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旧有備館及び庭園

国指定 記念物 史跡及び名勝

伊達氏の一門岩出山1万5千石の領主伊達家の学問所で、元禄4年(1691)三代敏親の時、二の丸仮居館の旧建物を用いて家中の子弟を就学させた。初め春学館と称したが、翌5年現在の地に移して有備館と名づけた。御改所と呼ばれる学問所の建物は平屋建で、屋根は四注造茅葺、二方折廻縁をもつもので、庭園に面し、座敷から庭園が一望できる。玄関は裏側についている。素木造の瀟洒な建物で、玄関構や床棚書院のしつらえ、欄間・戸障子など素朴なうちに洗練されたものがある。
庭園は屋山を背景とし、大名庭園型の池を中心とした周囲約500m余の廻遊式庭園で、建物とよく調和した本県内稀に見る名園である。この庭園は、正徳5年(1715)四代村泰の時代に整備され、仙台の茶人清水道竿の作と伝えられる。

旧有備館及び庭園

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