や商店街等がやろうとしている事業に対して、PRを共にしていくといったことは協力できるのではないかと思っております。

◆Q
 支給の事務手続き等に一定程度のお金がかかるが、県としてどのぐらいの事業費がかかるのか。

■村井知事
 それも県としては特に、広報、PRをするお手伝いで、そのためだけの予算というのは特に取っておりません。

◆Q
 そんなにはかからないのか。

■村井知事
 かからないと思います。市町村の皆さんに一堂に会していただいて会議をしたりしてますので、多少は行っておりますけれども、それだけでして、今回予算で頭出しをしたというような事業はありません。

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岩手県知事の議会での行動について

◆Q
 先日、岩手県の達増知事が議会の中で医療施設の無床化問題をめぐって土下座をしたが、どのように受け止めたか。

■村井知事
 非常に私も関心を持って見ておりました。特に岩手県は県立病院が非常に多いという問題がありまして、宮城県よりも医師不足が深刻であろうと思っておりましたので、私は隣の県で見ていて無責任と言われるかもしれませんけれども、無床化は必要なことで、ある程度集約化することはやむを得ないと見ておりました。いろいろな県民のご意見を聞いて、岩手県議会の議員の皆さんも決断されたのだと思うのですけれども、達増知事も議会の考え方を尊重しなければならないと思いつつも、やはりこれはやむにやまれずどうしてもとどめることができない施策だということで、(患者送迎用)バスの購入費の予算を認めてほしいということでああいう行動に出られたのだと思います。私には非常に達増知事の熱い思いが伝わってまいりました。すごいと思いました。

◆Q
 何かがあったとき、自分の選挙以外でああいう行動はできるか。

■村井知事
 分かりません。少なくともこの3年ちょっとの間には、そういった場面には遭遇してないですけれども、今後のことについては分かりません。

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緊急雇用経済対策について

◆Q
 今日(3月9日)、緊急雇用経済対策本部会議があり、ふるさと雇用再生特別基金事業と緊急雇用創生事業が決定されたということで、あらためてこれを踏まえて県の雇用対策、新規採用を含めた形での決意と、特にこういったものに力を入れたいというものがあれば伺いたい。

■村井知事
 ふるさと雇用再生特別基金事業は、宮城県で使う分が約60億円で、(新たに)雇った方を1年以上雇用するという制度です。それから、緊急雇用創出事業は31億円強で、県の予算を使って6カ月間はぜひ雇用を継続して(創出して)ほしいという制度です。3年間、平成23年度までの事業です。行政側が仕事を発注等して、それをいろいろな方にやっていただいて、新規で人を雇用してくださいという制度です。約4,500人の方が雇い止めになっているような状況で、まずはこの2、3年、景気が回復するまでは国が責任を持って雇用を確保したいという施策ですから、ぜひとも県も積極的に協力し、また市町村にも協力してもらうようにお願いをしてまいりたいと思っております。今後、具体的に事業をお願いしていくことになります。やはりスピードが一番大切だと思っておりますので、スピーディーにやっていただくように、今日は指示いたしました。どの分野をということですが、介護福祉分野から教育文化分野まで10の分野を分けておりまして、どの事業についてもその目的に見合った対策をしっかりやっていかなければならないと思っておりますので、この分野に特に重点をということはあえて差し控えさせていただきたいと思います。

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